デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第21号はスヌーピーグッズ「カルトナージュボックス」のふたが完成する。簡単にできると思っていたら、アイロンで刺繍枠のシワがなかなか取れない問題発生…さらにストライプの布が縮んだ?!
実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第21号はこんな感じ
第21号は11月15日(火)発売。
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厚さ約2.1cm。
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開封
全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分にある。
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表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。
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入っているべきものはちゃんと入っていた。
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今号のキットの内容。
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早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
前号から始まったタペストリー「夏」の2回目は「スヌーピーとソーダ」。制作時間のめやすは1時間半。前号に続きそんなに難しそうなところはなさそう。
バックステッチでスヌーピーを刺していく。
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フライステッチ、ランダムストレートステッチ他でスヌーピーの顔まで刺したら、
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アイスクリームを刺していく。コーンのサテンステッチが小さくて難しい。
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サイダーと首輪を刺して終了。
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タペストリーの刺繍完成
アイスクリームのコーンのサテンステッチは細かくてちょっと難しかったけれど、全体的にサクサク進んで楽しく刺せた。
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今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
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2回目なので先は長い。
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スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『カルトナージュボックス②』
本の制作時間のめやすは2時間。前号が1時間だったので、少し難しいのかも…。
まずは前号の刺繍の続きでウッドストックを刺して、
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草を刺す。
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雲を刺して、
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下の花を刺したら真ん中の刺繍は終了。
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次は縁のライン。まずは縦約8等分、横約22等分に印をつける。
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ここで問題発生。印を付ける前に、刺繍枠をはめて刺繍していたので布をアイロンできれいに整えようとしてもシワがなかなか取れない!ほどほどのところで諦めて縁の部分を測ってみると、
縦約8cm弱なので、約1cm間隔で印をつければ良い。
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横は16.2cm。これを約22等分にすると7.3mmくらい?定規のメモリは1mm単位なので7.3mmは正確には測れないので約7mmで良い?
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…この約22等分は手強かった。なかなかうまくいかず何度もやり直して時間がかかった。
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苦労してアイロンかけた布にもう一度刺繍枠をはめて縁を刺していく。
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縁の刺繍が終わったらアイロンで整えて、布を切って…
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間に綿を挟んで厚紙に布を貼る。角の部分をきれいに仕上げるのが難しい…
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次に内布を付けていく。内布を製図の寸法に切る前に本に書いてある通りアイロンで整えようとしたら、ヒヤッとすることが起きた!本にはアイロンの温度が書いていないので、中〜高温度でアイロンかけようとしたら布がフニャっとなってテカってる!!!端の方だったので使う部分は大丈夫だったけれど、危うく縮んじゃう?下手したら溶けちゃう?ところだった。怖い…恐る恐る低温にしてアイロンかけたら大丈夫だった。
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低温のアイロンでのりしろを折り、角をカットして…
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フタの裏に貼ってすべての工程が終了。今号はここまで。
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『カルトナージュボックス②』完成
出来上がりはイマイチだけれど、終わってよかった。
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裏側はこんな感じ。
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これで大丈夫なのかちょっと不安。
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実際に作ってみて気になったこと
今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。タペストリーの刺繍は特に気になったことはなかった。
1.カルトナージュボックスの表布はデリケート
刺繍をする表布は前号に「布は淡い色なので布を触りすぎないで作るのもコツです。」と書いてある通り汚れが目立つ。けれど今号ではフタに組み立てるのでたくさん触らないとならない。そして刺繍枠を外した後にアイロンをかけてもなかなかシワが取れなくて苦労した。アイロンの表面やアイロン台に汚れがないことをよく確認してからアイロンをかけることをおすすめする。
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2.カルトナージュボックスの内布はアイロンの温度に注意
カルトナージュボックスの内布(ストライプ)をアイロンかける時の適切温度は何度なのか記載されていない。中温〜高温の間でアイロンをかけたら、布がフニャっとしてテカってしまい焦った。多分温度が高かったのだと思われる。幸い裁断する前の布端だったので使う部分は大丈夫だったけれど、次号以降にも同じ布を使うようなので、筆者は怖いのでアイロン温度は低温で布端で大丈夫か確認してから全体をかけることにする。
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あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
アイロン
アイロン台
あると便利なもの
オーブンシート(クッキングシート)アイロンの汚れ防止やあて布の代用
今号のデータ
付属品 |
刺繍糸2種 |
---|---|
タペストリー刺繍 |
スヌーピーとソーダ |
スヌーピーグッズ |
カルトナージュボックス② |
スヌーピーコラム |
スヌーピーはアイススケート |
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第21号のまとめと感想
実際に作り終えて今号の良いところと残念なところをまとめてみた。
- タペストリーの刺繍の説明が詳しく書かれている
- アイロンをかける時の温度が書かれていない
今回の刺繍は特に難しいところはなかった。夏のタペストリーは始まって2号目だけれど、布の周りを巻きかがりする工程は前号も今号もなし。筆者は前号の時点でほつれ止め液で始末してしまったけれど、もしかしたらほつれにくい布とかで何もしなくてよいのかもしれない。
今号で2回目(全5回)のカルトナージュボックスは、本の中でアイロンの温度について何も書かれていない。ストライプの生地は見た目で化繊ぽいけれど生地の種類は書かれていないのでわからない。高温でも大丈夫な生地なら特に指示がないのもわかるけれど、少なくとも筆者は温度(中〜高温)が適切ではなかったからか、布がおかしくなった。本の中でアイロンをかけることをアドバイスしているのなら、適切な温度を書いておいて欲しい。
次回はカルトナージュボックス③で箱本体の外側を作っていくらしい。外布も内布も扱いづらい布なのでちょっと気が重いが、出来栄えよりも作り終わることを目標に挑戦したい。
次号第21号は11月29日(火)発売!
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詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。