「プデチゲ ラッポッキ」を購入して以来、久しぶりにコリアンタウン新大久保に行ってきた。今回購入してきたのは、『tangle(テングル)』という名のインスタント麺だ。いつもの袋麺と違って妙にオシャレな感じの商品だが、それもそのはずラーメンではなくパスタだという。
2種類の味があったので、両方の調理過程と食レポをお届け!
店が変わっていた
以前はイエスマートという名前だった店が、トップマートという名前に変わっていた!しばらく行かないとすぐに様変わりしてしまう街、それが新大久保だ。
店の中は以前と変わらない。今回はどんな即席麺を買って帰ろうかと考えていたところ、妙に推されているコーナーを発見。
その名も『tangle(テングル)』というらしい。万引きを見逃さないあの目も、ディスプレイのいいアクセントになるとは。
ずらっと並べられた『tangle』は、2種類の味があるようだ。さらに袋タイプだけでなく、カップタイプのものもあった。
ワンパンで作れるパスタということらしい。ラーメンではなかった。
袋タイプを2種類購入することにした。どんな感じの味なのか?今から楽しみだ。
プルコギクリームパスタの詳細
まずは1種類目。プルコギクリームパスタを詳しく見ていこう。
5分30秒で作れるノンフライ麺だ。
『tangle』とは韓国語で“もちもち”、英語で“絡まる”という意味だという。2つの意味がかかっているということだ。
かやくに大豆ミートが使用されているあたり、勝手な想像だが韓国の意識高い系の人が食べるような、健康志向の麺なのかもしれない。
韓国生まれの“K-パスタ”をお楽しみください!とある。なるほど、韓国風のパスタのことをKパスタというのか。ますますどんな味なのか気になってきた。
原材料と栄養成分。
袋を開けると中には麺以外に、かやくとソースと粉の袋が入っている。
フェットチーネのような乾麺だ。
左からかやく、ソース、粉になる。間違えないように注意。
かやくの中身を出してみると、大豆ミートなのか、肉のようなものとにんじん、チンゲン菜が入っていた。
パウダーは真っ白な粉。これがどんな風に変わるのか。
近所で売っていない場合はネットで購入可能!
カップタイプもある。
プルコギクリームパスタを調理
というわけで、調理開始。まずは裏面の作り方を確認しよう。
作り方は水を入れて沸騰したところに麺とかやくを入れ、5分30秒ゆでるというやり方。
こだわりポイントとして、各分数で食感が変わるという。4分30秒でアルデンテ、5分30秒でもっちり、6分30秒で柔らか食感となる。
315mlの水とか、日本の軽量カップでは測りづらい。大体の量で大丈夫だろう。
①煮立たせたらそこに麺とかやくを投入。
②火を止めてソースを開封する
③さらにパウダーを入れて
④よ~く混ぜたら完成!
お皿に取ってみると、ちゃんとプルコギソースっぽい色に仕上がっているのが分かる。
プルコギクリームパスタの味は?
