【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第22号:カルトナージュボックスの布の長さが足りない!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第22号はスヌーピーグッズ「カルトナージュボックス」の外箱を作る。製図をみたら、裁断どころか布の長さが足りない!なんで?どうするの?それでもどうにか仕上げたけれど…

実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第22号はこんな感じ

第22号は11月29日(火)発売。

厚さ約2.1cm。

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開封

全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分にある。

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

チラシが入っているぞ。

デアゴさんの他のシリーズの宣伝のようだ。

早速始めていく。

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その1.タペストリーの刺繍

今号では「スヌーピーとスイカ」を刺繍する。制作時間のめやすは2時間。今回はウッドストックとすいかのサテンステッチがあるので、前号よりは難しそう。

バックステッチでスヌーピーを刺していく。

ランダムストレートステッチはランダムの加減がちょっと難しい。

ウッドストックの足や手は細かくてうまくいかずにd何度もやり直した。

草を刺したら、

スイカとウッドストックをサテンステッチ。

ウッドストックの足と手などを刺して終了。

タペストリーの刺繍完成

ウッドストックの足と手がなかなかうまくいかず、何度もやり直して時間がかかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

夏のタペストリーが始まって今号で3回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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その2.スヌーピーグッズ『カルトナージュボックス③』

本の制作時間のめやすは1時間半。苦手な布なのできれいにできる気がしない。

まずは文字のアウトラインステッチ。

刺し終わったら、布をアイロン(中温)で整えるのだけれど相変わらずこの布はシワが取れにくい。

製図どおりに布を切っていく。側面の布を測ってみると、

文字の端から11.4cm…えっ、12cmって切るどころか足りない!最初の布の長さ測っていなかったけれど、アイロンで縮んだのか?

ちょっと待て、そもそも全体の長さが62cmとなっているけれど、大丈夫か?製図の前に長さを測ってみると、

なんと

布の長さが60.5cmしかない。最低でも62cmないと製図すらできない。その差マイナス1.5cm。どうしよう…つぎはぎしないと長さが足りない。最初に布の長さを測っておかなかったので、元の布の長さがわからないけれど、中温でアイロンをかけて布を整えた時に縮んでしまったのか?

もはや原因が何であっても、布の長さが足りない現実をどうしたら良いのか?色々考えた末、どうしたかというと…

原始的で単純な方法。

引っ張って伸ばした!

左右の長さをできる範囲でだましだまし伸ばしてから、上下を製図どおりに裁断。箱の側面にギューッと強く引っ張りながら貼り付けた。

ふうぅ。無事にどうにか引っ張ってきれいに貼り付けることができた。あとは底と入れ口を貼って、最後に底面の布を貼り付けてすべての工程が終了。今号はここまで。ちなみに、底面の布はアイロンを掛けても製図どおりに裁断できる大きさだった。

『カルトナージュボックス③』完成

無事に作り終わってホッとした。

内側はこんな感じ。

布の長さが短くて刺繍の位置を心配したけれど、とりあえずは無事に前面に収まった。

底面はこんな感じ。

なにしろ形にできて良かった。

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実際に作ってみて気になったこと

今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。

1.タペストリー刺繍のウッドストックの手足は細かくて難しい

ウッドストックは以前から苦手意識があったけれど、今回も例外にもれず細かくて難しかった。特に足と手はプリントされた布ではもはやわからないので、実物大の図案を見ながら何度もやり直した。

2.カルトナージュボックスの側面の布の長さが足りない異常事態

前述のとおり今号に入ってきたカルトナージュボックス本体の側面に貼る布が、刺繍を終えてアイロンで整えて製図をしようと長さを測ったら短くてビックリ。製図では62cmで印をつけるわけだから、最低でも63cmくらいはあるはず。筆者の場合は60.5cmだったので、印を付けるどころか62cmなければ側面と包むようにきれいに貼ることもできない。で、だましだまし引っ張って伸ばして無理やりどうにか貼り付けた。アイロン(中温)で縮んだのか?もともと布が短かったのか?原因はわからないけれど、アイロンで縮むならばそのことも見込んで長めで用意して欲しいです。

3.アイロンの温度が一切書かれていないのはなぜ?

本では「アイロンをかけながら作りましょう」とあるけれど、アイロンの温度がどこにも書かれていない。筆者は縮むのが怖いので中温で恐る恐る十分気をつけてアイロンをかけたつもりだ。今回布の長さが短かったのはアイロンで縮んだのだとしたら、一体どのようにアイロンをかけたらいいのかわからない。

前号のストライプの内布でも温度が書かれていなくでヒヤッとしたことがあった。創刊号から今までも度々気になっていたが、アイロンをかける指示はあっても、温度や注意事項が書かれていないのはいかがなものかと思う。

第21号より
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あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

アイロン
アイロン台

あると便利なもの

オーブンシート(クッキングシート)アイロンの汚れ防止やあて布の代用

今号のデータ

付属品

刺繍糸1種
プリント済み布(本体)
底布
厚紙

タペストリー刺繍

スヌーピーとすいか

スヌーピーグッズ

カルトナージュボックス③
(全5回)

スヌーピーコラム

クリスマス間近、スヌーピーが
雪にうもれちゃった!
知ってる?
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第22号のまとめと感想

実際に作り終えて今号の良いところと残念なところをまとめてみた。

良いところ
  • タペストリーの刺繍の説明は詳しく書かれている
残念なところ
  • キットの布は大きさの余裕を十分とってくれないと足りないことがある

今回のタペストリーの刺繍は、ウッドストックの手足の細かさに手こずったけれど、それ以外は特に難しい印象はなかった。

今号で3回目(全5回)のカルトナージュボックスは、繰り返しになるが布の長さが足りなくなる異常事態にバタバタして、どうにか無事に作り終えて良かったけれど疲れた。どうも相性が悪いのか毎号色々なことがあって、うまく仕上げられる気がしない。

次回はカルトナージュボックス④で箱の内側やフタを箱に縫いつけたりするらしい。何よりも作り終えることを目標に挑戦したい。

次号第23号は12月13日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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