【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第2号:残念な刺繍枠はネジ固すぎ!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第2号はどんな感じなのか?いよいよイニシャルハンカチが完成する今号を、実際に作って気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第2号はこんな感じ

第2号は2月22日(火)発売。書店では平積みになっていたので、発売日に気軽に購入できた。

中はこんな感じ。今号からは1390円で、刺繍枠がキットに入っている。

全員プレゼントとは?

創刊号から第25号まですべての号を購入すると全員もらえるプレゼント。第2号のマガジンのチラシ部分に応募ハガキが入っていた。

デアゴスティーニの直送の定期購読の人には自動的に送られてくるけれど、書店で購入する人は25号分の応募券25枚を「応募専用はがき」で、送る必要がある。

全員プレゼントの応募券は箱のこの部分にある赤い三角。

応募券を貼り付ける専用はがき。書店で購入して、もしかしたら25号まで続けて応募するかも…という人は創刊号から毎号の応募券を切り取って保存しておくことをお忘れなく。

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開封

入っていたもの。

入っているべきものはちゃんと入っていた。マジックペーパーには期待したい。

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その1.レッスン布でステッチの練習

今回できることは3つ。ちなみに筆者は刺繍を習ったことはないが、刺繍をしたことはある。縫い物は日々何かしら作っているので、初心者ではないと思う。

これがレッスン布。今回使用するステッチの練習はしなくても大丈夫そうなので、ここはスキップする。創刊号ほど本には詳しい説明はないが、QRコードが記載してあるので動画でやり方を確認できる。

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その2.タペストリーの刺繍

今号では屋根の上のスヌーピーと蝶を刺繍する。制作時間の目安は2時間。まぁ筆者の場合、この制作時間では全く出来上がらないことが前号でわかったので、難しさのバロメーターとして考えることにする。前号は1時間30分だったので、今回の方が時間がかかって難しいということだな。

よし、キットの刺繍枠を使って始めよう。

問題発生!

ここで問題発生

ネジが固くて回らない!!! どういう事???

必死にやってどうにか回したけれど、おかげで指が痛い…ハズレを引いたのか?

試しに布を挟んでみたけれど、ピンッと布を張るためにネジを閉めるのも一苦労でなかなかきれいに布を張れない。

あきらめて自分の刺繍枠を使おうと、挟んだ布を外すためにネジを緩めるのも大変…指が痛い。これは一体どういう事?刺繍のシリーズで入ってくるキットの刺繍枠がイマイチという致命的な残念さ。

不良品なのか?使い方が普通の刺繍枠とは違うのか?チラシに問い合わせの連絡先があったぞ。

そうだよね、使い方わからない人もいるよね”お気軽にお問い合わせください”なんて親切だなぁと思ったのもつかの間。メールでの問い合わせは本会員登録が必要で、通話無料プランに入っていても無料通話の対象外となる悪名高い0570(ナビダイヤル)なのかいっ!”お気軽”な感じじゃないぞ。

問い合わせ番号がナビダイヤルだと、問い合わせてほしくないのかな?と勝手に思ってしまう。

定期購読受注の電話番号は0120(フリーダイヤル)なのね。全ての電話番号が0570(ナビダイヤル)ならともかく、受注の番号はフリーダイヤルって…

悪戦苦闘の末、この刺繍枠をどうにか使って刺繍を始めてみる。

無事タペストリーの刺繍完成

付属の刺繍枠と格闘するのは指も痛いし疲れる。はじめは頑張って使ってみたが、布をピンと張るのが難しく途中から自前の刺繍枠を使って完成させた。

赤い屋根の部分はサテンステッチの縦の幅が長く、面積も広いのでちょっと難しかった。この縦の幅の長いサテンステッチのコツとポイントが本や動画にあったら良いのにと思う。

今号で刺繍したのはタペストリー全体のこの部分。

まだまだ先は長い。

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その3.ハンカチに刺繍する

前号作ったハンカチに、イニシャルとスヌーピーとウッドストックの刺繍をする。制作時間のめやすは今までの最長で2時間30分。

イニシャルをチャコペーパーでハンカチに写してから、マジックペーパーを貼り付けて刺繍をする。イニシャルはスヌーピーの「S」にした。

イニシャルの刺繍は難しい

イニシャルのアウトラインステッチはちょっと難しかった。選ぶ文字によると思うけど「S」は細い部分が少なく、なかなか上手くできそうになかったので、アレンジして文字全体をサテンステッチのように、みっちりうめて刺してしまった。おかげでイニシャル部分は少し盛り上がってプックリして個人的にはいい感じになったと思う。

ただ、今後この色の糸を他のもので使うことがあって足りなくなるのかもしれない。その時は同じ色の糸を別途用意することになるのでご注意いただきたい。

ウッドストックは小さいので、ひと針で雰囲気が変わってしまうので少し大変だった。

マジックペーパーは溶けるのか?

