デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第87号は、スヌーピーグッズ「コンパクトミラー②」(全2回)でコンパクトミラーを仕上げる。
刺しゅう時計は「クッションの上のスヌーピー」、クッションのロングアンドショートステッチは難しくて時間がかかった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利なものなどレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第87号はこんな感じ
第87号は5月27日(火)発売。

厚さ約1.3cm。

開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号の内容とキット。

今号のキット。

今号のデータ
付属品 | 刺繍糸2種 フェルト 厚紙 リボン キーホルダー金具 |
---|---|
刺しゅう時計 | クッションの上のスヌーピー |
スヌーピーグッズ | コンパクトミラー②(全2回) |
スヌーピーコラム | ルーシーは怒ると、ビーズクッショ ンに沈み込むって、知ってる?など |
早速始めていく。
「刺しゅう時計」の刺繍
今号は「クッションの上のスヌーピー」。

制作時間のめやすは2時間。

まずは外側を刺していく。

外側を刺し終わったら、

中の顔や耳などを刺していく。

次にクッションの中をロングアンドショートステッチしていくのだけれど、ショートの線はプリントされているので、ロングのガイドラインを引いた。

さらに、まっすぐ刺すのも難しそうなので、縦のガイドラインも引いた。

紫で上の部分をさして、

2段目を刺す前にガイドライン。

縦にもガイドライン。

3段目はこんな感じかなと何度もやり直しながら…もうこれで出来上がりとする。

「刺しゅう時計」の刺繍完成
なんといってもクッションのロングアンドショートステッチが難しくて、何度もやり直して時間がかかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

刺しゅう時計が始まって7回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『コンパクトミラー②』
今号は「コンパクトミラー②」(全2回)で、コンパクトミラーを仕上げる。

制作時間のめやすは1時間半。

まずは耳の型紙を作ってフェルトに貼って裁断し、

縫い合わせる。

本体の中に入る厚紙を裁断して鏡を貼り、さらにループ・耳も貼って本体を縫い合わせる。

スヌーピーが出来上がったら、

吹き出しにループを貼って、

縫い合わせたら完成。

スヌーピーグッズ『コンパクトミラー②』完成
耳とループの部分を縫い合わせる時がちょっと縫いにくいけれど、弱い部分なのでしっかりと縫い合わせた。そんなに難しい部分はなかった。

裏側。とりあえず形になって良かった。

耳とループ部分はしっかりと縫い合わせた。

吹き出しの下の部分は複雑なので縫い合わせる時の針目は細かめにした。

実際に作ってみて気になったこと
ロングアンドショートステッチは難しい
クッションのロングアンドショートステッチは、やりなれないせいかコツが掴めていないので、何度もやり直して時間がかかり難しかった。

ロングアンドショートステッチにはガイドラインを引いた
ロングアンドショートステッチは刺す前から難しそうと思ったので、刺す長さと曲がらないようにガイドラインを引いた。

ボンドの塗り過ぎに注意
鏡を貼った型紙を本体に貼り付ける時に、ボンドをたくさん塗ると鏡の部分にはみ出してしまうので、楊枝などで量を調節することをおすすめする。

図案を使った小物の作り方が載っている
本には刺しゅう時計の図案を使った小物「スヌーピーのオーバーナイトケース」の作り方が載っている。

必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- セロハンテープ
- ボンド
あったら便利なもの
よく切れる小さめのはさみ
今号のフェルトを切る作業には「よく切れる小さめのはさみ」があると便利。繊細な作業に適したはさみは「カットワーク用」「パッチワーク用」と呼ばれているものが多い。
筆者が使用したのは、クロバー「カットワークはさみ115(11.5cm)」希望小売価格1980円(税込)。※価格は2025年6月時点

全長11.5cmで小回りがきき、先が細いので細かい作業にぴったり。

細い刃先は切れ味もよくシャープに切ることができる。

お手入れ方法など。

本革製の丈夫なカバーが一緒に入っている。

しっかりとしたカバーなので、鋭い刃先でも安心感がある。

刃先は鋭いので取り扱いには注意。

厚めの布もストレスなくサクッと切れる。

柄の部分は指が入れやすく、樹脂製なので軽いのも良い。

開閉もスムーズで快適に使える。

使用目的によっていろいろな種類のある「はさみ」。ただ布を切るだけなら何でも同じと侮るなかれ、繊細な作業に適したはさみを細かい作業で使ったら、その使いやすさに手放せなくなるほど違いがある。
今回紹介したのクロバーの商品以外にもいろいろな商品(価格、大きさ、性能、デザインなど)が販売されているので、はさみを選ぶ時の参考になればと思う。
多用途接着剤
今号ではフェルトと紙や鏡を貼り付ける時に接着剤が必要。
使ったのは「速乾アクリア 60g」。60g入りでHPの価格で308円(税込)。※価格は2025年6月時点

”木・皮・布・紙の接着+それらの材質と塩ビ・金属も接着できる”

裏には使い方や注意など書いてある。

特徴は以下の通り。
- 速乾性で初期接着力が強く、作業性が良好
- 通常の木工ボンドに比べ、硬化後の樹脂皮膜が柔らかく、布や皮などの材質の風合いを損なわず接着可能
- 硬化後は透明になり、仕上がりがきれい
「アルテコ」HPより
接着剤の出し口は木工用のボンドと同じタイプ。

手芸用の接着剤はたくさん種類があるけれど、今回使用した「速乾アクリア」は、布と布以外のものを接着する時に使いやすい商品。ただし、耐水性は低いので洗濯はできないので注意。※詳しくはアルテコHPで確認できます。
以前「ピルケース」で刺繍した布をピルケースの蓋(金属)に貼り付ける時にも使いやすかったので、使用用途にあった接着剤選びの参考になればと思います。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第87号の感想
「刺しゅう時計」は、なんといってもクッションのロングアンドショートステッチが難しかった。ガイドラインを引いたり、何度もやり直しながら刺し進めたけれど、コツを掴むには何度も練習するしかないのだと思う。出来栄えはいまいちだけれど、とりあえずは仕上げることができたので良かった。
今号で完成させた「コンパクトミラー」は、特別難しいところはなかったけれど、ボンドが鏡にはみ出さないようにすることと、ループと耳の部分をしっかりと縫い合わせることに注意した。
次号はスヌーピーグッズ「大きなファスナーポーチ①」(全3回)が始まる。どんな感じなのか楽しみ。
次号は6月10日(火)発売!


詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズHPを確認してください。