「オットギ スパゲッティ」は韓国のナポリタンのような即席麺で辛くないがスープパスタみたいになった

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パッケージからして今までの韓国インスタント麺とは明らかに違う。裏面を見てみると「オトギ スパゲッティ」と書いてある。ラーメンではなくスパゲッティ?いったいどういうことなのか、作り方を見てもよく分からない。

きっとインスタントパスタのようなものだろうと思っていたら違った。ナポリタンスープパスタのような商品だったのだ。そんな謎だらけな「オットギ スパゲッティ」の作り方と、実食レポをお届けする。

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他の麺とは何か違う

イエスマートでインスタントラーメンを探していると見慣れないパッケージがあった。明らかに他の麺とは違って浮いている。白地に赤いトマトの絵、ぱっと見るとデルモンテトマトケチャップのようなパッケージだ。

写真にはどう見てもラーメンというよりもスパゲッティ。それもナポリタンのような写真。まさか…ナポリタンの即席麺か?

ハングルで何か書かれているが読めない。おなじみグーグル先生の登場だ。

複作って何だ?複数作れるの略だろうか。オトギとは以前食べた「ジンラーメン」のメーカー、オットギのことか。

韓国の袋麺には珍しい、カットするタイプの開け口があった。

原材料と成分。

韓国語での作り方も見えるので翻訳してみよう。

いつもどおりの作り方だ。複作の意味が分かったぞ。2ついっぺんに調理することができるということか。「水が多すぎるともう少し眠くなり」とか、相変わらず意味がよく分からない。

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調理開始

日本語の調理方法に従って今回は作ることにしよう。韓国語のほうでは見切れてしまっているが「水2残してつけてから」という表記があるが、日本語には特に水を残すとかそういったことは書かれていない。大丈夫なのだろうか?

■オットギ スパゲッティの作り方

    1. 水350mlとかやくを鍋に入れて沸かす
    2. 麺を入れ5分間煮込む
    3. 火を止めて、液体ソース、粉末スープを入れる
    4. よく混ぜ合わせて完成!

まずは麺を取り出す。中太のちぢれ麺だ。

スパゲッティにちぢれている印象はないのだが、どんなものができあがるのだろうか。ちょっと心配になってくる。

袋は全部で3つ。かやく、液体ソース、粉末スープだ。

スピギラって何だ?ウルトラマンに出てくる怪獣のような名前だな。これが粉末スープだ。

緑の袋は液体スープ。翻訳ではスパゲッティと出てくるのに、撮影すると消えてしまうので補足した。

ガンダギスープという謎の袋。透けて見える感じからこれはかやくだと思われる。

かやくを別の皿に出すと、コーン、トマト、謎肉、青い葉、そしてなぜかマカロニが!

それでは調理開始。

①鍋にかやくと水350mlを入れて火にかける。

②沸騰したら麺を投入。5分煮る。が、意外とデカくて入らない!うまいこと斜めにしてなんとか入れた。いつもの即席麺より水が少ないので、強火で煮て焦げたら困ると思い、火加減は中火でグツグツと煮続けた。

③5分後火を止める。

こんなにまだスープが残っているのだが大丈夫なのだろうか…。

粉末スープとソースをを入れる。粉末スープは濡れると赤っぽい。

ソースはケチャップのような見た目だ。

ソースを麺によく絡めて完成!

粉末スープが汁気を吸ってくれるかと思ったが、まだまだ汁っぽい。

完成したものをお皿に盛り付けてみるとこんな感じ。パッケージの写真はナポリタンのようだが、出来上がりはスープスパゲッティのようだ。

かやくにあったマカロニや、コーンもちゃんと戻っている。麺は茹でる前からそうだったが、どうみてもラーメンのようなちぢれ麺だ。

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意外なウマさ

一口目の印象は甘いだったトマトケチャップのような甘さだ。韓国即席麺でも一切の辛さはない。この赤色は唐辛子の赤ではなく、トマトの赤だった。

汁気があって不安だが、これが意外とイケる。スープスパゲッティみたいに、麺に絡めながら食べていくとちょうどいい汁気具合だ。箸で食べるよりもフォークで食べたほうが食べやすい。なぜなら、結構麺が長いからだ。箸で啜って食べると、ソースが飛び散るので注意だ

トッピングのマカロニも茹でられていて、歯ざわりが麺と違っていいアクセントになっている。トマトもかやくに入っているので、時々トマトの風味が強くなって美味しい。

せっかくなのでゆで玉子をトッピングしてみた。見た目は韓国風チャンポンだが、食べてみると玉子との相性はバツグンだ。さらにパルメザンチーズをかけると一気にコクが増す。絶対かけたほうが美味しい。

試しにタバスコをかけてみたところ、なんだろう…トムヤムクンとかみたいなオリエンタルな辛酸っぱさに変わる。これはこれで美味しいぞ。

あれだけ汁気があったのに、食べ終える頃には汁はなくなっていた。これは絶対汁を残したほうがいい

イエスマートの辛さレベルをチェックしてみよう。

「辛くない」レベルだった。ピリ辛どころか辛い成分は一切入っていないので、子どもでも食べれる味だ。

「オトギ スパゲッティ」を食べてみたいけど近所に売っているところがない人は、ネットでも購入できるのでぜひどうぞ!

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リピ決定

『オトギ スパゲッティ』の良いところとイマイチなところをまとめた。

良いところ
  • トッピングなしでもかやくが具沢山
  • 甘くて美味しい
イマイチなところ
  • 水をどれだけ残せばいいか分からない
  • 食べる時に汁が跳ねるので注意

良いところはかやくの具が意外と入っていることだ。トッピングを何もしなくても美味しく食べれる。味もトマトケチャップの甘さが麺に絡まって美味しい。汁気が多いので分かりにくいが、多分日本で言うところのナポリタン的なものなのだと思う。

イマイチなところは水をどれぐらい残せばいいのかが分からないことだ。韓国語の説明には水を2残す的なことが書いてあるが、日本語の作り方にはその説明がなかった。結局どれだけ残すか迷い、グツグツした状態を維持しながら中火で5分煮る事にした。強火で茹でるともしかしたら、汁が全部なくなって焦げ付く可能性があるので要注意だ。

汁を大さじ2ぐらいは残しておいて、全部捨ててしまわないほうがいい。なぜなら、食べていくうちに麺が汁を吸っていくからだ。ましてやパルメザンチーズなんかをトッピングしたいなら、なおさら残しておかないとダメだ。

日本の即席麺にはない、韓国の変り種即席麺「オトギ スパゲッティ」はリピ確定。またイエスマートに行った時に購入したいと思う。

参考リンク:Ottogi

■商品データ

商品名 オトギ スパゲッティ
価格 180円(税別)
購入店 イエスマート
メーカー Ottogi
内容量 150g(めん99g)
1食あたりのカロリー 575kcal
1食あたりの栄養成分 たんぱく質14g、脂質17g、
炭水化物91g、食塩相当量3.33g
辛さレベル 辛くない
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