デアゴスティーニ（DeAGOSTINI）の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー＆フレンズ」第61号はスヌーピーグッズ「スヌーピーのミニドール②（全2回）」が出来上がる。後ろ側の布が青いのには少しびっくりしたけれど、特に難しいところもなく無事に仕上げることができた。
タペストリーは秋が「スヌーピーと落ち葉」。冬は「スヌーピーとウッドストック、スノーマンと雪の結晶」。どちらもボリュームがあって時間がかかった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー＆フレンズ』第61号はこんな感じ
第61号は5月28日（火）発売。
厚さ約3.5cm。久しぶりに厚いけど軽い。
開封
表紙のカバー、ダンボールの箱にキット、下に本があるという梱包。
中はこんな感じで箱の割に中身が少なくて拍子抜けした。
今号のキットに入っているべきもの。
今号のキットの内容。
今号のデータ
| 付属品 | 刺繍糸1種 裏布 綿 |
|---|---|
| タペストリー刺繍 | 秋：スヌーピーと落ち葉 冬：スヌーピーとウッドストック、 スノーマンと雪の結晶 |
| スヌーピーグッズ | スヌーピーのミニドール②(全2回) |
| スヌーピーコラム | スヌーピーはしゃべっている訳じゃ ないってって、知ってる？など |
早速始めていく。
秋のタペストリーの刺繍
今号の秋のタペストリーは「スヌーピーと落ち葉」。
制作時間のめやすは4時間。太さのあるアウトラインステッチで大きなモチーフ、時間がかかりそう。
スヌーピーをアウトラインステッチしていく。
耳の中はなんともややこしい。
スヌーピーを黒で刺し終えたら、
葉っぱの周りを刺していく。
葉っぱとラインを刺し終えたら、
葉っぱの中を各色で刺す。まずは緑。
薄茶、赤、茶色で刺して、
スヌーピーの首輪を赤で刺したら出来上がり。
秋のタペストリーの刺繍が完成
センターの大きなスヌーピーはアウトラインステッチの幅が様々で思ったよりも時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
秋のタペストリーが始まって23回目。いよいよ次号で完成する。
冬のタペストリーの刺繍
冬のタペストリーは「スヌーピーとウッドストック、スノーマンと雪の結晶」。
制作時間のめやすは3時間半。前号に続き苦手なウッドストック、モチーフも2つなので時間がかかりそう。
スヌーピーを刺していく。
スヌーピーを刺したら、
ウッドストック。足の周りが細かくて難しい。
次に周りの雪を刺す。
刺繍枠をずらしてスノーマンを刺したら、
ウッドストックの中を刺していく。
苦手なのでガイドラインを引いた。
ウッドストックの足は細かく、目のバランスが難しい。
スノーマンのマフラーを赤で刺して、
雪の結晶をサテンステッチ。これがなんともいえない難しさ。
よくわからないまま雪の結晶を刺し終えて、今号の出来上がり。
冬のタペストリーの刺繍が完成
ウッドストック、雪の結晶が難しく時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
冬のタペストリーが始まって2回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『スヌーピーのミニドール②』
今号は「スヌーピーのミニドール②（全2回）」を完成させる。
制作時間のめやすは1時間。特に難しいところはなさそう。
表布を図案線で裁断したら、青の後布を中表において裁断していく。
周りを半返し縫いで縫ったら、カーブのきつい部分に切り込みを入れて
表に返す。
綿を入れて、返し口を縫い閉じたら出来上がり。
『スヌーピーのミニドール②』完成
特に難しいところはなかったけれど、頭が大きくて首が細いのでバランスが悪い。
きちんと切れ込みを入れたのだけれど、首の細い部分にシワが寄るのが気になる。
全体的にふっくらさせたかったので、しっかり綿を入れた。
まぁまぁの出来上がり。
実際に作ってみて気になったこと
1.刺しづらい部分にはガイドラインを引いた
苦手なウッドストックや葉っぱのサテンステッチは、ガイドラインを引いてから刺した。
2.ミニドールは縫い線を引いた
ミニドールは半返し縫いで縫い合わせるのだけれど、カーブも多くきれいに縫うの難しいと思ったので、縫い合わせる前に全体に0.5mmに印をつけて、
縫い線を引いてから、
後布と縫い合わせた。
3．ミニドールにキットの綿は全部入れた
キットの綿は空気を抜き圧縮されているので、封を切るとボワっと膨らむのだけれど、
ふっくらさせたいと思って入れていくうちにキットに入っていた綿を全部を使った。もちろん無理して全部使う必要はない。
ちょっとぷっくりしすぎかな…と思う反面、これから先綿が縮むことはあっても膨らむことはないと思うので最初はふかふかで良しとした。
番外編：グッズのラインナップ一覧が更新された！
ふと確認したら24年5月に公式HPのスヌーピーグッズ「ラインナップ一覧」が更新されていた。63号以降の写真はないのでどんな感じかよくわからないが、何を作るかは75号（12月10日発売）までわかるようになった。
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- まち針
あったら便利なもの
まち針
ミニドールで後布を裁断するときや縫い合わせるときにまち針を使った。
百均でも手芸店でもいろんな種類が販売されているけれど、筆者が使っているまち針は、クロバー「シルク待針（耐熱）」。希望小売価格638円（税込）。
薄地〜普通地用、太さ0.5mm、長さ36mmで約100本入。
耐熱なのでアイロンOK。
小さな頭がミシンがけに便利で、頭部がガラス製でアイロンがあたっても溶けない。
プラスチックのケースに入っている。
裏側はこんな感じ。
ケースはパカッと開く。
この部分がガラスだとアイロンがあたっても溶けないので安心。そして小さいので、ミシンをかける時に段差が少なく使いやすい。
まち針は使用目的によって極薄地用や厚地用などいろいろな種類があるけれど、スタンダードな普通地用で汎用性が高いクロバーの「シルク待針（耐熱）」は使い勝手が良く愛用している。使い心地は個人差があると思うので一概には言えないが、まち針選びの参考になればと思う。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー＆フレンズ』第61号の感想
秋のタペストリーは本の制作時間めやすが4時間、冬が3時間半、グッズのミニドールが1時間で合計7時間半。前号の11時間に比べるとだいぶ短いけれど、当然のごとく本の目安時間内には出来上がらないので、大変だった。ただこれも、秋のタペストリーが完成する次号でまでと思うと少し気が楽。
今号で完成したスヌーピーのミニドール（全2回）は、後ろ側の布が青でちょっとびっくりしたけれど、特に難しいところもなく仕上げることができてよかった。公式HPのラインナップ一覧では63号（6月25日発売）、64号（7月9日発売）で「チャーリー・ブラウンのミニドール」を作るようなので、今回のスヌーピーと一緒に飾れるシリーズなのかもしれない。
次号は1号で仕上げるスヌーピーグッズ「ピンバッチ」と、タペストリーは秋と冬の2つで秋はいよいよ完成となる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は6月11日（火）発売！
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー＆フレンズ公式HPを確認してください。