アイスノン首もと氷結ベルトは暑い季節に便利だが、純正カバーだけを追加で購入できないため、洗い替え用に困ることがある。
私も実際に使う中で予備カバーが欲しくなり、100均のクールタオルを使って2種類のカバーを自作した。
一つはフィット感と着脱のしやすさを重視したマジックテープ式、もう一つは初心者でも作りやすいスナップボタン式。
どちらも2年以上使っているが、それぞれにメリット・デメリットがあり、おすすめできる人も異なる。
この記事では、2種類を実際に作って使った経験をもとに、それぞれの違いや必要なもの、おすすめの選び方をまとめた。
「まず何を用意すればいいのか」「自分にはどちらが向いているのか」と迷っている人の参考になれば幸いだ。
このページでわかること
- マジックテープ式とスナップボタン式、どちらが自分に向いているか
- カバー自作に必要な材料と、あると便利な道具
- 2種類のカバーを実際に使って分かった違いやおすすめポイント
- 純正カバーとの違いと、自作するメリット・デメリット
- マジックテープ式・スナップボタン式それぞれの詳しい作り方
まず結論|初心者ならスナップボタン式、使い心地ならマジックテープ式
結論から言うと、初心者ならスナップボタン式、使い心地を重視するならマジックテープ式。
スナップボタン式は、少し扱いづらいクールタオル生地だが本体を縫い終えれば、あとは好きな位置に樹脂スナップを取り付けるだけ。100均の打ち具不要タイプを使えば、裁縫に慣れていない人でも比較的作りやすい。
一方、マジックテープ式は、扱いづらいクールタオル生地にマジックテープをきれいに縫い付ける必要があるため、少し難易度は上がる。しかし、その分長さを多少だが調節でき、首へのフィット感や着脱のしやすさは一歩上という印象だ。
※純正のマジックテープはオス3cm・メス8cm便利な反面、装着したときにマジックテープ部分が見えるのが気になったので、オス4cm・メス4cmに変更し、長さ調節の自由度は少し下がるものの、装着時に マジックテープが見えにくくアレンジしています。
実際に2年以上使っているが、どちらも耐久性に大きな問題は出ていない。
「まず1枚作ってみたい」ならスナップボタン式。
「多少手間がかかっても、より使いやすいものを作りたい」ならマジックテープ式。
迷ったら、この基準で選べば後悔は少ない。

カバーを自作する前に必要なもの
アイスノン首もと氷結ベルトのカバーは、100均で手に入る材料を中心に作ることができる。
基本的な材料はマジックテープ式・スナップボタン式ともほぼ共通で、違うのは留め具だけ。
今回使用したクールタオルは、水に濡らすと冷たくなるタイプの生地。布端の始末が不要な反面、少し縫いづらいという特徴があるため、ニット用ミシン糸やクッキングシートを使うと作業がかなり楽になる。
まずは下の図を参考に、必要なものを揃えてほしい。
※実際に使用した材料や道具は、この下で紹介している。

この記事で実際に使用した材料・道具
今回紹介しているマジックテープ式・スナップボタン式のカバーは、いずれも実際に以下の材料・道具を使って作成した。
100均で揃うものも多いが、店舗によっては取り扱いがない場合もある。その場合は、ネット通販や手芸店を利用するとスムーズ。
共通で使用したもの
- クールタオル(100均)20×95cm ※幅20cm推奨
- ニット用ミシン糸(レジロンなど)
- まち針
- ミシン
- ハサミ
マジックテープ式で使用したもの
- 縫製用マジックテープ
スナップボタン式で使用したもの
- 樹脂スナップボタン(打ち具不要タイプ)
- 目打ち(樹脂スナップの取り付け時の穴開け)
あると便利だったもの
- クッキングシート(ミシン掛けがしやすくなる)
以下では、それぞれ実際に使用したものや、100均で見つからない場合の代用品も紹介している。
クールタオル
今回紹介しているマジックテープ式・スナップボタン式は、どちらも100均で販売されているクールタオルを使って作成した。
様々な種類が販売されているが、幅が20cmあるものを推奨。20×95cmだと作りやすい。一方、幅が17.5cmだと、周りのほつれ止め(ロックミシンで処理された部分)をほどく必要があり、工程が1つ増え、コツがつかめないとこの作業はやっかい。
クールタオルは水に濡らすと冷たくなる生地で、薄手のため純正カバーよりも冷たさを感じやすく、乾きやすいのが特徴。
