かつて東京にも店舗があったカレーチェーン「リトルスプーン」。
そのリトルスプーンの冷凍カレーを、北海道どさんこプラザで発見。懐かしさもあって、久しぶりに食べてみることにした。
今回購入したのは、創業当時の味を再現したという「ノーマル(中辛)」。
一口食べると「ああ、こういう味だったな」と、昔お店で食べた記憶がよみがえってきた。実際に食べて感じた味や辛さ、トッピングとの相性などを紹介する。
リトルスプーンとは?かつて東京にもあったカレー店
リトルスプーンは、1999年に北海道・札幌で誕生したカレー専門店。2004年には東京にも進出し、最盛期には全国で50店舗以上を展開していた。
玉ねぎの甘みを生かした、とろみのある濃厚なルーが特徴で、ご飯の量や辛さ、トッピングを選べるスタイルも人気だった。
その後、店舗数は減少し、2012年頃までに全店舗が閉店。しかし、カレーの味は冷凍食品やレトルト商品として受け継がれてきた。
そして2026年7月には、札幌で約14年ぶりとなる専門店が復活している。
今回購入した冷凍カレーも、創業当時の味を再現したという商品。かつて東京の店舗で食べていた身としては、懐かしい味に再会できるのが何より嬉しい。
冷凍カレーの価格・内容量・栄養成分

今回購入したのは、リトルスプーンの冷凍カレー「ノーマル(中辛)」。北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」で、税込357円で販売されていた。
なお、クリームシチューもあった。そちらはそちらでどんな味か気になるが、今回はカレーを購入した。
オレンジ色のパッケージには、おなじみのリトルスプーンのロゴが大きく描かれている。
商品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | リトルスプーン ノーマル(中辛) |
| 購入店 | 北海道どさんこプラザ |
| 購入価格 | 357円(税込) |
| 内容量 | 180g |
| 辛さ | 5段階中3(中辛) |
| 保存方法 | 要冷凍(?18℃以下) |
※価格は購入時のもの。
栄養成分表示

1袋(180g)あたりの栄養成分は以下のとおり。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| エネルギー | 232kcal |
| たんぱく質 | 5.6g |
| 脂質 | 15.5g |
| 炭水化物 | 17.8g |
| 食塩相当量 | 2.3g |
※カレーのみの数値。ご飯やトッピングは含まない。
温め方

調理方法は湯せんと電子レンジの2通り。
湯せんの場合は、凍ったまま封を切らずに熱湯へ入れ、5~6分加熱する。
電子レンジの場合は、冷蔵庫で解凍したあと、別の容器に移してラップをかけ、3~5分ほど前から後加熱する。冷凍状態のまま電子レンジで解凍することはできないので注意が必要だ。
今回は湯せんで調理し、ご飯150gに合わせて盛り付け。さらにチーズや目玉焼き、ソーセージなどもトッピングしてみた。
実食レビュー|懐かしいリトルスプーンの味は健在?

温めたカレーをご飯150gと一緒に盛り付けてみた。
ルーはかなりどろっとしていて、いわゆるスープカレーとはまったく違うタイプ。見た目からも濃厚さが伝わってくる。
そして一口食べると、「ああ、リトルスプーンってこういう味だったな」と、昔お店で食べたときの記憶がよみがえってきた。
玉ねぎの甘みと深いコクがある濃厚なカレー

まず感じるのは、玉ねぎの甘みと濃厚なコク。どこをすくっても玉ねぎが出てくるほど、ルー全体にたっぷり溶け込んでいる。
味わいは濃厚で、どこかハヤシライスやデミグラスソースを思わせるところもある。ただし、脂っこさはなく、見た目の重厚さに反して食べやすい。

