【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第67号:パンチニードルで布が破れる大失敗!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第67号のスヌーピーグッズ「トラベルポーチ③」(全4回)で布が破れるアクシデント発生!

そんな中、初めて使ったクロバーの『パンチニードルフープ』の使いやすさに救われた。どんな商品なのか、使った感想など紹介する。

タペストリーは「チャーリー・ブラウンとルーシー」。モチーフが生地の目に対して斜めなので、なんだか刺しづらい。

実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第67号はこんな感じ

第66号は8月20日(火)発売。

厚さ約1.2cm。

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開封

表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号のキットに入っているべきもの。

今号のキットの内容。

今号のデータ

付属品 刺繍糸3種
プリント済み布
タペストリー刺繍 チャーリー・ブラウンと
ルーシー
スヌーピーグッズ トラベルポーチ③(全4回)
スヌーピーコラム スヌーピーの蝶ネクタイが何で
できているか、知ってる?など

 

早速始めていく。

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タペストリーの刺繍

タペストリーは「チャーリー・ブラウンとルーシー」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

制作時間のめやすは3時間。二人の顔が難しそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

チャーリー・ブラウンを刺していく。

顔の眉と目、鼻のバランスが難しい。

次にルーシーを刺していく。モチーフが布の目に対して斜めなので、サテンステッチがなんだか刺しづらい。

念の為ガイドラインを引いた。

黒で刺す部分が終わったら、中を刺していく。

手袋の中をそれぞれの色で刺して、

帽子の中を刺す。

最後に楽譜の音符を刺して、今号の出来上がり。

タペストリーの刺繍が完成

手こずったのは二人の顔。前髪、眉、目、鼻のバランスがちょっとのことでなんか違う感じになってしまうので難しかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

冬のタペストリーが始まって8回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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スヌーピーグッズ『トラベルポーチ③』

今号は「トラベルポーチ③」(全4回)でパンチニードルを使ってスヌーピーを刺繍する。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

制作時間のめやすは2時間だけれど、苦手なパンチニードルなので…

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

クロバー『パンチニードルフープ 12cm』を購入!

今まで何度かこのシリーズで使ったパンチニードル。残念ながらニードルを指に刺して流血したり、やり直そうとほどいたら布がボロボロになって新しい布で作り直したりといい思い出がない。

本では普通の刺繍枠を使っているので必要ないと思っていたけれど、少しでもやりやすくなるのかもしれないと、クロバー『パンチニードル用フープ 12cm』を購入。他に18cmもあるが、キットの布の大きさとモチーフの位置を考えて12cmを選択。

”生地がズレにくく、高さが変えられるパンチニードルに適したフープです”

セット内容。

裏には使い方など。

イラスト付きでわかりやすく書いてある。

箱の側面には「使用上の注意」が書いてある。

箱の中身。

枠をしめるネジが大きいので回しやすそう。

これで4cmの高さ。

付属の脚は3個。

脚はこの部分にスライドしてはめ込む。

こんな感じ。

内側。

3個つけるとこうなる。これで高さ8.3cm。

脚はこのようにはまっている。

脚3つで大丈夫なの?と思ったけれど、ガタつきもなくしっかりしている。

今回は「2」の位置で使うので、目盛りを合わせて、

針の長さを図ると約1.5cm。これなら脚をつけずに4cmのままでOKのはず。

モチーフがピッタリおさまりそう。

ネジをゆるめて外して、

布をセット。

モチーフの左側は布が少ししかあまらないので、12cmを選んで良かったのだと思う。

ネジが回しやすく布をしっかり張りやすい。

ピンと張ることができた。

これで机の上においたままパンチニードルを使えるようになった。使った感想などは後ほど書くことにする。

準備はOK、早速取り掛かる。

パンチニードルでまずは蝶ネクタイの周りを黒で刺す。

表側はこんな感じ。

次にスヌーピーを刺していく。

表側。ここまでは順調だった…

布が破ける大失敗…

蝶ネクタイの中を刺していく途中で、このままいくと中を埋めるのに糸が足りないかも…と思い、全体的にステッチの間隔を調節しないとダメだ…と、ほどいて刺し直していたら、全く刺せない部分が。