店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、見つからない場合はネット通販を利用するのも選択肢になる。
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ニット用ミシン糸(レジロンなど)・針
クールタオルは少し伸縮性があるため、一般的なミシン糸よりもニット用ミシン糸と針の方が縫いやすく、糸切れもしにくい。
実際に今回の2種類のカバーも、ニット用ミシン糸で作成している。
100均でも似た商品が見つかることがあるが、見つからない場合は手芸店やネット通販を利用すると探しやすい。
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縫製用マジックテープ
マジックテープ式で使用したのは、ミシンで縫い付けられる縫製用マジックテープだ。
長さを自由に調節できるため、自分の首に合わせたフィット感に仕上げられるのが大きなメリット。
100均でも購入できるが、ベーシックな黒や白などが多く色の種類は少なめ、希望するものが見つからない場合はネット通販も選択肢になる。
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樹脂スナップボタン(打ち具不要タイプ)
スナップボタン式では、100均で販売されている打ち具不要タイプの樹脂スナップボタンを使用した。
専用プライヤーが不要で、目打ちで穴を開けて好きな位置に取り付けるだけなので、裁縫初心者でも扱いやすい。
100均で見つからない場合は、ネット通販でも同じような商品を購入できる。
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クッキングシート
クールタオルは柔らかく伸びる生地なので少しミシンで縫いづらい。
- 縫い始めに生地がミシンの針板へ巻き込まれる
- 生地が伸びて縫い目が波打つ
- 布がうまく送られない
そんな時は、ミシンをかける際にクッキングシートを一緒に縫うと作業しやすくなる。
家庭にあるもので代用できるため、わざわざ購入する必要はないが、初めて作る人には試してほしい方法。
目打ち
目打ちは、樹脂スナップボタンを取り付ける穴を開ける際に使う。
表に返した布の角を出すなど細かな作業がしやすくなるため、一つ持っておくと手芸全般でも役立つ。
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アイスノン首もと氷結ベルト本体
この記事ではカバーの自作を中心に紹介しているが、まだ本体を持っていない場合は、アイスノン首もと氷結ベルト本体もあわせて確認しておきたい。
マジックテープ式・スナップボタン式・純正カバー比較
ここでは、実際に作ったマジックテープ式とスナップボタン式、そして手元にある純正カバーを比較した。
どれが一番良いというよりも、重視するポイントによって向いているカバーが変わる。
| 比較項目 | マジックテープ式 | スナップボタン式 | 純正カバー |
|---|---|---|---|
| 作りやすさ | △ | ◎ | ー |
| フィット感 | ◎ | ○ | ◎ |
| 長さ調節 | ◯ | △ | ◎ |
| 着脱のしやすさ | ◎ | ○ | ◎ |
| 冷たさ | ◎ | ◎ | ○ |
| 乾きやすさ | ◎ | ◎ | ○ |
| 洗濯のしやすさ | ○ | ○ | ○ |
| 見た目 | ○ | ◎ | ○ |
| 初心者向き | △ | ◯ | ー |
| おすすめな人 | 使い心地を重視したい人 | 初めて自作する人 | ー |
マジックテープ式は、面で留められるためフィット感が高く、着脱もしやすいのが魅力。一方で、マジックテープの位置は、着用時に一番目立つ場所。クールタオル生地にマジックテープをできるだけきれいに縫い付けたいので、作る難易度はやや高め。
スナップボタン式は、長さ調節こそしにくいものの、本体を縫ったあとにスナップボタンを取り付けるだけなので、初めて作るならこちらの方が安心。