具材の玉ねぎもしっかり存在感があり、単にとろみが強いだけではない、食べ応えのあるカレーに仕上がっている。
中辛でも意外とピリ辛、スパイス感は控えめ
今回食べたのは中辛だが、思っていたよりもピリ辛。玉ねぎの甘みがありながら、後から辛さもしっかり感じられる。
とはいえ、スパイスの香りや刺激が前面に出るようなカレーではない。クセも少なく、どちらかというとコクと甘みを楽しむタイプだ。
最近よく見かけるスパイスを強調したカレーとは方向性が違うが、だからこそ飽きずに食べられる味でもある。
「ああ、こういう味だったな」と思い出す懐かしさ
昔のリトルスプーンとまったく同じ味かどうかは、さすがに記憶だけでは判断できない。それでも、食べているうちに当時の味を自然と思い出した。
飛び抜けて個性的だったり、何か特別な驚きがあったりするわけではない。けれど、食べるとなんだか安心する。
いわゆるスパイシーなカレーとは違う美味しさがあり、時々無性に食べたくなる。リトルスプーンは、そんなカレーだったことを改めて思い出した。
少なくとも今回の冷凍カレーには、昔お店で親しんだあの味がしっかり感じられた。
チーズ・玉子・ソーセージをトッピング
かつてのリトルスプーンには、さまざまなメニューがあった。
今回はそんな昔のお店を思い出しながら、チーズ、目玉焼き、ソーセージをトッピングしてみた。
チーズ・玉子・ソーセージとの相性は?

まずチーズは、濃厚なルーとの相性が抜群。玉ねぎの甘みにチーズのまろやかさが加わり、さらにコクのある味わいになる。
目玉焼きも相性がよく、玉子のまろやかさがカレーのピリ辛さをやわらげてくれる。
ソーセージを加えると食べ応えもアップ。もともとクセの少ないカレーなので、こうしたトッピングの味を邪魔しないところも魅力だ。
らっきょうを添えると、さらに懐かしい

そして、リトルスプーンといえば個人的に外せないのが、らっきょう。
昔通っていたお店には、自由に食べられるらっきょうが置いてあった。今回も添えてみたところ、これがまた懐かしい。
カレーと一緒にらっきょうを食べると、ますます当時のリトルスプーンで食事をしているような気分になった。
カレーそのものの味はもちろん、トッピングや付け合わせまで含めて楽しむことで、昔のお店の雰囲気を少しだけ再現できた気がする。
180gのルーは少ない?ご飯150gで食べてみた
今回の冷凍カレーは1袋180g。一般的なレトルトカレーと比べると、やや少なめに感じる量だ。
そこで、ご飯150gに合わせて食べてみたところ、ルーが足りなくなることもなく、最後までバランスよく食べることができた。
個人的には、これがなかなか嬉しい。カレーを食べていると、最後にご飯だけが残ってしまうこともあるが、今回はそんな心配もなかった。
ルー自体がどろっと濃厚なので、ご飯ともしっかり絡む。さらに今回はチーズや目玉焼き、ソーセージも加えたため、食事としての満足感も十分だった。
もちろん、ご飯をたっぷり食べたい人には180gでは物足りない可能性もあるが、ご飯150g程度ならちょうどよいバランスだと感じた。
リトルスプーンの冷凍カレーはどこで買える?
今回は北海道どさんこプラザで購入したが、リトルスプーンの冷凍カレーは通販でも購入できる。
かつてお店で食べていた人も、初めてリトルスプーンを知った人も、玉ねぎの甘みとルーの濃厚なコクが特徴のカレーを自宅で楽しめる。
気になる人は、通販での取り扱いもチェックしてみてほしい。
まとめ|懐かしくて、また食べたくなるカレー
久しぶりに食べたリトルスプーンのカレーは、「ああ、こういう味だったな」と、昔お店で食べていた頃を思い出させてくれる味だった。
玉ねぎの甘みとコクが感じられる、どろっと濃厚なルー。中辛は意外とピリ辛だが、スパイスの主張は控えめで、クセも少ない。
チーズや目玉焼きとの相性もよく、らっきょうを添えると懐かしさはさらに増す。昔のメニューを意識して盛り付けたこともあり、自宅にいながらリトルスプーン気分を楽しめた。
特別な刺激や驚きがあるわけではないけれど、食べるとなんだか安心する。そんな飾らない美味しさが、このカレーの魅力なのだと思う。
かつてリトルスプーンに通っていた人にはもちろん、初めて食べる人にもおすすめしたい一品。
そして、しばらくするとまた食べたくなりそうな、そんなカレーだった。
