【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第7号:ライナスの髪の毛にまさかの大苦戦!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第7号では新しくスヌーピーグッズ「ペンケース」が始まる。真っ赤なペンケースはちょっと楽しみにしていたので、ウキウキ気分で刺繍を始めると、ライナスの不規則な髪の毛に悩むことに…

実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第7号はこんな感じ

第7号は5月2日(月)発売。ゴールデンウィークだからか通常は火曜日発売だけれど今号は月曜に発売。

第5号から極端に薄くなった本は今号は約1.7cm。あれ?前号より微妙に厚い気がする。

やっぱり。前号は約1.2cmと今までで1番薄かった。

第5号、6号、7号とこの薄さなので、今後はこのくらいの薄さがデフォルトということだろうな。

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開封

全員プレゼントの応募券(赤い三角)はカバーの上の部分。

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

さっそく刺繍を始めよう。

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その1.タペストリーの刺繍

今号では「蝶々とお花」を刺繍する。制作時間の目安は2時間。

前号は2時間30分だったから、今回のほうが簡単ということなのかな?タペストリーは簡単そうでそうでもなかったりするから侮れない。

まずは蝶々。本では1つの蝶が完成するまでの手順が載っていて「残りの蝶も同様に刺します」となっているけれど、筆者は先に3匹バックステッチをしてしまうことにした。

次にサテンステッチとストレートステッチで蝶を仕上げていく。

こういう場合(同じ色で同じモチーフを複数個刺す場合)、刺繍針が複数あるといちいち糸を変えずに刺せるので便利。

この蝶は創刊号と第2号でやったことがあるので、特に問題なく無事完成。

お次は花のバックステッチ。先にバックステッチをしていく。

花にはサテンステッチ。バックステッチで茎を、シリーズでは初めてのレゼーデージーステッチで葉を刺して終了。

無事タペストリーの刺繍完成

今回は筆者はサテンステッチが得意ではないので、時間はかかったけれど、相対的に考えるとそんなに難しい感じはしなかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体のこの赤で囲った部分。

上の方の部分が徐々にうまってきた。

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その2.ペンケースの刺繍

本の制作時間のめやすは2時間。ステッチはほぼバックステッチだけれど、なんとなく難しそうな気がする。

まずは赤い布に接着芯を貼っていく。本ではどの位置に接着芯を貼るのかは書いてあるけれど、接着芯の貼り方は相変わらず書いていない。

赤い布に図案がプリントされているので、水通しはしないで作るが、なんか嫌な予感がする…けど、接着芯を貼ってみよう!

しっかり、ばっちり接着芯を貼り終えて、赤い布を置いていた台を見ると…

やっぱり!

色が移っている…

接着芯を中温でしっかり貼ると赤い布を置いた下の布に赤い色が色移りします!下にいらない布を敷いて接着芯を貼ることを強くオススメします!

この布水に濡れたら色移りするのか?ちょっと心配になる。

気を取り直して刺繍していく。

本の通りにバックステッチでライナスを刺繍していく。結構細かめに写真付きで説明されていて親切だなと思いながら、いよいよ髪の毛。

しか〜し!ここにきていきなり髪の毛が全部刺し終えた写真が1枚だけ。

頭の輪郭を先に刺しているからか、図案のプリントのラインが細くて布が赤いからか、いずれにしても髪の毛のラインがよくわからない。

何度やってみてもなんか変…どうもうまくいかない。図案の線に忠実に刺しているつもりでも本のようにならない。え、どうして?

本の写真じゃよくわからない…刺繍する前にプリントされた図案の写真撮っていたので、それとにらめっこしながら何度もやり直すことに。

何度やってもやっぱりなんかちょっと違う気がするけれど、仕方ない。先に進まないので、これで行く。

ライナス、スヌーピーが終わってあとはふきだしのみ!

