デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第70号はスヌーピーグッズ「キーホルダー②」(全2回)で、キーホルダーを完成させる。スヌーピーのアウトラインステッチは細かい部分が悩ましく、思ったよりも時間がかかった。
タペストリーは「クリスマスのライン」。フレンチナッツステッチの数が多く、大きさを揃えるのに気を使った。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第70号はこんな感じ
第70号は10月1日(火)発売。

厚さ約1.6cm。

開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号のキットに入っているべきもの。

今号のキットの内容。

今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 厚手フェルト リボン キーホルダー金具 |
---|---|
タペストリー刺繍 | クリスマスのライン |
スヌーピーグッズ | キーホルダー②(全2回) |
スヌーピーコラム | サリーが学校のロッカーの 番号を忘れてしまったって、 知ってる?など |
早速始めていく。
タペストリーの刺繍
タペストリーは「クリスマスのライン」。

制作時間のめやすは3時間。フレンチナッツステッチがうまくいくとよいのだけれど…

黒で靴下から刺していく。

ボックスを刺して、

ステッキのまわりを刺す。

中をサテンステッチしていく前にガイドラインを引いた。

赤で靴下を刺して、

ステッキの模様を刺す。

ボックスのリボンをピンクと黒で刺す。

ツリーと雪を刺したら、

最後にラインの点をフレンチナッツステッチして、出来上がり。

タペストリーの刺繍が完成
ラインの点のフレンチナッツステッチの大きさを揃えるのがちょっと難しかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

冬のタペストリーが始まって11回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『キーホルダー②』
今号は「キーホルダー②」(全2回)でキーホルダーを完成させる。

制作時間のめやすは2時間。スヌーピーの刺しゅうが無事に終わればあとはそんなに難しくなさそう。

スヌーピーをアウトラインステッチで刺していく。

図案がはっきりプリントされているので刺しやすい。

ちょっと難しいのは指のアウトラインステッチ。

指はカーブが多いのでステッチの向きがややこしい。

ようやく外側が刺し終わった。

耳の中と顔を刺したら、

足裏のラインを刺していく。

黒で刺す部分が終わった。

最後に赤で首輪を刺して、刺しゅうの出来上がり。

スヌーピーを図案線で切る。ウッドストックは前号作ったもの。

背面用のグレーのフェルトにまち針でとめて、モチーフの外側に沿って切る。

切るとこんな感じ。

キーホルダーの金具にリボンを通し、背面用のフェルトに貼る。

モチーフを背面用のフェルトにリボンをはさむようにボンドで貼り付け、しっかり乾かしたらキーホルダーの出来上がり。

『キーホルダー②』完成
図案の線がはっきりとプリントされていて、素材もフェルトなので刺しやすかった。スヌーピーの指はカーブが多くちょっと難しかった。

背面側。

まぁまぁな出来上がりといったところ。

実際に作ってみて気になったこと
サテンステッチにガイドラインを引いた
苦手なサテンステッチは、ガイドラインを引いた。

スヌーピーの指の刺しゅうは難しかった
カーブが多くて、アウトラインステッチの向きがよくわからずややこしかった。

フェルトをきれいに切るにはハサミが重要
厚手のフェルトにモチーフをまち針でとめて、外側に沿ってきれいに切るのはちょっと難しい。

小回りのきく、よく切れるハサミを使うと切りやすい。

「トラベルネームタグ」の作り方が載っている
キーホルダーのスヌーピーの図案を使って作る小物「トラベルネームタグ」の作り方が載っている。写真付きで作り方も詳しく書いてあるので、時間があるときにでも作ってみようかと思う。

今後のラインナップ一覧が更新されていた!
しばらくチェックしていなかったら、このシリーズの最終号(全80号)までのグッズのラインナップ一覧が更新されていた。次号から始まる「クリスマスガーランド」全4回、「ピルケース」全2回、「ベルの巾着」全2回、「刺しゅうフレーム」全2回でシリーズ80号が完結するということになるようだ。

必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- まち針
- ボンド
あったら便利なもの
よく切れる小さめのはさみ
今号のキーホルダーのフェルトをきれいに切るには「よく切れる小さめのはさみ」があると便利。繊細な作業に適したはさみは「カットワーク用」「パッチワーク用」と呼ばれているものが多い。
筆者が使用したのは、クロバー「カットワークはさみ115(11.5cm)」希望小売価格1980円(2024年10月の税込価格)。

全長11.5cmで小回りがきき、先が細いので細かい作業にぴったり。

細い刃先は切れ味もよくシャープに切ることができる。

お手入れ方法など。

本革製の丈夫なカバーが一緒に入っている。

しっかりとしたカバーなので、鋭い刃先でも安心感がある。

刃先は鋭いので取り扱いには注意。

厚めの布もストレスなくサクッと切れる。

柄の部分は指を入れやすく、樹脂製なので軽いのも良い。

開閉もスムーズで快適に使える。

使用目的によっていろいろな種類のある「はさみ」。ただ布を切るだけなら何でも同じと侮るなかれ、繊細な作業に適したはさみを細かい作業で使ったら、その使いやすさに手放せなくなるほど違いがある。
今回紹介したのクロバーの商品以外にもいろいろな商品(価格、大きさ、性能、デザインなど)が販売されているので、はさみを選ぶ時の参考になればと思う。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第70号の感想
タペストリーの刺しゅうは特に難しいというところはなかったけれど、並んだフレンチナッツステッチの大きさを揃えるのが悩ましかった。
今号で出来上がった「キーホルダー」はフェルト素材で図案がはっきりとプリントされていることもあり刺しゅうしやすかった。それでもスヌーピーの指のアウトラインステッチはカーブが多く難しかった。
次号はスヌーピーグッズ「クリスマスガーランド①」(全4回)が始まる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は10月15日(火)発売!


詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。