デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第54号はスヌーピーグッズ「ペンスタンド②」でペンスタンドが完成する。タペストリーは「ジャック オ ランタンとキャンディ」。ジャック オ ランタンのサテンステッチが難しくて時間がかかった。実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第54号はこんな感じ
第54号は2月20日(火)発売。
厚さ約2.2cm。
開封
表紙のカバー、ダンボールの箱の中にキット、下に本があるという梱包。
今号のキットに入っているべきもの。
今号のキットの内容。
今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 布 厚紙(厚) 厚紙(薄) |
---|---|
タペストリー刺繍 | ジャック オ ランタンとキャンディ |
スヌーピーグッズ | ペンスタンド②(全2回) |
スヌーピーコラム | スヌーピーのタイプライターを じゃまするのはだれか、 知ってる?など |
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号は「ジャック オ ランタンとキャンディ」。”この後の号でも出てくるモチーフなのでしっかりマスターしましょう!”って書いてあるけど、カボチャは難しいんだよなぁ。
制作時間のめやすは2時間。モチーフは小さいけれど結構時間がかかりそう。
カボチャを黒で刺していく。本には書いてなかったけれど、左上にサテンステッチの多いモチーフがあるので刺繍枠に布のカバーをつけて刺していくことにした。
カボチャを刺し終わったら、
上のキャンディを黒で刺す。
次にカボチャの中をオレンジで刺す。自信がないのでガイドラインを引いた。
横方向にサテンステッチしていく。
目と目の間は細かくて難しい。
上の蓋と茎をさしたら、ジャック オ ランタンの出来上がり。
最後にキャンディを水色でサテンステッチして今号の出来上がり。
タペストリーの刺繍が完成
ジャック オ ランタンの中のサテンステッチが難しく、想像以上に時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
秋のタペストリーが始まって16回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『ペンスタンド②』
今号は「ペンスタンド②」でペンスタンドを完成させる。
制作時間のめやすは1時間半。
まずは前号で布がほつれやすくて今号に持ち越した部分を、
裁断、縫い合わせてこの状態まで作る。
本来は手縫いだけれど、ミシンで縫った。
表布を裁断した時に、今号の内布も裁断した。
まずは厚紙を組み立てて、
側面と底面の布を貼る。
上側を貼るのは特に難しく、どうもスッキリきれいにできない。
内布と仕切りの布をなんとか貼って、あとは仕切りを入れるだけ!
大丈夫ちゃんと入った!これでペンスタンドの完成。
『ペンスタンド②』完成
作業時間はそんなにかからなかったけれど、布をすっきりきれいに貼るのはどうもコツがよくわからず、あまりきれいに仕上げることができずちょっと残念。
側面はこんな感じ。
底面。
何か入れてみる。仕切りは中身が取り出しやすそうで良い。
仕上がりはいまいちだけど、中身を入れてみるとまぁまぁな感じかも。
実際に作ってみて気になったこと
1.タペストリーのサテンステッチはガイドラインを引いた
今号のジャック オ ランタンの横方向のサテンステッチ(オレンジ)は、苦手なのでガイドラインを引いた。
目と目の間の細かい部分は特に難しく手こずった。
2.ペンスタンドのスヌーピーが宙に浮いてる?
本の通りスヌーピーの刺繍の1mm下に赤い布を縫い合わせたのだけれど、微妙にスヌーピーが宙に浮いている感じ。もうちょっとギリギリを攻めるべきだったのかもしれない。
やっぱり浮いちゃってるかも。
3.カルトナージュはいまいちコツがわからない
以前に4号にわたりカルトナージュでボックスを作ったけれど、きれいに仕上げることができなかった。
今回はもう少しきれいに仕上げることができるかなと思ったけれど…
作業自体は「布を厚紙に貼る」ということなのだけれど、どうも角がピシッとせずにすっきりきれいに仕上げることができない。ピンセットなど使ったりして作業したけれど、貼り方や布のたたみ方などもう少しきれいにできる方法があるのだと思う。
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- アイロン
- ハサミ
- 定規
- 印付けペン
- ボンド
- 楊枝または竹串など
あったら便利なもの
マルチキルティングルーラー
今号で筆者が内布の印付けに使った定規(ものさし)が金亀糸業の『マルチキルティングルーラーCOTTON BOLL コットンボール15✕60cm 』。他にも15✕30cm、20✕20cmと種類がある。
もう何年も前から愛用しているので、外側のカバーはちょっとくたびれているけれど、
中身は現役バリバリです。
厚みが4mmあって本来ロータリーカッターで布を切る時に使うのだけれど、筆者は布の印付けに使うことも多い。
なぜかというと、直角に線を引きやすいから。布において線を引くと、
こんな感じ。
何も考えずに直角になる。
もちろん、平行線も引きやすいので、
印付けがスピーディーで楽になる。
印付けは通常の定規で問題なくできるけれど、作業がだいぶ楽になるので持っているとこればかり使ってしまうアイテムの1つ。今回紹介した商品以外にも、色々なメーカーが様々な長さや形状で発売しているので、使いやすいものを1つ持っていても良いおすすめの定規だ。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第54号の感想
今号のタペストリーは、ジャック オ ランタンのサテンステッチが難しく、モチーフはさほど大きくないけれど思ったよりも時間がかかった。秋のタペストリーなので、カボチャが多いのもわかるが、前々号・前号・今号・次号そして多分その次もカボチャなのでちょっと食傷気味。
グッズは「ペンスタンド②」でペンスタンドが完成。カルトナージュはどうもコツがわからず細かい部分があまりきれいに仕上げることができなかったけれど、無事に組み立て完成できたので良かった。
次号はスヌーピーグッズ「トートバッグ①」(全5回)が始まる。全5回と長丁場なので、どんな感じで作っていくのか楽しみ。
次号は3月5日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。