【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第29号:55個のフレンチナッツステッチの大きさを揃えるのは至難の業

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第29号はスヌーピーグッズ「ミニバッグ③」でバッグの正面にスヌーピーのアップリケをする。タペストリーは縦長の鎖とマリン柄を刺繍するのだけれど、鎖のフレンチナッツステッチが難しい…実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第29号はこんな感じ

第29号は3月7日(火)発売。

厚さ約1.2cm。

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開封

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

チラシが入っているぞ。「今なら4つの人気シリーズを創刊号から始められる!」らしい。

裏面は、コンパクトサイズのハウスが全30号でつくれる!週刊「つくってあつめるスヌーピー&フレンズ」。

申込期限は2023年7月31日で、先着300名まで。

全30号でコンパクトハウスが出来上がるらしい。週刊なので、半年ぐらいで終わるってことかな?気になるのはお届け予定「月1回4〜5号分をまとめてお届けします。」って、月1回届くなら週刊ではなくもはや月間じゃんって思ってしまう。

横道にそれてしまった…早速始めていく。

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その1.タペストリーの刺繍

今号では「鎖とマリン柄」を刺繍する。制作時間のめやすは2時間半。前号が3時間だったので、それよりはボリュームが少ないのかもしれない。

舵輪から刺していく。

舵輪がおわったら、

貝を刺して、次はヨット。

ヨットが終わったら、枠をはめ直して

ヒトデを刺す。

枠をはめ直してもう1つの舵輪を刺す。

舵輪の中をサテンステッチ。

枠をはめ直してもう1つの舵輪の中を刺す。

次は貝。

そしてヨット。

枠をはめ直してヒトデ。

枠をはめ直しながら鎖を刺して。

フレンチナッツステッチをして、

これで完成。

タペストリーの刺繍完成

どうにか刺し終えたけれど、思ったよりも時間がかかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

夏のタペストリーが始まって今号で10回目。両端の縦のモチーフが完成した。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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その2.スヌーピーグッズ『ミニバッグ③』

本の制作時間のめやすは1時間。今号ではバッグ正面にスヌーピーのアップリケをする。1時間で終わるとは到底思えないけれど…

フェルトのスヌーピーを切り取り、ボンドを少量をつけて表布に仮どめして、

たてまつりで縫い付ける。

スヌーピーのまわりを刺繍して、

目・鼻・耳をサテンステッチして、

首輪を刺してアップリケは完成。

次に持ち手を縫い付ける工程と、

紺色の内布を裁断する工程があるのだけれど、これらは次号にまとめて作業することにする。

『ミニバッグ③』完成

アップリケしていたら布のまわりがほつれてきた。本の制作時間のめやすは1時間だけれど、結構時間がかかった。

前述の通り、本来はバッグの持ち手をつけて内布を裁断するまでが今号の工程なのだけれど、この2つは次号に持ち越すことにした。なぜかというと筆者はミシンで仕立てるので念の為、次号のバッグの仕立て方を確認してから内布を裁断して持ち手を付けたいと思っているから。

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実際に作ってみて気になったこと

今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。

1.タペストリーの刺繍は枠を何度もはめ直す必要あり

今回のモチーフは縦長なので、1つ1つのマリン柄のまわりを刺すとき、サテンステッチをするとき、鎖を刺すとき、フレンチナッツステッチをするとき度々枠をはめ直して刺し進める必要がある。仕方のないことだけれどこれが結構面倒だった。

2.タペストリーの鎖のフレンチナッツステッチは難しかった

本には「フレンチナッツステッチの大きさがそろうときれいに見えます。大きさに注意して刺しゅうしましょう。」とあるけれど、鎖のフレンチナッツステッチは全部で55個。

さらにアドバイスには「フレンチナッツステッチはふんわり仕上げましょう。糸は軽く一定の力加減で引き、針を裏に抜きます。…」と書いてある。55個のフレンチナッツステッチを軽く一定の力加減で引いて大きさを揃えてふんわりと仕上げるなんて、難しすぎてできませんでした。

3.ミニバッグのアップリケをしたら布のまわりがほつれた

アップリケをしている最中から気になったのは本体の布のまわりがほつれてくること。そして出来上がってアイロンで整えて幅をはかってみると、アップリケをしたあたりの横幅が少し短くなってしまっているので、仕立てるときに縫い代で調節することになりそう。

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あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ
  • 定規

あると便利なもの

ボンド→アップリケの仮どめに使う

今号のデータ

付属品

刺繍糸2種
プリント済みフェルト
内布

タペストリー刺繍

鎖とマリン柄

スヌーピーグッズ

ミニバッグ③
(全4回)

スヌーピーコラム

スヌーピーの大好物、
なにか知ってる?
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第29号のまとめと感想

実際に作り終えて今号の良いところとイマイチなところをまとめてみた。

良いところ
  • 刺繍の説明は写真付きで手順がわかりやすく書かれている
イマイチなところ
  • フレンチナッツステッチをきれいに仕上げるコツがよくわからない
  • 鎖の途中のフレンチナッツステッチがうまくいかなかった時の直し方(ほどき方)がわからない

タペストリーの刺繍は縦長なので何度も刺繍枠をはめ直す必要があって、それが少し面倒に感じた。55個ある鎖のフレンチナッツステッチを大きさを揃えてきれいに仕上げるのは難しく、途中でうまくいかなかった時のリカバリーの仕方がわからないので、妥協して終わらせた感じ。

ミニバッグはアップリケをしたことで、多分布がつれて横幅が少し短くなってしまった。次号でバッグに仕立てる時に短くなった分を縫い代で調節して大きさをあわせることになりそう。

そして前述の通りミニバッグを筆者はミシンで仕立てる予定なので、次号のバッグの仕立て方を確認してから今号の持ち手つける&内布の裁断をすることにした。

次号で全4回のミニバッグが出来上がるので楽しみ。

次号は3月20日(月)発売!

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番外編:今後のラインナップ一覧が更新されていた!

デアゴスティーニのHPの今後のラインナップ一覧が2023年3月に更新されて、8月8日発売の第40号までのスヌーピーグッズのラインナップがわかるようになった。

一覧を見てみると、嬉しいのは次号でミニバッグの全4回が終わった後は、1〜2号でグッズを作り終えることができること。以前は4〜5号で1つのグッズを作ることがあったけれど、間延びしてしまってやる気が削がれるので長くても2号で出来上がるのは助かる。

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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