どうにかペンケースの刺繍が終わった。

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実際に作ってみて気になったこと

第7号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。今回タペストリーの刺繍は気になるところは特になかった。

1.接着芯を貼るときは色移りに注意

本には赤い布が接着芯を貼るときに色移りするなんてことは一言も書いていない。筆者的にはいつものとおりに芯を貼ったら色がばっちり移って生成りの布がうっすらピンクに。直接アイロン台に赤い布を置いて接着する人は多いと思うし、注意書きがあっても良いのではないかと思う。

筆者の今回の接着芯の貼ったやり方をまとめておく。※接着芯の種類や布の素材によっては温度など変わるのでご注意

  1. 雑誌に綿の布を数枚重ねて固い台を作りアイロン台にする(一番上の布は色が移ったり、のりが付きやすいのでいらない布使う
  2. アイロンの温度設定は中温でドライ(スチームは使わない)
  3. 布の裏面と接着芯ののり面(テカテカ・ザラザラしている)を合わせ、その上にクッキングシートを重ねる(接着芯に直接アイロンをするとのりで汚れる)
  4. 布の中心にアイロンをのせ、上からぐっと押して圧力をかけ15〜20秒くらい動かさない
  5. アイロンを必ず持ち上げて(滑らすとしわになる)アイロンした箇所が少し重なるようにずらして中心から端に4を繰り返す
  6. 全体に接着できたら完全に冷めるまで動かさない
  7. コードレスのアイロンは中温がキープするように温度に注意が必要
  8. スチーム穴のあるアイロンは穴の部分にもしっかりと圧力がかかるように注意が必要

2.本の刺繍の説明にはムラがある

本の制作工程がすごく細かく写真付きで説明しているところもあれば、そうでないところがある。

バックステッチに関しては結構細かく説明してくれているけれど、なぜかライナスの髪の毛の部分は、全部髪の毛が刺し終わった写真1枚のみ。しかも拡大した写真でもないからひと目ひと目がよくわからない。

プリントされた図案の線が細くてよく見えない部分は、ひと目ひと目がわかるような大きさに拡大した写真にしてくれたら助かるのにと思う。

ちなみにスヌーピーの耳の黒い部分のランダムストレートステッチも同じく写真1枚のみ。上級者でない筆者は、ランダムストレートステッチはランダムが故に難しいので、拡大の写真がないのがちょっと残念。

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あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

ハサミ
定規
アイロン
タオル(仕上げのアイロンがけに使う)
アイロン台
まち針

あると便利なもの

オーブンシート(クッキングシート):アイロンで接着芯を貼る時に使うとアイロンが汚れない
いらない綿の布:赤い布の下に敷いて接着芯を貼らないと色移りする

今号のデータ

付属品

刺繍糸2種
ペンケース布
接着芯

タペストリー刺繍 蝶々とお花
スヌーピーグッズ ペンケースの刺繍
スヌーピーコラム

ライナスがメガネをかけたって
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第7号のまとめと感想

実際に作り終えて第7号の良いところと残念なところをまとめてみた。

良いところ
  • タペストリーの刺繍の解説はわりと詳しく書かれていてわかりやすい
残念なところ
  • ペンケースの赤い布は接着芯を貼るときに色移りする注意書きがない

次号第8号は5月17日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

番外編:ちょっと気になること

次号の第8号まではキットの内容が確認できるのだけれど、5/31発売予定の第9号以降はディアゴスティーニのHPで確認しても現時点ではわからない。ディアゴスティーニのシリーズってこんな感じで、次に何を作ることになるのかギリギリにならないとわからないものなのか?

まとめと感想

今号ではペンケースの刺繍で、まさかライナスの髪の毛に苦戦することになるとは思ってもみなかった。顔周りの刺繍はうまくいかないと似て非なるものになっちゃうので難しい。そんなに納得できた仕上がりではないがとりあえず終わらせることができて良かった。

次号ではペンケースを完成させる予定で、内布がキットについてくる!本ではきっと間違いなく手縫いで仕上げると思うが、筆者はミシンで出来るところはミシンを使って仕上げたいと思う。

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