デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第17号は、創刊号以来初めて1回で出来上がるスヌーピーグッズ「マルチバンド」。初めてのロングアンドショートステッチは思ったよりも難しく何度もやり直すことに…
実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第17号はこんな感じ
第17号は9月20日(火)発売。
前号よりも厚い約2.5cm。
開封
全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分にある。
表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。
入っているべきものはちゃんと入っていた。
今号のキットの内容。
おっ、「たのしいつまみ細工」というチラシが入っているぞ。
「特別なお知らせ」らしい。
これが特別ということだけれど、内容はちょっと…
軽く目を通してみると隔週刊で「全100号の完結予定」って、約4年くらい??すごいな。
筆者はスヌーピーで手一杯なので…
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号では「左のクローバー」を刺繍する。制作時間の目安は2時間半。前号も2時間半だったので、前号と同じくらいの感じかなと思いながら始めていく。
まずは大きい葉っぱのアウトラインステッチ。
アウトラインステッチ終了。
小さい葉はバックステッチで刺す。
大きい葉の中の模様を白でアウトラインステッチ。
白模様の葉の中をサテンステッチ。
薄い緑で真ん中の葉をサテンステッチ。
残りの小さい葉をサテンステッチ。
茎を刺して終了。
タペストリーの刺繍完成
緑と薄い緑の2色があって、しっかり本で確認したので今号では間違えずに刺すことができた。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
出来上がりまであと少し!
スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『マルチバンド』
本の制作時間のめやすは2時間半。タペストリーと同じ時間だ。初めてのロングアンドショートステッチがあるので、ちょっと心配。
まずは青い布の刺繍。マジックペーパーの図案を切り抜いて貼り、バックステッチなどで周りを刺して、スヌーピーの中を白で刺していく。
中を埋めるのはちょっと大変だった。
目と口、首輪を刺して終了。
次はピンクの生地に図案を貼って周りを刺していく。
ロングアンドショートステッチが難しい。なかなかきれいに埋めることができないので、何度もやり直す。一番目立つ顔の部分なんだよなぁ…
ロングアンドショートステッチはこれで良かったのか?とりあえず中は埋まった。さらに顔のパーツの刺繍もなかなか良い感じにならずこちらも何度もやり直した。きりがないのでこれで良しとする。
刺繍が終わったので、ぬるま湯につけてマジックペーパーを溶かす!
型紙にあわせて布を裁断して、綿と厚紙を入れて玉どめ。
表を見てみるとこんな感じ。うーん、悪くないけどなんか布がピンと張っていない気がするので、勝手にアレンジすることにする。
勝手にアレンジ
もう少し表の布をピンと張りたいので本にはないけれど、勝手にアレンジする。糸を引いて玉止めするところまでは本の通り。玉どめの位置から大体対角線でこのように針を入れて、
糸を引く。
特に決まりはないけれど、大体対角線のところに針を入れて糸を引くを繰り返す。この時、表の布が均等にピンと貼っているか様子を見ながらやる。
ちょっと雑だけれど(裏布つくので大丈夫)こんな感じ。表の布も良い感じにピンと張れたら玉どめして終わり。
ここからは本の通りの手順で、裏布をたてまつりで縫い付けて本体が出来上がった。筆者は各布に合わせた色の手縫い糸(自前)を使った。
余談だが、本では裏布を裁断したら「端にボンドを薄く塗って乾かす」という工程があるのだけれど、筆者はボンドの代わりに「ほつれ止め液」を使った。ボンドよりも布が固くならずにたてまつりがしやすいと思ったので。これ他にもいろいろ使えて便利なので筆者は常備している。
表側はこんな感じ。
『マルチバンド』完成
最後にゴムを縫い付けてマルチバンド終了。
実際に作ってみて気になったこと
今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。
1.タペストリー刺しゅうの糸色は「実物大の図案」でよく確認をオススメ
本にはこのようにサラッと書かれていて、葉っぱの色が違うので「糸を変えてください」とは書かれていない。
「用意するもの」には「緑」と「薄みどり」とある。
「実物大の図案」の色の違いはこんな感じ。気をつけないと見落としてしまいそう。
「緑」は白い線の入っている葉で、それ以外は「薄みどり」。
2.初めてのロングアンドショートステッチは難しかった
初めてのロングアンドショートステッチは難関だった。特にスヌーピーの顔で目立つ部分なので、なかなかきれいに埋めることができずに何度もやり直した。
うまくできているとも思わないけれど、今回はこれで良しとした。
あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
ハサミ
印付け用ペン
あると便利なもの
まち針(布を縫い合わせる時に使う)
ほつれ止め液(ボンドよりも縫いやすい)
今号のデータ
付属品 |
刺繍糸1種 |
---|---|
タペストリー刺繍 |
左のクローバー |
スヌーピーグッズ |
マルチバンド |
スヌーピーコラム |
ウッドストックからスヌーピーに |
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第17号のまとめと感想
実際に作り終えて今号の良いところと残念なところをまとめてみた。
スヌーピーグッズの「マルチバンド」は、創刊号以来初めて1回で出来上がるのが良かった。以前からちょっと「すぐに使える!スヌーピーグッズ」なのに、通常で全2回、前号までは全4回とか、すぐに使えないじゃん!って思っていたので、1回で出来上がるのはスピード感があって良い。
ただ、刺繍は初めてのロングアンドショートステッチはきれいに刺すのが難しく、一番目立つスヌーピーの顔の部分だったので、何度もやり直して苦戦した。
次号から新しいスヌーピーグッズ「ハロウィンミニタペストリー①」が始まる。これは通常通り全2回だけれど、ハロウィンには間に合いそう。どんな感じなの楽しみ。
次号第18号は10月4日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。