韓国系のインスタントラーメンも、暑い季節は冷たい麺が売られている。涼しげなパッケージにひかれて購入した『オットギ コングクスラーメン』は、想像していたラーメンとは違った。
これってもしかして、やりようによっては手軽に冷やしごま豆乳ラーメンが食べれるのでは?そう思い、色んなトッピングとの相性やアレンジしたものも紹介!
『コングクスラーメン』とは?

涼しげなデザインのパッケージに枝豆の写真。夏だし枝豆なのかなと、あまり深く考えずに購入を決定。
裏面を見てみるとゆでた麺を水ですすぐタイプのようだ。これなら確かに涼しく食べれるだろう。

なんて書いてあるのかgoogle先生に翻訳してもらうと「大豆スーラル」ということだった。スーラルってなんだ?スーラルも翻訳してほしいものだが、大豆を使った麺ということなのか?

「しっかりした擦り麺と香ばしい豆汁の調和!」とあるが、豆汁って??もしかして、麺に豆を使用しているのではなく、スープに豆の粉末を使用しているのだろうか。

そもそも、コングクスラーメンとはどういうものなのか調べてみた。
コングㇰス(콩국수)は、冷たく冷やされた豆乳のスープに麺を入れて食べる朝鮮料理である。
食堂では夏限定のメニューとして提供される店が多い。コンは豆、グㇰスは麺を意味する。
wikipediaより
豆乳のスープに麺を入れて食べる料理ということだった。なるほど、味の想像が少しついた。きっと辛くもないだろう。
「コングクスラーメン」が気になるけど、近所のお店で見つからない場合はネットでどうぞ!
開封

袋を開けると麺の他に袋が1つ入っている。麺は中太ちぢれ麺。

google翻訳してみると「濃くて訴えた!」とある。なんだかよく分からないが、きっと濃厚なスープと思われる。

粉末スープの量がいつものラーメンとは違う。とにかく量がある。

よく見るとゴマのようなものもちらほら。

『コングクスラーメン』の作り方

裏面に小さく日本語で書かれているが、韓国語でも書かれているので見てみよう。

水500mlを沸かして4分麺を煮る。

ふるいは多分ザルのことかな。冷水で何回かすすぐ必要がある。

豆汁は鍋に入れずに別途作成するのか。冷水だけで果たしてちゃんと溶けるのか心配だ。

■『コングクスラーメン』の作り方
- 水500ml(カップ2杯半)を沸騰させ、麺を入れてほぐしながら中火で4分ゆでる
- ゆで上がったらザルにあけて、冷水で3~4回すすぎ、水気を完全にきる
- 器に冷水200mlに粉末スープを入れ、よくかき混ぜて豆乳汁を作る
- 豆乳汁に麺を入れ、よくかき混ぜて食べる
それでは早速作っていこう。500mlの水を沸かし麺を投入。麺をすっぽり入れるには、間口が18cmぐらいの鍋がちょうどいい。入らない場合は半分に折るなどして入れよう。

中火で4分間ほぐしながらゆでる。

4分たったらザルにあける。

3~4回冷水ですすぎ…

水をしっかり切る。この時、ザルに麺をぎゅっと押し付けるようにすると、水気がしっかり切れるのでおすすめ。

200mlの冷水を用意して…

粉末スープを投入。

よくかき混ぜて溶かす。

器にスープを移し、麺を入れてよく混ぜる。

パッケージ写真のように、青菜(今回は水菜)とミニトマト、白黒ゴマをトッピングして完成!

『コングクスラーメン』の味は?
まずは気になるスープから飲んでみよう。

え?塩気がない。なんというか、豆の香ばしい風味はあるのだが、味があまりしないのだ。強いて言えばちょっと甘さを感じる。心配していたスープの溶け残りはなかったが、あれだけの粉を溶いたからかちょっと粉っぽく感じる。
麺は喉ごしのいいツルっとした麺で、スープがよく絡む。ただし日本の麺よりも長い。

うーん、とにかくもう少し味がして欲しい。何が足りないのか?考えた結果、色々なものと組み合わせてみた。
- めんつゆ(薄めずに):味が変わって美味しくなる。お手軽なのでオススメ
- ごまだれ:一気に冷やしごま豆乳ラーメンに変貌!一押しだ
- 食べるラー油:風味は増すが、めんつゆorゴマだれは必須か
- キムチ:相性バツグン。必須レベル
- ごま油:風味が増して相性よし。めんつゆと組み合わせるとより美味しい
今回水菜を入れて思ったがキュウリとかみたいに、歯ざわりが変わるものを入れると美味しいと思う。
『コングクスラーメン』をアレンジ

というわけで、アレンジしてみた。

材料
- ミニトマト…半分
- 水菜…少々
- 市販のナムルセット(豆もやし、大根、ほうれん草、ぜんまい)
- キムチ…少々
- ごまだれ…お好みの量
- めんつゆ(薄めずに)…お好みの量
- ごま油…少々
たまたま市販のナムルセットが家にあったから入れたが、キムチだけでも充分美味しくなる。トッピングはさらに、ゆで卵や韓国のりなど入れても美味しいだろう。
調味料はスープに全部混ぜてもよし、先にめんつゆとごま油、後で味変でごまだれを追加するなどお好みでどうぞ!
『コングクスラーメン』のまとめと感想

何気なく韓国の冷たい麺を買おうかと思って購入したコングクスラーメンだが、想像していたものと違う味に驚いた。韓国のインスタント麺は、日本のものより塩気がある印象だったからだ。今回食べたコングクスラーメンは、味はするにはするのだが、もう少し塩気が欲しかった。
そこであれこれ入れてみたところ、逆にこのラーメンだからこそできる味になった。ごまだれを入れることで、お手軽に冷やしごま豆乳ラーメンが出来上がった。めんつゆとごま油の組み合わせも美味しかった。
邪道かもしれないが、トッピングや調味料を加えることで驚くほど美味しくなる。そして韓国のインスタント麺だけあってボリュームもたっぷりだ。来年の夏も出会ったらまた食べたい、そう思うラーメンだった。
参考リンク:OTOKI
■商品データ
※価格は購入時のものです
商品名 | コングクスラーメン |
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価格 | 240円(税抜) |
製造者 | オットギ |
購入店 | トップマート |
内容量 | 135g |
1包あたりのカロリー | 570kcal |
100gあたりの栄養成分 | たんぱく質20g、脂質8g、 炭水化物77g、食塩相当量2.79g |