純正カバーは最初から付属しているので、冷たすぎないような素材を使い、誰にでもフィットするようマジックテープも長めで調節の範囲が広い。しかしカバー単体で追加購入しにくい点がネック。洗い替えを用意したい場合は、自作カバーがあるとかなり便利だと思う。
初めて作るならスナップボタン式。使い心地を重視するならマジックテープ式だ。
この基準で選ぶと、自分に合ったカバーを作りやすい。
マジックテープ式の作り方
マジックテープ式は、フィット感と着脱のしやすさを重視したい人におすすめの作り方。
マジックテープは面で固定するため、自分の首に合わせて多少ではあるが長さを調節でき、動いてもズレにくいのが大きなメリット。また、ボタンを留める必要がなく、子供からお年寄りまでペタッと簡単に着脱できる使いやすさも魅力。
一方で、着用時マジックテープは一番目立つ位置にあり、縫いにくいクールタオル生地にマジックテープをきれいに縫い付けることが仕上がりを左右するので、スナップボタン式と比べると少し難易度が高い。
クールタオル生地をミシンで縫う際にはクッキングシートを使いながら縫うと作業しやすくなる。
現在も使用しているが、フィット感を重視するなら、最終的にはこちらを選びたいと思える仕上がりだった。
スナップボタン式の作り方
スナップボタン式は、初めてカバーを自作する人におすすめの作り方。
本体を縫って形にしたら、あとは自分に合った位置へ樹脂スナップボタンを取り付けるだけ。今回使用したのは100均で購入できる打ち具不要タイプなので、専用プライヤーなども必要ない。
クールタオル生地は少し扱いづらいものの、その難しさは本体を縫う工程まで。マジックテープのように目立つ位置へきれいに縫い付ける作業がないため、裁縫初心者でも完成させやすい。
長さ調節はできないが、自分に合った位置へスナップボタンを取り付ければ、普段使いで不便を感じることはなかった。
「まずは1枚作ってみたい」「できるだけ簡単な方法で挑戦したい」という人には、こちらの方法をおすすめしたい。
よくある質問
Q. ミシンがなくても作れる?
手縫いでも作ることは可能だが、直線で縫う部分が長いので、ミシンで作るよりも出来上がるまでに時間はかかる。
Q. クールタオル以外の生地でも作れる?
もちろん作ることは可能。その場合、生地(綿・麻など)によっては布端がほつれでこないよう処理が必要。
この記事では実際に使用して快適だったクールタオルを使っている。
水に濡らすと冷たくなる生地で、薄手のため純正カバーよりも冷たさを感じやすく、乾きやすい点が気に入っている。
Q. 洗濯機で洗える?
洗える。
どちらの自作カバーも洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っている。乾燥機は使用せず自然乾燥しているが、現在も問題なく使えている。
Q. 純正カバーだけ購入できる?
現時点では、純正カバーのみの単品販売は見当たらない。
そのため、洗い替えが欲しい場合は、自作するのが現実的な選択肢になる。
Q. 初めて作るなら、どちらがおすすめ?
裁縫にあまり慣れていない人が初めて作るならスナップボタン式がおすすめ。
本体を縫い終えれば、あとは樹脂スナップボタンを取り付けるだけなので、初心者でも挑戦しやすい。
一方、フィット感や着脱の簡単さを重視するならマジックテープ式がおすすめ。少し難易度は上がるが、長さが多少調節ができて、子供からお年寄りまでペタッと着脱が簡単。
まとめ
アイスノン首もと氷結ベルトのカバーは、100均のクールタオルを使えば比較的手軽に自作できる。
実際にマジックテープ式とスナップボタン式の2種類を作って使ってみたところ、それぞれに違った良さがあった。
- できるだけ簡単な方法で作るなら、スナップボタン式
- フィット感と着脱のしやすさを重視するなら、マジックテープ式
どちらも2年以上使用しているが、大きなトラブルはなく、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い、自然乾燥するだけで現在も問題なく使えている。
また、純正カバーは単品販売が見当たらないため、洗い替えを用意したい人にとって、自作は十分現実的な選択肢になる。
まずは診断チャートで自分に合ったタイプを選び、必要な材料を揃えたら、詳しい作り方の記事を参考にしてほしい。
更新履歴
2026年7月
・マジックテープ式・スナップボタン式の比較記事を公開
・診断チャート、必要なもの一覧を追加