布が破れて糸が抜けてしまい全く刺せない。最悪。

表のループ側。残念すぎる。

どうしよう…破れた部分に接着芯を貼って補強して刺してみても全然ダメ。

…もうやりたくない!グッズの1つくらい作らなくたっていいよ…

新しく購入した『パンチニードルフープ』を使い順調に進んでいたのに、なんでこんなことになった?原因は、蝶ネクタイの中を埋めるブルーの糸が途中で足りなくなりそうで、やり直すためにほどいたから。

本のアドバイスでは「2mm間隔くらいに均等に刺します」とあるけれど、筆者のステッチの間隔が狭過ぎて糸が足りなくなりそうになったのか、キットに入っていた糸が十分な長さなかったのか。

布が破けてしまうような失敗をする初心者の筆者が悪いのだろうと諦めて、持っている布の中で使えそうな布を探してやり直すことにした。

布選びから作り直し

まずは布。キットの布は薄めのキャンバス生地っぽいけど、手持ちに同じような布がなかったので、色味と厚さで薄くまだら模様が入っているツイル(多分)生地を使うことにする。

そして途中で糸が足りなくなる心配は絶対にしたくないので、まずはキットの刺繍糸の長さを見てみるとそれぞれ4m。つまりブルーは4m、黒と白は×2で8m入っている。市販のDMCの25番糸は1かせ8Mなので、ブルー8m(1かせ)、白・黒16m(各2かせ)とキットの倍の長さを用意した。これだけあれば大丈夫なはず。

そして、もともと本のパスポートサイズよりも少し大きくしたかったので、布は大きめにして接着芯を貼った。

最初にサイズを大きくすることも踏まえて図案の位置を決めて写す。使ったのはチャコエースの『ソフト・トレーシングペーパー ムーンベール』と『図案写しマーカー』。転写ペーパーなしで図案を写すことができる。

図案がはっきり写るので助かる。

フープに布をしっかりセットして、

蝶ネクタイの周りから刺していく。

表はこんな感じ。

スヌーピーの首から上を刺したら、蝶ネクタイの中を刺す。ブルーの糸が足りない心配もなく、無事に刺し終えることができた。

スヌーピーの中を白で刺していく。(表側)

多分こんな感じで良いのだと思う。

本ではここでステッチの裏の始末をしてから、刺繍枠をずらして首から下を刺すのだけれど、購入した12cmのフープはモチーフが全部入っているので、このまま刺し進むことにした

図案線が薄くなってきたので、見えやすくフリクションファインライナーで線をなぞっておいた。

黒で周りを刺し、白で中を埋める。これで全て刺し終わった。

表から見るとこんな感じ。

あとは裏の始末。ボンドを塗って糸端を切り、平らに整えて、

フープをつけたまましっかり乾かしたら、

出来上がり。

『トラベルポーチ③』完成

布が異なるのは前述の通りキットの布が破けてしまい自分の布を使ったから。いろいろ残念だったけれど、唯一、購入したパンチニードルフープがとても使いやすかったのが救い。

裏側。アレンジして接着芯を貼った。

出来上がりはこんな感じ。

ちゃんとできているのか、よくわからない。

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実際に作ってみて気になったこと

わかりやすくガイドラインを引いた

タペストリーのモチーフは布目に対して斜めなので、サテンステッチをするのになんとなく刺しづらく、わかりやすいようにガイドラインを引いた。

キットの刺繍糸の量は十分なのか?