本当に溶けるのか?ぬるま湯につけたら無事にきれいに溶けた。すごいぞマジックペーパー!

アイロンをかけて無事完成!

出来上がりは約38.8cmになった。

ハンカチにしてはちょっと生地が厚い気がするけれど、完成してよかった。

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実際に作ってみて気になったこと4つ

第2号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。

1.残念すぎる刺繍枠

個体差があるのかもしれないが、筆者の刺繍枠はネジがとにかく固くて回しにくいし使いづらい。ゆるゆるの時は回せるが、布をピンと張る為にネジを締めていけばいくほど固くなり、固く締めたものを緩める時も当然固い。

ドライバー使って締めたり緩めたりするのか?ちゃんと締められていなかったからなのか、刺繍の途中で張っていた布が緩んできたりしたのでギブアップして自前の刺繍枠を使った。

2.ステッチの説明が少ない

今回の刺繍で難しいと感じたのは、赤い屋根の部分のサテンステッチとイニシャルのアウトラインステッチ。この部分の詳しい刺し方、コツやポイントが本の説明では足りないと思う。もちろんこの部分に特化した動画も見当たらない。

これで初心者は大丈夫なのか?せっかく動画で説明してくれるなら、その号で作る同じものを使って、最初から完成するまでの動画にしてくれたらわかりやすいのにと思う。

3.洗濯はお勧めしないけど水につけても良かったの?

創刊号でハンカチを作ったときに、地の目を通すのに筆者は自己責任で水通しをした。これは本にはない工程だったので、どうしようか非常に悩んだ。

しかし、今号ではマジックペーパーを溶かすのにぬるま湯につけるという工程がある。この矛盾は…きっと洗濯はおすすめしないけれど、ぬるま湯につけるのは良かったということなのだろう。水通しで悩んだ筆者としては、ぼんやりする結果だ。

HP「よくある質問」より

4.刺繍初心者でも楽しめるのか?

そもそも”初心者から上級者まで楽しめます”ということだけれど、初心者は楽しめるのか?創刊号はともかく第2号はちょっと難しいところがあったので、もう少し詳しい説明があっても良いと思う。たとえ難しくても初心者がわかるように懇切丁寧な説明や動画があればきっと楽しめるだろう。

感じ方は人それぞれだと思うが、もしも自分が刺繍を初めてやったとしたら今号は悪戦苦闘したと思う。本にある「制作のめやす」の時間も、その時間内で作り終えたことがない筆者がいうのもなんだが、中級者または上級者を対象にしているのかもしれない。

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あったら便利なもの

本には書いてないが、説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

ハサミ
定規
アイロン
タオル(仕上げのアイロンがけに使う)
アイロン台

あると便利なもの

・水で消える極細チャコペン(チャコペーパーで写したイニシャル図案が薄いときに線をなぞっておくとはっきり見えて刺繍しやすい)

第2号のデータ

付属品

刺繍枠
レッスン布

マジックペーパー
チャコペーパー
トレーシングペーパー
セロハン

刺繍糸2種

タペストリー刺繍 屋根の上のスヌーピーと蝶々
スヌーピーグッズ ハンカチに刺繍して
完成させる
スヌーピーコラム

スヌーピーにはもう一人
飼い主がいたよ。知ってる?
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第2号のまとめと感想

実際に作り終えて第2号の良いところと残念なところをまとめてみた。

良いところ
  • マジックペーパーは図案の写しが不要で水に溶けるスグレモノ
残念なところ
  • 刺繍枠はネジが固く非常に使いづらい(個体差があるのかも)
  • 刺繍枠のクオリティを考えると1390円は高く感じる

次号第3号は3月8日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

第2号は付属の刺繍枠に苦戦して、自前の刺繍枠で制作するという思わぬ結果に。刺繍はちょっと難しいところもあって、出来上がるまでに思ったよりも時間がかかった。まだまだ刺繍が上手ではないので号を追うごとに徐々に上達できたらいいなと思う。

第3号は今まで一度もやったことのない「パンチニードル」がキットに入ってくるようなので、「パンチニードル」初心者の筆者がどこまで作れるのか?本と動画の詳しい説明に期待したい。

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