ゆで時間は5分30秒にしてみた。お待ちかねの実食の前に、具材がどんな感じか見てみよう。乾燥していた大豆ミートは、ちゃんと肉のように戻っていた。
麺はきしめんのようにも感じるが、表面がつるっとしているのでパスタといえばパスタだろう。コシが強いというよりは、もっちりした感じの食感だ。
ソースの香りはクリーミーでプルコギっぽくないが、味はビーフ系で口当たりは滑らか。照り焼きソースのように甘じょっぱい味だ。コクとコショウ系のスパイシーさを感じて美味しい。
ソースの量もちょうどよく、大豆ミートもいいアクセントになっていた。今回は何もトッピングしなかったが、キノコ類をトッピングしても美味しそうな味だった。
キムチロゼパスタの詳細
お次はキムチロゼパスタを見ていこう。こちらのかやくは大豆ミートではなく、キムチ、トマト、玉ねぎ、チンゲン菜となっている。
原材料と栄養成分。こっちのほうがカロリーが低い。めんの量はプルコギクリームパスタが68gだったのに対し、なぜかこっちは64gだ。しかし、内容量はこちらのほうが若干多い。
袋を開けてみるとこちらもかやく、ソース、粉の袋が入っていた。
麺の感じはプルコギクリームパスタと一緒に見える。
この順番を間違えないように注意しよう。
かやくを皿に開けてみた。乾燥したキムチがどれなのか?一番赤い色のは多分トマトだと思われる。
こちらは粉にパセリのようなものが入っている。
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カップタイプもある。
キムチロゼパスタを調理
裏面はプルコギクリームパスタと同様、315mlの水を沸騰させたら麺とかやくを入れ、お好みの時間ゆでる。
①沸騰した湯の中に麺とかやくを入れて
②お好みの時間ゆでたらソースを入れる。キムチロゼだけあって真っ赤なソースだった。
③さらに粉を入れたら
④よく混ぜて完成!
パウダーと混ざったことで、色が真っ赤からロゼに変わった。
キムチロゼパスタの味は?
今回は4分30秒で止めてみた。汁気が5分30秒のよりも当然多めに残った。
キムチの香りが食欲をそそる。一口食べてみたが、固いということはなかった。むしろパスタ感が強まった気がする。しかし、アルデンテというほどシコシコした感じでもなかった。
ソースの味はプルコギクリームよりもピリ辛でさっぱりしている。だからといってキムチの味しかしないというわけでなく、トマトの酸味もしっかり感じられた。
チンゲン菜はシャキシャキしていて、ニンニクの風味が食欲を増進させて美味しい。トマトソースでもなくキムチばかりでもない、甘酸っぱくも感じて口当たりはまろやか。なんとも面白い味だ。
ソースが多いように見えたが、食べていくとちょうどいい量だった。辛いのが苦手な人は食べれないかもしれないが、激辛ではないので美味しく食べれる辛さだ。
『tangle(テングル)』のまとめと感想
店先で見たおしゃれなパッケージは、いつもの袋麺とは違うぞという強い主張が感じられた。思わず手に取ってみて、実際に食べてみると確かにラーメンではなくパスタだった。パスタといっても以前レポした『オットギ スパゲッティ』とは違う、本格的なパスタだ。
しかもよくある味付けではなく、Kパスタという韓国風の味付けだ。タラコスパゲッティがJパスタなら、キムチロゼやプルコギクリームはKパスタとなる。ちゃんとコクがあって美味しい味付けだった。そのうちKパスタ専門店が新大久保あたりにできるかもしれない。
作り方の注意点を明記しておこう。ガンガン強火でゆでると、汁気が飛んでしまうので注意したほうがいい。ゆでムラができるので、時折かき混ぜたほうがいいが、混ぜすぎるとまた汁気が飛ぶので注意。
辛いのが苦手な人はプルコギクリーム1択だが、辛いのも好きな人はキムチロゼもおすすめだ。どちらの味も美味しいので、また見かけたら購入してみようと思う。
参考リンク:三養ジャパン
■商品データ
※価格は購入時のものです
商品名 | テングル プルコギクリームパスタ |
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価格 | 255円(税別) |
製造元 | 三養食品 |
輸入者 | 三養ジャパン |
内容量 | 108g(めん68g) |
1食(108g)あたりのカロリー | 401kcal |
1食(108g)あたりの栄養成分 | たんぱく質10.5g、脂質8.0g、 炭水化物71.9g、食塩相当量2.81g |
商品名 | テングル キムチロゼパスタ |
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価格 | 255円(税別) |
製造元 | 三養食品 |
輸入者 | 三養ジャパン |
内容量 | 110g(めん64g) |
1食(110g)あたりのカロリー | 385kcal |
1食(110g)あたりの栄養成分 | たんぱく質9.4g、脂質7.2g、 炭水化物70.8g、食塩相当量3.24g |