デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第63号はスヌーピーグッズ「チャーリー・ブラウンのミニドール①」(全2回)が始まる。布がしっかりしていてモチーフも大きいので刺繍していくうちに指が痛くなってきた。そこでラバーキャップの力を借りる!
タペストリーは「スヌーピーとサリー」。スケート靴やサリーの髪の毛が複雑で図案通りに刺しゅうするのが難しい。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第63号はこんな感じ
第63号は6月25日(火)発売。
厚さ約1.3cm。
開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。
今号のキットに入っているべきもの。
今号のキットの内容。
今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 プリント済み布 |
---|---|
タペストリー刺繍 | スヌーピーとサリー |
スヌーピーグッズ | チャーリー・ブラウンの ミニドール①(全2回) |
スヌーピーコラム | スヌーピーはスケートが得意って、 知ってる?など |
早速始めていく。
タペストリーの刺繍
タペストリーは「スヌーピーとサリー」。
制作時間のめやすは4時間。スケート靴は細かくて時間がかかりそう。
スヌーピーを刺していく。
スケート靴は細かくて図案通りに刺すのが困難。こんな感じかなというところで先に進む。
サリーを刺していく。
外側を刺し終えたら、
顔を刺して、マフラーやスケート靴など細かい部分を刺す。
次にスヌーピーの首輪、帽子の中と下の水色のラインを刺して、
サリーのマフラーを水色で刺す。
サリーの前髪をそれぞれの方向に刺して、
横の髪を刺す。
髪はガイドラインを引いて刺した。
手袋をオレンジで刺して、
最後にスケート靴の中を刺して出来上がり。
タペストリーの刺繍が完成
マフラーのふさやスケート靴は細かくて刺すのが難しく、何度もやり直して時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
冬のタペストリーが始まって4回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『チャーリー・ブラウンのミニドール①』
今号は全2回で完成させる「チャーリー・ブラウンのミニドール①」。
制作時間のめやすは4時間。太めのアウトラインステッチが続くので大変そう。
アウトラインステッチで刺していく。
ラインが太いのでなかなか先に進まない。
ラインは太さがいろいろで、波打っているのでややこしい。
ラインが重なってよくわからない部分があるので、
勝手にガイドラインを引くことにした。
やっとのことで外側を刺し終えたら、
顔を刺して、
服の模様を刺していく、
ジグザグ模様を刺して
ズボンの中を刺したら出来上がり。
『チャーリー・ブラウンのミニドール①』完成
ステッチは単純だけれど布がしっかりしていることもあり、長時間続けていると針を持つ手が痛くなった。なかなか先に進まないアウトラインステッチには手を焼いた。
首から上はシンプルなのだけれど、
首から下はカーブも多く、図案も複雑で時間がかかった。
実際に作ってみて気になったこと
1.わかりやすくガイドラインを引いた
サリーの髪の毛の方向は複雑でわかりにくかったのでガイドラインを引き、
チャーリー・ブラウンはラインが重なってわかりづらい部分にガイドラインを引いた。
2.ラバーキャップを使って針を引き抜きやすくした
チャーリー・ブラウンのミニドールの刺しゅうは、生地がしっかりしていて図案も大きいので針をひっぱる指が途中で痛くなった。今回使ったのはLHの『LHラバーキャップ』。針をつかんで布から引き抜くときに使う指サック。
外側に突起があるので針がしっかりつかめ、通気穴もあいている。
爪側はこんな感じに大きな穴が空いているので蒸れにくい。
このラバーキャップを使ったら、針を引き抜くのがだいぶ楽になったので、同じような商品を探している方の参考になればと思う。
以前に今回使用したLHの「LHラバーキャップ」とクロバーの「カラフルラバーシンブル」を使い比べた感想を詳しく記事にしているので、興味のある方はそちらを御覧ください。
3.キットの黒の刺繍糸が足りない?!
筆者だけなのかもしれないけれど、今号のキットに入っていた黒の刺繍糸では糸が全然足りなかった。最初にタペストリーを終わらせてからミニドールのチャーリー・ブラウンを刺していくうちに糸が足りないことに気がついた。
幸い同じ糸を持っていたので自分の糸を持ち出しで使って無事刺しゅうを終わらせることができた。もしかしたら自分だけなのかも?と思う反面、明らかに足りなかったので持っていなかったら慌てて買いに行くことになっていた。
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
あったら便利なもの
エンブロイダリースレダー
今回チャーリー・ブラウンを刺しゅう(すべて3本どり)した時に活躍したのが、刺しゅう専用の糸通し。クロバーの『エンブロイダリースレダー』。
数本どりの刺繍糸や太い刺繍糸を針に通す時に便利な商品。
コロッしていて可愛らしいデザイン。
本体にはクローバーの模様が入っている。
キャップつきなのは嬉しい。
使用できる刺しゅう針が詳しく書いてあるのでわかりやすい。
注意事項や使い方は内側に書いてある。
使いやすそうな形状。
使い方はとても簡単。針穴にスレダーの先端を通して、
根本まで針を入れたら、
刺繍糸をスレダーの穴の中に通して、
針の穴からスレダーの先端を軽く引き抜いていくと、
針に糸が通る。
あとはスレダーから糸を外すのだけれど、これがちょっと注意が必要で、スレダーの先端にある糸を輪の中心に引っ張ってから糸を外す。パッケージの使い方にイラスト付きで詳しく書いてあります。
これで糸通しが完了。
この商品とても使いやすく、キャップが付いているのもありがたいのだけれど、もし贅沢をいうならそのキャップがスレダー本体のお尻の部分に差し込めたらいいのになと思う。本体にくっついていたらすぐキャップができるし、なくす心配もないから。
もちろんこのスレダーがなくても針に糸を通すことはできるけれど、太い糸や5・6本どりで刺しゅうする時などあると便利でストレス軽減するものの1つなので参考になればと思う。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第63号の感想
前号で秋のタペストリーが完成したので、今号からはだいぶ気持ちが楽になると思っていたけれど、冬のタペストリーは本の制作時間めやすが4時間、グッズのチャーリー・ブラウンの刺しゅうが4時間で合計8時間とボリュームたっぷり。
冬のタペストリーは、今号が「スヌーピーとサリー」で、次号は「チャーリー・ブラウンとルーシー」とモチーフが2つずつなので今までのタペストリーよりも進行が早く感じる。
今号から始まった「チャーリー・ブラウンのミニドール」は、アウトラインステッチがなかなか先に進まず、布もしっかりしていたので途中で指が痛くなったりしながらも、ラバーキャップに助けてもらいどうにか終わらせることができて良かった。
次号はスヌーピーグッズ「チャーリー・ブラウンのミニドール②」(全2回)を完成させる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は7月9日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。