先日セリアで『刺しゅう図案プリントクロス』を発見。布に図案を写す手間がないのは嬉しい!中級だけれど多分大丈夫でしょ、と気軽な気持ちで購入。同じモチーフを何度も刺す総柄はどんな感じなのか、中級は難しいのか?使った糸や感想などレポする。
セリア『刺しゅう図案プリントクロス アニマル総柄』の詳細
アニマル総柄シリーズは全4種類で中級。店頭にはペンギンとハリネズミの2種類しかなかった。パッケージの写真ではあと2種類、ゾウとリスがあるようだ。
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こちらがペンギン。本体サイズは約25cm角。
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レシピと図案がプリントされた布が1枚入っている。
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そしてハリネズミ。
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レシピと図案がプリントされた布が1枚入っている。
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セットに入っているのは図案プリント済みの布が1枚とレシピなので、刺しゅうに必要な道具は別途用意する必要がある。
パッケージの裏側に準備するものが書いてある。
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セリア『刺しゅう図案プリントクロス アニマル総柄』を刺していく
まずはペンギンから。
はじめる前に
レシピより一部抜粋
本品はクロス用の薄い生地のため、接着芯を貼って、刺しゅうをしていただくことをおすすめします。
接着芯の貼り方も書いてある親切さ。
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確かに生地は机の木目が透けるような薄さ。何もしない状態だと刺繍していくうちに周りがほつれてきそう。ましてや総柄なのでまわりがほつれたら残念なことになるので、手持ちの薄い接着芯を貼ることにした。
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使用したのはこちらも机の木目が透けるくらい薄い接着芯。
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多分これでいけるはず。
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こちらが接着芯を貼った裏面。しっかりとして良い感じ、これで刺しゅうを始められる。
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レシピにはどの部分をどのステッチで刺すのか書いてある。もちろんアレンジしても良いのだろうけれど、今回はレシピどおりに刺すことにする。
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糸の色は指定されていないので、黒で刺していく。
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くちばしと足はオレンジっぽい色にした。これを繰り返して刺していく。
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全部で同じ刺しゅうを約14個と布端に近い一部を刺して刺繍は出来上がり。
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同じ図案なのでレシピを何度も確認する必要もなく刺せるし、特に難しい部分もなかった。あえて言うならくちばしと足のサテンステッチは少し難しいかもしれないが中級の範囲内だと思う。
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次にペンギンと同じ接着芯を貼ったハリネズミを刺していく。サテンステッチがない分、ペンギンよりも簡単かも。
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全部で同じ刺しゅうを約15個と布端に近い一部を刺して刺繍は出来上がり。
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難しい部分はなかった。
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刺しゅうした布を仕立てる
刺しゅうが出来上がったら、布を水につけて図案を消す。落ちにくい部分は軽く押し洗いするとプリントされた図案はきれいに消えた。
さて、何を作ろうか?作りたいものが思い浮かばないので、レシピにあるアレンジ方法のとおり裏布をつけて正方形のシート状にしておくことにした。
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ペンギン。
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裏はグレーっぽい色にした。
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ハリネズミ。
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裏はベージュ系にした。
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使った糸や注意点など
布にプリントされた図案は水で消えるので、全ての刺しゅうが終わるまでは布を濡らさないよう注意しよう。特に袋から出した布は折りぐせがついているので、接着芯を貼る前にアイロンでピシッと整えたいところだけれど霧吹きなどでうっかり濡らさないように。
参考まで今回使用した糸はこちら。
ペンギンはDMC310(黒)とDMC977(オレンジ)。
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ハリネズミはCOSMOのSeasons8041。茶系のグラデーションで同じモチーフでも微妙に違いがでて面白い。
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作ってみた感想とまとめ
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- 図案がきれいにプリントされていて刺繍しやすい
- 図案線は水できれいに消えた
良かったところは、図案線がきれいにプリントさせているので刺しやすく、線は水できれいに消すことができたこと。図案線のとおりに刺せばきれいに仕上がるのは嬉しい。
- 布が約25cm角で真っ白なので使う用途が限られる
イマイチなところは、110円ということもあり難しいのかもしれないけれど、約25cmの正方形で生地の色が真っ白というのは何を作ろうか筆者はこれと思うものが思い浮かばなかった。生地の色が生成りやグレーだったりしたら良いのになと思った。
中級ということもあってか、特に難しい部分はなくサクサク刺し進むことができた。あえて言うなら、ペンギンのくちばしと足のサテンステッチが少し難しいかもしれない。それでも、1つ1つの図案がシンプルかつ、総柄は同じ図案の繰り返しなので刺し方を覚えたら、レシピを何度も確認する必要がなかったので楽しく刺すことができた。
布に図案を写す手間のないセリアの「刺しゅう図案プリントクロス」は、刺繍を始めてみようという初心者にも、久しぶりに刺繍をしてみようかという経験者にもお財布に優しく気軽に楽しめる商品だ。
セリアには初級から上級まで色々な種類の「刺しゅう図案プリントクロス」がある。人気なのか売り切れてしまっていることも多々あり、全ての種類を購入することはできないにしても、やってみたいなと思うような図案に巡り会えたらまた挑戦したいと思う。