業務スーパーの「アジアンインスタントスープ」と「本日のスープ」6種飲み比べ

業務スーパーの商品の中から、今回はインスタントスープを6種飲み比べしてみることにした。「アジアンインスタントスープ」シリーズの「マッサマンカレー」「グリーンカレー」「トムヤム」「シーフード」の4種と、「本日のスープ」のシリーズ「ビスク」「クラムチャウダー」2種の合計6種だ。

どのスープを買えばいいのか分からない。そもそも美味しいのか？そんな疑問に答えるべく、1つずつ実食レポつきで紹介していこう。

全部がアジアンではなかった

同じ棚に置いてあったスープは6種類。全部がアジアンインスタントスープかと思いきや、そうじゃないインスタントスープが2種類混じっていた。しかし原産国は全てタイ。もしかしたらアジアンな感じかもしれない、そう思って全部飲み比べてみることに。

アジアンインスタントスープはこの4種類。シーフード、マッサマンカレー、トムヤム、グリーンカレーだ。シーフードだけどこら辺がアジアンなのかは分からないが、きっとアジアっぽい味付けなのだろう。

順番に飲んでみてそれぞれの感想を紹介していこう。

まずはアジアンインスタントスープだと思ったら違った「本日のスープビスク」からいってみる。写真では濃厚そうな雰囲気が漂っているがどんな感じだろうか。

原材料と成分表示。「オートミールを加えると、かんたんリゾット風に！」と書いてあるが、今回は普通にお湯を入れて飲んでみよう。

中を開けると3つこんな感じで入っている。よく見ると「BISQUE」の文字が。

袋をカップに開けてみたが、写真のような赤っぽさはあまりない。確かに赤っぽい粉末は入っているが、本当に写真のような色になるのか不安が過ぎる。

箱に書いてあるとおり160mlの熱湯を注ぎかき混ぜると、写真のような赤いスープになった！

スープは少しとろみがあるタイプ。一口飲むとエビっぽい風味がする。トマトの酸味も少し感じる。だが、コクがない。多分エビだと思うのだが匂いがして、苦手な人には無理っぽい風味だ。

ビスクと言われればそんな気もするが、トロっとしたエビ風味のコクのないスープと言った感じだ。残念ながら微妙過ぎてこれはリピはないだろう。

■商品データ

次も「本日のスープ」シリーズだ。パッケージの写真は美味しそうだが、ビスクの件もあるのであまり信じないようにしよう。

原材料と成分表示。「温めた牛乳を加えると、よりクリーミーに！」と書かれているが、今回は普通にお湯で作ることにした。

中はやっぱり具はない。ただ、パセリのようなものがちらほらある。

お湯を注ぐとパセリっぽいものが結構入っていた。香りはちゃんとアサリの匂いがするが、果たして大丈夫だろうか…

アサリの風味はするが貝自体は入っていない。値段を考えれば悪くはないが、いかんせん分量どおりのお湯の量だとしょっぱい。そこでもう少しお湯を足してみることにした。すると途端に飲みやすくなる。

ただ、貝のエグみがあるので、苦手な人は無理な風味だ。ビスクに比べてこちらのほうが一応コクはあった。

■商品データ

先の2つがどうにも微妙な感じのスープだったので、あまり期待はしていないが、ここからはアジアンインスタントスープシリーズの紹介だ。

まずはマッサマンカレーだ。カレー味なのだから、さすがに酷い事にはならない気がする。

こっちにはアレンジの提唱はないらしい。本格マッサマンカレースープが簡単に楽しめるとあるが、どんな感じだろうか。

中身はスパイスそのままのような粉末だ。

粉末と同じ色のスープになった。既にスパイシーな香りが凄くするぞ。これは期待できる。

飲んでみるとまさにカレー！だからといって辛いタイプのものではなく、まろやかなタイプのカレーだ。ココナッツミルクのまったりした感じに、スパイスの風味が加わっている。

スープだからパンなどと合わせて飲むことが多いと思うが、これはご飯にかけてもいける気がする。即席スープカレーといった商品で、普通に美味しかった。リピ確定の商品だ。

■商品データ

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次もカレー繋がりで「グリーンカレー」をいってみよう。マッサマンカレーが美味しかったので、こちらも期待できる気がする。

さわやかな辛味とコクとあるので、マッサマンと違ってこちらは辛いのかもしれない。

粉末は淡い緑色だ。こちらは中に具っぽいものもちらほら見えるぞ。

お湯を注いでみると、より緑色が濃くなった。グリーンカレーのあの匂いが立ち上る。

こちらもミルキーでまったりした味だ。飲んでいる最中はそんなに辛くないのだが、後から辛さがやってくる感じだ。辛さはあるがピリ辛なので、辛すぎて飲めないということはない。パクチーなのかレモングラスなのか、グリーンカレーな香りがとにかくする。

いわゆるスープカレーといった感じで、こちらもご飯にかけてもよさそうだし、そうめんのつけ汁として食べるのも美味しそうだ。これもリピ確定だ。

■商品データ