パンチニードルで蝶ネクタイの中を埋めるステッチが終わりに近づいた時、糸が足りなくなりそうになりほどいてやり直したことで布が破けてしまった。

キットのブルーは4m、やり直すために新しく用意した8mを使い終わって長さをはかってみると、あまりは3.5mなので、失敗や無駄なく使っても4m50cmは使ったということになるのでキットのブルーの糸だけでは足りなかった。ちなみに白もキットの糸8mでは足りなかった。

あくまで筆者の場合だが、初心者で埋めるステッチの密度が高すぎて糸が足りなかったのかもしれない。

パンチニードルはやり直しできないの?

パンチニードルは以前にも失敗してきたけれど、今回で本当に苦手なんだなと再確認した。初心者なので時間がかかったり、うまくいかないのは仕方がない。困るのはうまくいかなかったところをほどいてやり直そうとすると布が破けてやり直せないこと。

5号の『マルチケース』では、やり直そうとほどいたら布の穴が元に戻らず、針で刺繍した。

52号の『スヌーピーのブローチ』は、ほどいたら布がボロボロで、自分の布で作り直した。

そして今号も自分の布で作り直し。

『パンチニードルフープ』は優秀で初心者には必須かも

初めて使ったクロバー『パンチニードルフープ』は、なんで今まで使わなかったのだろうと思うほどステッチしやすかった。

大きなネジは回しやすく、布をしっかりピンと張ることができ、ステッチしている最中も布がたるみにくい。

そして、机の上に置いてステッチできるのは、片手で持ってステッチするよりも断然やりやすかった。

パンチニードルで散々失敗してきた初心者の筆者が言うのもなんだが、この『パンチニードルフープ』は、布がたるみにくいことや机に置いて使えることで、ステッチの幅や進行方向の針の向きなど他にも気にしなければならないことに集中できるので本当に助かる。

今後のパンチニードルには欠かせない道具の1つになったので、パンチニードル初心者や苦手に思う人にはおすすめの商品だ。

ポーチのサイズを大きくすることにした

今回表布が破けてしまい、自分の布で作り直すことになったので、本のトラベルポーチのサイズより少し大きいお薬手帳や通帳などが入るサイズに変更することにした。

キットの内布など使えるものは使うが、大きさが足りなければ自分の布を使い、次号で縫い合わせる時にはミシンで仕上げようと思う。

やっぱり気になるトラベルケース?トラベルポーチ?

前号・前々号に続き表紙には「トラベールケース」(全4回)と書いてある。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より
刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ66号より
刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ65号より

裏表紙は前号・前々号と同じく「トラベルポーチ」(全4回)。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

本の中も前号・前々号と同じく「トラベルポーチ」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ67号より

表紙は3号続けて「トラベルケースだけれど、多分「トラベルポーチ」が正解?

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必要なもの・あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ
  • ボンド

あったら便利なもの

パンチニードルフープ

クロバー『パンチニードルフープ』12cm。18cmもあります。

セット内容や使った感想などは前述しているので、そちらを御覧ください。もっと早く使えば良かった…と思う優秀な商品なので、パンチニードル初心者や苦手な人におすすめです。

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第67号の感想

タペストリーの刺しゅうはチャーリー・ブラウンとルーシーの顔がちょっと手こずった。眉や目や鼻はほんの少しで表情が変わってしまうので難しかった。

今号で3回目の「トラベルポーチ」は、『パンチニードルフープ』を使って今までになく快適にステッチすることができた。

しかし、途中で糸が足りなくなりそうになり、ほどいてやり直したら布が破けて残念なことになってしまった。最終的に糸が足りない心配がないよう、キットの倍の長さの糸を用意して自分の布でどうにか仕上げたけれど、出来栄えに関してはもはや二の次。なにしろ無事に形にできてホッとした。

次号はスヌーピーグッズ「トラベルポーチ④」(全4回)で、トラベルポーチを完成させる。いろいろアレンジする予定なのでどんな感じに出来上がるのか楽しみ。

次号は9月3日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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