デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第37号はスヌーピーグッズ「ピンクッション②」でピンクッションが完成する。最初から最後までほぼ巻きかがりで組み立てるので、得意なら簡単、苦手なら大変だ。タペストリーは「ウッドストックと雲」を刺繍する。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第37号はこんな感じ
第37号は6月27日(火)発売。
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厚さ約3cm。久しぶりにしっかりとした厚さ。
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開封
表紙のカバー、キットはダンボールのケースと、下に本があるという梱包。
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いつもはくり抜かれたダンボールに挟まっているのだけれど、今回は箱になっている。
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中を開けるとこんな感じで梱包されている。
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今号のキットに入っているべきもの。
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今号のキットの内容。
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今号には秋のタペストリーの図案布が入っているけれど、今号では使わない。
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秋のタペストリーは縦の図案。
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今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 手芸綿 秋の図案布(今号では使用しません) |
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タペストリー刺繍 | ウッドストックと雲 |
スヌーピーグッズ | ピンクッション②(全2回) |
スヌーピーコラム | ウッドストックの仲間って何羽? 知ってる?など |
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号では「ウッドストックと雲」を刺繍する。制作時間のめやすは2時間半。前号と前々号が2号続けて4時間だったので、大きめのウッドストックがいるけれど、気持ちはだいぶ楽。
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まずはウッドストックを黒で刺していく。
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ウッドストックの外側が刺し終わったら、
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次は雲を刺していく。
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雲は全部で3つ。
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ウッドストックの中をサテンステッチしていく。苦手なのでガイドラインを引いた。
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頭が刺し終わったら、
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体と羽を刺して、
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足と尾を刺して、最後に黒で目を刺したら今号の出来上がり。
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タペストリーの刺繍完成
苦手なウッドストックがちょっと大きめで、その分サテンステッチも手こずったけれど、ウッドストックの表情が単純だったので助かった。
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今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
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夏のタペストリーが始まって今号で18回目。あとは真ん中のモチーフを残すのみ!
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スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『ピンクッション②』
本の制作時間のめやすは2時間。今号で完成するので、なるべくきれいな形に仕上げていきたい。
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まずは屋根になる赤のフェルトを図案線で裁断する。
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内・外の屋根をそれぞれ巻きかがりで組み立てていく。
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内・外を巻きかがりで合体させる。
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前号で裁断した本体を巻きかがりで組み立てていく。
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全てのパーツをくっつけたら、巻きかがりで立体にしていく。
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綿を入れる部分はあけておく。
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綿を少しずつ入れていく。
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形良く綿を入れたら、上の部分を巻きかがりでとじる。
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本体に屋根を縫い付けて、
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ピンクッションの完成。
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『ピンクッション②』完成
特に難しいということはなかったけれど、なにしろずっと巻きかがり。フェルトは柔らかく扱いやすかったことが救い。巻きかがりはいまいちきれいにできなかったけれど、形になって良かった。
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横から見るとこんな感じ。
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針を刺してみる。
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まぁまぁの出来といったところ。
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実際に作ってみて気になったこと
今号で実際に作ってみて気になったことなどまとめる。
1.タペストリーのウッドストックのサテンステッチはガイド線を引いた
今回のウッドストックは少し大きめ。筆者はサテンステッチが苦手なのでガイドの線を引いてステッチをした。それでもなかなかきれいにはできなかったけれど、線を引いたほうが刺しやすかった。
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2.ピンクッションの巻きかがりのコツなどもう少し詳しく教えて欲しい
今回のピンクッションではなにしろ巻きががりが多い。どのくらいの針目で縫うのか、立体的に巻きかがりをする時に角の部分をきれいにする縫い方のコツや、縫い終わりの玉止め・糸の処理など本には書いていないので、詳しく教えてほしい。
3.ピンクッションの綿は全部は使わなかった
ピンクッションの綿は少しずつちぎって端から詰めるように本では説明されている。それに従って様子を見ながら詰めていくと、どう考えてもキットの綿全部を入れるとパンパンで丸くなってしまう。
また、「綿は角が出るように、端からつめます。家が丸くならないように気をつけましょう。」と書いてあるので、なるべくギュウギュウに詰めながらも丸くならないように綿は無理して全部は使わなかった。ただ、キットの綿の量は個体差があると思うので、使う量は様子を見ながら調節する必要がある。
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あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- まち針
百均でも手芸店でもいろんな種類が販売されているけれど、筆者が使っているまち針は、クロバー「シルク待針(耐熱)」。希望小売価格638円(税込)。
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薄地〜普通地用、太さ0.5mm、長さ36mmで約100本入。
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耐熱なのでアイロンOK。
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小さな頭がミシンがけに便利で、頭部がガラス製でアイロンがあたっても溶けない。
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プラスチックのケースに入っている。
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裏側はこんな感じ。
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ケースはパカッと開く。
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この部分がガラスだとアイロンがあたっても溶けないので安心。そして小さいので、ミシンをかける時に段差が少なく使いやすい。
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まち針は使用目的によって極薄地用や厚地用などいろいろな種類があるけれど、スタンダードな普通地用で汎用性が高いクロバーの「シルク待針(耐熱)」は使い勝手が良く愛用している。使い心地は個人差があると思うので一概には言えないが、まち針選びの参考になればと思う。
あると便利なもの
・ペン先の細いチャコペンまたはフリクションペン
タペストリーのウッドストックのサテンステッチのガイドラインを引くのに使った。
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今回筆者が使用したのはこちらのパイロット「フリクションファインライナー」132円(税込)。こちらはアイロンで印が消える。ただしパイロットのHPの注意事項に「-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。」とあるので、使用する場合は自己責任でお願いします。
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「こすると消えるカラーペン・細字」そう、文房具のフリクションペンの細字タイプ。
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ペン先が細く、全12色とカラーバリエーションが豊富。
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「フリクションファインライナー」は、価格がお手頃でそれなりに細い線で印がつけられ、アイロンで消すことができるのが簡単で良い。ただし、-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があるようなので注意が必要です。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第37号の感想
タペストリーの刺繍は苦手なウッドストックだったけれど、前号とその前の号が「制作時間のめやす4時間」とボリュームたっぷりで苦戦したせいか、それほど難しく感じなかった。
ピンクッションは犬小屋を組み立てるのにずっと巻きかがりをしていた印象。巻きかがりの針目を揃えると仕上がりがきれいなのはわかっていても、なかなかこれが難しくて上手くできなかった。それでもなんとか犬小屋の形に仕上げることはできたので良かった。
次号はスヌーピーグッズ「スヌーピーのバースデーカード」。タペストリーでは、初めてアップリケをする。どんな出来上がりになるのか楽しみ。
次号は7月11日(火)発売!
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詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。