【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第33号:ペパーミント パティもスヌーピーのワッペンもかなりのボリュームで手こずる

記事内に広告が含まれています。

デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第33号は1回で完成するスヌーピーグッズ「スヌーピーのワッペン」。タペストリーは「ペパーミント パティの水兵さん」を刺繍する。ゴールデンウィーク連休前の発売だからか、ボリュームたっぷりで思ったよりも出来上がるまでに時間がかかった。

実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

スポンサーリンク

『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第33号はこんな感じ

第33号は5月1日(月)発売。

厚さ約1.6cm。

スポンサーリンク

開封

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

デアゴスティーニの他のシリーズを紹介するチラシが入っている。

裏側には「つくってあつめるスヌーピー&フレンズ」の紹介。

「先着300名様まで!」と書いてあるけれど、以前に入っていたチラシにも同じことがかいてあったので、その時から現在に至るまで、まだ300名に達していないということなのだろう。

筆者は刺しゅうで手一杯なので遠慮させてもらうが、興味のある方は受付期限が2023年7月31日(月)受付分までで、予約数に達し次第受付終了するようなのでご注意ください。

早速始めていく。

スポンサーリンク

その1.タペストリーの刺繍

今号では「ペパーミント パティの水兵さん」を刺繍する。制作時間のめやすは2時間半。同じ水兵さんシリーズのチャーリーブラウン、ルーシー、ライナス全て2時間半だったけれど、ペパーミント パティは見るからに髪の毛が大変そうで同じボリュームとは思えない。

まずは帽子から刺していく。

バックステッチなどで刺し進み。

黒で一通り刺し終えたら、

赤で帽子のライン、スカーフを刺して、

旗の中を刺す。

次に髪の毛の中をサテンステッチしていくのだけれど、角度を揃えて刺すのが難しい。

前髪部分は、細かくややこしくて角度を揃えるのがさらに難しかった。最後にスカーフの中の線を刺して完成。

タペストリーの刺繍完成

髪の毛のサテンステッチの方向を揃えるのが難しかった。なぜか同じ水兵さんシリーズでチャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナスは靴を履いているのに、ペパーミント パティはサンダル。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

夏のタペストリーが始まって今号で14回目。だんだん埋まってきた。

スヌーピーグッズに取りかかる。

スポンサーリンク

その2.スヌーピーグッズ『スヌーピーのワッペン』

本の制作時間のめやすは3時間。今号1回で作り上げるので、一通り本の作り方で全体の流れを見てみると結構なボリュームで時間がかかりそう。

まずは前号のキットに入っていたマジックペーパーをフェルトに貼って、チェーンステッチ。

ぬるま湯でマジックペーパーを溶かして乾かす。

えんじのフェルトにもマジックペーパーを使って刺しゅうをして、ぬるま湯で溶かし乾かす。

次にプリント済みのフェルトを図案線で切る。切るだけなのに結構細かくて難しい。先の細いよく切れるハサミの使用をオススメする。

図案をコピーして、スヌーピーの位置を紺のフェルトに合わせる。

位置が決まったらたてまつりで1周刺して、さらに周りに沿って黒でバックステッチする。

顔・手・耳などを刺して、

スヌーピーの周りを黒でバックステッチしたさらに外側に白でバックステッチ。

紺のフェルトを図案の大きさに裁断して、接着芯を貼った白のフェルトに配置。

たてまつりで一周縫い付ける。えんじのフェルトもたてまつり、バックステッチをして、

図案線で白のフェルトを切って、出来上がり。

『スヌーピーのワッペン』完成

フェルトは厚みがあるので細かくステッチしたり、たてまつりがやりづらく、思った以上に時間がかかって大変だった。出来栄えはともかく、なにしろ無事に作り終わることができて良かった。

ワッペンの色味がデニムに合いそうなので合わせてみるとこんな感じ。

スポンサーリンク

実際に作ってみて気になったこと

今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。

1.タペストリーのペパーミント パティの髪の毛は難しかった

髪の毛のサテンステッチの方向をなるべく揃えて刺すのが難しく、手こずった。帽子を被っていてくれたことがささやかな救い。

2.スヌーピーのワッペンの本の説明がちょっとおもしろい

ワッペンを本の工程に沿って作っていると、突然「足裏・アイスの中を刺します。」と書いてある。足裏?アイス???

本来ここはエンジのフェルトをたてまつりしたり、バッグステッチしたりする部分。写真の下の説明はちゃんとワッペンのことが書いてあるので問題ないのだけれど、思わず笑ってしまった。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ33号より

3.マジックペーパーで刺繍をする時には水分にご注意

これが前号のキットに入っていたマジックペーパー。

マジックペーパーは、布に貼り付けて刺繍し、お湯で溶かすことができる便利なシート。注意書きには「湿気の少ない場所で大切に保管しましょう」とある。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ32号より

フェルトに貼り付けて、刺繍した後にぬるま湯で溶けるというのが最大の特徴なので当たり前と言えば当たり前だけれど、手に汗をかいていたり、手がきちんと乾いていないと刺繍している時にちょっとベタベタしてきてしまったので水分にはご注意。

スポンサーリンク

あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ(先の細いもの)
  • 定規
  • 図案を移す紙(またはコピー)
  • セロハンテープ
  • アイロン
  • 布用ボンド

あると便利なもの

  • タオル→フェルトをアイロンで乾かす場合に使う

今号のデータ

付属品

刺繍糸3種
プリント済みフェルト(白)
フェルト2色(紺・えんじ)
接着芯

タペストリー刺繍

ペパーミント パティの水兵さん

スヌーピーグッズ

スヌーピーのワッペン

スヌーピーコラム

チャーリー・ブラウンの家の
ゲストルームって知ってる?など

 

スポンサーリンク

『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第33号の感想

タペストリーの刺繍は前号までと同じく水兵さんシリーズで、1号でペパーミント パティのモチーフ全体が出来上がるので充実感がある。ただし、髪の毛のサテンステッチは方向を揃えるのが難しいので他の水兵さんよりも時間がかかった。

「スヌーピーのワッペン」は1号で完成させるので、いつものグッズよりもボリュームがあった。特にどこが難しいというわけではないけれど、フェルトが重なって縫いづらい部分が多かった。もう少しきれいに作れたかもしれないなという出来栄えだけれど、何しろ作り終わることができて良かった。

今号の発売はゴールデンウィークの連休前だったからなのか?タペストリー、グッズともにいつもよりもボリュームがあって時間のかかる内容だった。

次号のスヌーピーグッズは、全2回で完成する「スヌーピーの顔巾着①」が始まる。ボアの布がキットに入ってくるようなので、ふわふわした手触りの巾着なのかもしれない。どんな感じになるのか楽しみ。

次号は5月16日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

←前回へ第1回から読む

タイトルとURLをコピーしました