デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第86号は、スヌーピーグッズ「コンパクトミラー①」(全2回)が始まる。
刺しゅう時計は「コック姿のスヌーピー」、エプロンの結び目、クッキーが細かくてややこしい。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利なものなどレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第86号はこんな感じ
第86号は5月13日(火)発売。

厚さ約1.5cm。

開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号の内容とキット。

今号のキット。

今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 プリント済みフェルト 接着芯 鏡 |
---|---|
刺しゅう時計 | コック姿のスヌーピー |
スヌーピーグッズ | コンパクトミラー①(全2回) |
スヌーピーコラム | スヌーピーが料理上手か どうか、知ってる?など |
早速始めていく。
「刺しゅう時計」の刺繍
今号は「コック姿のスヌーピー」。

制作時間のめやすは2時間。

まずは外側を刺していく。

太い部分が刺し終えたら、

クッキー・トレイ・湯気を刺して、

帽子の中やエプロンの紐などを刺す。

トレイとクッキーの中を刺して、

ミトン・エプロンの中、首輪を刺して出来上がり。

「刺しゅう時計」の刺繍完成
クッキーやエプロンの結んだ部分などが細かくてちょっと難しかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

刺しゅう時計が始まって6回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『コンパクトミラー①』
今号は「コンパクトミラー①」(全2回)で、フェルトに刺しゅうして裁断する。

制作時間のめやすは1時間半。

まずはフェルトに接着芯を貼る。

アイロンで接着芯を貼ったら、

眉から刺していく。

目、鼻と刺し進み、

顔が終わったら、”SNOOPY”の文字。

吹き出しの文字を刺していく。

文字を刺したら、

まわりのラインを刺して、刺しゅうは出来上がり。

線に沿ってフェルトを裁断する。

今号の出来上がり。

スヌーピーグッズ『コンパクトミラー①』完成
刺しゅうがうまくいかずに刺し直そうとすると、フェルトが毛羽立ってしまうので刺しづらかった。難しかったのは眉の刺しゅうとフェルトの裁断。

実際に作ってみて気になったこと
エプロンの紐は複雑
エプロンの結び目やクッキーは細かくてややこしく難しかった。

フェルトの刺しゅうは気を使う
刺しゅうで難しかったのは眉のサテンステッチ。ほんの少しで表情が変わってしまい、何度かやり直すうちにフェルトが毛羽立ってしまうので厄介だった。

フェルトの裁断は難しい
線の通りに裁断するだけなのだけれど、厚みがあって特に吹き出しの細かい部分と内側の円をきれいに切るのが難しかった。

図案を使った小物の作り方が載っている
本には刺しゅう時計の図案を使った小物「スヌーピーのキッチンミトン」の作り方が載っている。

必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- アイロン
- はさみ
あったら便利なもの
よく切れる小さめのはさみ
今号のフェルトを切る作業には「よく切れる小さめのはさみ」があると便利。繊細な作業に適したはさみは「カットワーク用」「パッチワーク用」と呼ばれているものが多い。
筆者が使用したのは、クロバー「カットワークはさみ115(11.5cm)」希望小売価格1980円(税込)。※価格は2025年5月時点

全長11.5cmで小回りがきき、先が細いので細かい作業にぴったり。

細い刃先は切れ味もよくシャープに切ることができる。

お手入れ方法など。

本革製の丈夫なカバーが一緒に入っている。

しっかりとしたカバーなので、鋭い刃先でも安心感がある。

刃先は鋭いので取り扱いには注意。

厚めの布もストレスなくサクッと切れる。

柄の部分は指が入れやすく、樹脂製なので軽いのも良い。

開閉もスムーズで快適に使える。

使用目的によっていろいろな種類のある「はさみ」。ただ布を切るだけなら何でも同じと侮るなかれ、繊細な作業に適したはさみを細かい作業で使ったら、その使いやすさに手放せなくなるほど違いがある。
今回紹介したのクロバーの商品以外にもいろいろな商品(価格、大きさ、性能、デザインなど)が販売されているので、はさみを選ぶ時の参考になればと思う。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第86号の感想
「刺しゅう時計」は、エプロンの紐の結び目など細かくてややこしい部分はあったけれど、前号までの細かさに比べると比較的刺しやすかった。
今号から始まった「コンパクトミラー」は、刺していてうまくいかなかった部分をやり直すとフェルトが毛羽立ってしまうのが気になった。そして難しかったのはフェルトの裁断。ただ線のとおりに切るだけなのだけれど、図案線が残ってしまった部分を丁寧にカットしたり、吹き出しの細かい部分を切るのは緊張した。よく切れる小さめのはさみの使用をおすすめする。
次号はスヌーピーグッズ「コンパクトミラー」を完成させる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は5月27日(火)発売!


詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズHPを確認してください。