【お取り寄せ】八丈島の『黄八丈サブレ』ミニサイズとの違いは？レモンショートブレッドも購入してみた

以前、八丈島出身の知人がお土産で『黄八丈ミニサブレ』というお菓子をくれた。とても美味しいサブレなのだが、どうすれば入手できるのだろうか。調べてみたら通販でお取り寄せができることが分かった。

折角なのでミニサブレ以外にも、普通サイズのサブレとレモンショートブレッドも購入してみた。ミニサイズと普通サイズのサブレの違いは、大きさや値段だけではなかった。

八丈島からお取り寄せ

八丈島の名産品である黄八丈という絹織物を、着物に仕立てた形をしているサブレ。それが『黄八丈サブレ』だ。知人にもらったのはミニサイズだったが、大きいサイズのサブレも販売していることを今回知って、購入してみることに。

八丈島から自宅に到着するまで、サブレはちゃんと割れずに届くのだろうか？箱を開けてみると、まず目に入ったのは八丈島の魅力を紹介した冊子だった。

うーん、どこを見ても日本とは思えないような、青い空が広がっている。いつか行ってみたいと思いたくなるような、魅力的な写真の数々がのっていた。

購入した商品は3種類。『黄八丈サブレ』と『黄八丈ミニサブレ』と『レモンショートブレッド』だ。一つ一つ包まれて送られてきた。このまま人にあげることもできるので、ありがたい心遣いだ。

『黄八丈サブレ』の詳細

まずは大きいサイズの『黄八丈サブレ』10枚入りを開封していこう。

包み紙の外に原材料と栄養成分などが書かれている。注目すべきは保存剤や膨張剤、香料すら使われていない直球勝負のサブレだということ。これがとてつもなく美味しい。

『黄八丈サブレ』1枚あたりのカロリーは166kcalだ。

包み紙を取ると白い箱が。

中を開けてすべて取り出してみる。

見事に1枚も割れていなかった！素晴らしい！

着物の形をしたサブレが、1枚ずつ個包装されている。

裏側に説明が書いてあるのだが、見づらいので開封する。

『黄八丈サブレ』の説明と、原材料などが記載されている。

Ｔの字にも見えるが、あくまで黄八丈の着物をかたどっている。島で一枚一枚、毎日丁寧に焼き上げらているサブレだ。本場フランスのサブレのように、一切誤魔化しなしのストイックなサブレなところがいい。

裏側の焼色もいい感じだ。

重さは袋には1枚29gとあったが28gだった。多少の誤差はあるようだ。

横幅は約8.5cm。

縦の長さは約10cm。

厚みは約9mm。後ほどミニサブレと大きさを比較していこう。

『黄八丈ミニサブレ』の詳細

次は『黄八丈ミニサブレ』を開封していこう。こちらは箱に入っていない12枚入りを購入した。

原材料と栄養成分表示。『黄八丈ミニサブレ』1枚あたりのカロリーは73kcalだ。

サブレの個包装のまま紙に包まれている。果たして割れていないだろうか。

12枚すべて割れていなかった。箱入りでなくてもちゃんと届くのは嬉しい。

アップにしてしまうとノーマルサイズとの違いが分かりにくいが、こちらはパッケージにミニの表記がある。

裏面はノーマルと同じ、サブレの詳細と原材料などが書かれている。

袋から取り出してみると、ミニのほうが模様の数が少ない。

裏面はノーマルサブレと同じだ。

こちらは1枚あたり11gと袋には表記されていたが10gだった。多少の誤差はやはりあるようだ。

横幅は約5.5cm。

縦の長さも約5.5cm。

厚みは約7mm。

ミニと比較

ノーマルサイズとミニサイズを並べてみる。その大きさの差は一目瞭然だ。倍ぐらい違う。

袋を開封して並べてみたところ、焼色が違うことに気付いた。ミニのほうが焼色が濃い。

2つの違いを表にしてまとめた。ノーマルとミニは全てにおいて大体倍ぐらい違う。用途に応じて買い分けるといい。例えば多人数に配るお土産ならミニのほうがいいだろうし、自宅用にはノーマルを買うといったような感じで。

『レモンショートブレッド』の詳細

最後に『レモンショートブレッド』の詳細を見ていこう。こちらは通販では2個入りを購入した。

個別包装ではなく、1袋の中に2つ入っているタイプだ。

着物の形ではなく、普通のショートブレッドの形だ。レモンのシールがかわいらしい。

裏面は原材料と栄養成分表示。『レモンショートブレッド』1個あたりのカロリーは114kcalだ。

袋から取り出すと、中にレモンの皮が練りこまれているのが見える。

裏側はサブレと同じような感じだ。

重さは袋には15gとあったが22gもあった。

横幅は約6.5cm。

縦幅は約3.5cm。

厚みは約1.5cmだ。

実食

詳細を見終えたので、実食していってみよう。黄八丈サブレとミニサブレはサイズが違うだけで、どちらも同じ味だろうと思ったら違った。

原材料を見てもシンプルなサブレなのだが、バターの風味がしっかりとある。ほのかに塩味がするのがいい。歯応えはサクサクしていて、固さは鳩サブレ寄りの歯応えだ。

この見た目からは想像つかないような、本場フランスのサブレにも負けない、コクがあってリッチな味わいだ。はっきり言って単なるお土産品以上の味わいだ。普通に洋菓子店で売っていても遜色のない味になっている。

ミニサブレと普通サイズの何が違うのかというと、焼き具合が違う。ミニのほうがよく焼けていたのだ。そのため歯応えもミニのほうがサクサクしていて、逆に大きいサイズのは少ししっとりしたような歯応えだった。

もちろんどちらの味も変わらず美味しいし、歯応えの違いを楽しむのもいい。大きいサイズのほうは食べ応えも抜群で、普通のお土産品のサイズじゃ物足りないという人も満足できるボリュームだ。

ショートブレッドは手で持つと、油が指につくぐらいの濃厚さだ。だが、中に入っているレモンで爽やかな味に変わる。レモンピールがいいアクセントになっていて、よく知るショートブレッドよりも柔らかい歯応えだ。ちょうどカントリーマァムとかカロリーメイトのような歯応えだ。

一口食べただけで広がるレモンの味が、食べ終わった後も口の中に存在する。とにかくレモンの風味が一番感じられ、さっぱりとした味わいのショートブレッドだ。

おすすめポイントと注意点

『黄八丈サブレ』のおすすめポイントと注意点をあげてみた。

おすすめな点はなんといっても美味しいということ。よくある土産品レベルの味じゃなく、洋菓子店で販売していてもおかしくないレベルの味だ。一度食べたらまた食べたくなる、素朴だがリッチな味わいのサブレだ。

また、余計な添加剤や着色料や香料などを、使用していないところも好印象だ。それでも賞味期限は製造から約60日あるので、焦って食べる必要はない。ゆっくり一枚ずつ堪能して味わえる。

注意点としては、送料が別途必要なことだ。1万円以上購入すれば送料無料になるが、それ以下だと2023年10月時点では送料は全国一律800円かかる。

八丈島に行った際には絶対買って帰りたいお菓子だし、お取り寄せする価値も十分ある商品だ。また機会があったら取り寄せようと思うサブレだった。

参考リンク：八丈民芸やました

■商品データ