デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第57号はスヌーピーグッズ「トートバッグ③(全5回)」。表布を縫い合わせてバッグの本体を作るのだけれど、特に難しい部分もなかったので、今回はマチをきれいに作るちょっとしたポイントを写真を交えて紹介する。
タペストリーは「ドラキュラのスヌーピー」。スヌーピーの目や眉、マントの細かい部分など思ったよりも時間がかかった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第57号はこんな感じ
第57号は4月2日(火)発売。
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厚さ約1.7cm。
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開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。
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今号のキットに入っているべきもの。
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今号のキットの内容。
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今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 布 |
---|---|
タペストリー刺繍 | ドラキュラのスヌーピー |
スヌーピーグッズ | トートバッグ③(全5回) |
スヌーピーコラム | スヌーピーはどんな変装を したことがあるか、 知ってる?など |
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号は「ドラキュラのスヌーピー」。久しぶりのカボチャ以外のモチーフなので楽しみ。
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制作時間のめやすは2時間。マントがちょっと難しそう。
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スヌーピーを黒で刺していく。
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外側を刺し終わったら、内側を刺していく。
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目や眉など少しの違いで表情が変わってしまうので難しい。
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青でマントの外側を刺したら、
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赤でマントの内側、黄色で飾りを刺したら出来上がり。
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タペストリーの刺繍が完成
スヌーピーの顔、特に目や眉はちょっとの違いで表情が変わってしまうので何度もやり直し、思ったよりも手こずった。
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今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
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秋のタペストリーが始まって19回目。次号でいよいよ周りが出来上がる。
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スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『トートバッグ③』
今号の「トートバッグ③(全5回)」では、表布を縫い合わせて本体を作る。
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制作時間のめやすは1時間。本来は手縫いだけれど、ミシンを使うことにする。
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まずは、前号で裁断しなかった前面も一緒に表布を製図のとおりに裁断する。
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裁断したら、中表で周りを縫う。
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底のマチを作っていく。きれいに仕上げるポイントは後述します。
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10cmの位置に印をつけて、
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マチを縫う。
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表に返して、
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出来上がり。
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『トートバッグ③』完成
手縫いのところをミシンで縫ったのであっという間に作り終わった。マチもきれいにできたので概ね満足な仕上がり。マチをきれいに作るポイントは「トートバッグのマチをきれいに仕上げるポイント」で紹介します。
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実際に作ってみて気になったこと
1.タペストリーの本の工程にちょっと戸惑う
本の工程に従って順調にスヌーピーを⑫まで刺し進み、
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⑬で”右手の指と上のラインを刺します。”。ここで、あれ??となる。
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⑬の指示通り刺すとこうなる。マントに関しては何も説明がない。
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⑫のこの状態から、
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⑬ではマントの赤丸の部分がいつの間にか刺し終わっているのだ。
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ちょっと戸惑ったけれど、マントの外側がアウトラインステッチだったので、同じくアウトラインステッチで刺した。
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2.トートバッグのマチをきれいに仕上げるポイント
今号では特に難しい部分はなかったけれど、マチがきれいだとトートバッグの出来上がりがピシッとする。次号以降で内布のマチを縫うときにも使えるので、本には書いていないちょっとしたポイントを紹介する。
中表で縫い合わせたら、マチを作る前に縫い代をアイロンできれいに割る。前後の縫い代と、
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底の縫い代もアイロンで割る。
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机の上にマチにする部分を平らに置き、まち針で最初に前後の縫い合わせた部分(青丸)と、
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底の縫い合わせた部分(青丸)をぴったり合わせてとめる。アイロンで縫い代をきれいに割っておくとこの作業がしやすい。
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次に10cmのマチの場合、縫い合わせた部分が中心の5cmとなるように縫い線を引く。この時、縫い合わせた線に対して直角になるように10cmはかるのが大切。印をつけたらあとは縫うだけ。
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最初にまち針でとめた前後と底の縫い合わせの部分(青丸)がぴったり合っていると出来上がりがきれい。ちょっとしたことだけれど、本には書いていないので参考になればと思う。
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3.「バッグチャームポーチ」の作り方が載っている!
今号ではトートバッグの作り方は見開きの2ページのみだけれど、”マジックペーパーを使って、刺しゅう小物を作りましょう!”では「スヌーピーのバッグチャームポーチ」の作り方が型紙も含むと4ページ半使って載っている。
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今グッズで作っているトートバッグよりも仕立てが複雑で作るのにも時間がかかりそうだけれど、小ぶりで可愛らしいデザイン。機会があれば作ってみてもいいかなと思った。
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必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- アイロン
- 印付けペン
- 定規
- まち針
あったら便利なもの
まち針
今号では本体を縫い合わせる時やマチを作る時に使った。
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百均でも手芸店でもいろんな種類が販売されているけれど、筆者が使っているまち針は、クロバー「シルク待針(耐熱)」。希望小売価格638円(税込)。
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薄地〜普通地用、太さ0.5mm、長さ36mmで約100本入。
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耐熱なのでアイロンOK。
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小さな頭がミシンがけに便利で、頭部がガラス製でアイロンがあたっても溶けない。
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プラスチックのケースに入っている。
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裏側はこんな感じ。
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ケースはパカッと開く。
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この部分がガラスだとアイロンがあたっても溶けないので安心。そして小さいので、ミシンをかける時に段差が少なく使いやすい。
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まち針は使用目的によって極薄地用や厚地用などいろいろな種類があるけれど、スタンダードな普通地用で汎用性が高いクロバーの「シルク待針(耐熱)」は使い勝手が良く愛用している。使い心地は個人差があると思うので一概には言えないが、まち針選びの参考になればと思う。
マルチキルティングルーラー
今号で筆者が布の印付けに使った定規(ものさし)が金亀糸業の『マルチキルティングルーラーCOTTON BOLL コットンボール15✕60cm 』。他にも15✕30cm、20✕20cmなど種類がある。
もう何年も前から愛用しているので、外側のカバーはちょっとくたびれているけれど、
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中身は現役バリバリです。
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厚みが4mmあって本来ロータリーカッターで布を切る時に使うのだけれど、筆者は布の印付けに使うことも多い。
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なぜかというと、直角に線を引きやすいから。布において線を引くと、
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こんな感じに何も考えずに直角になる。
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もちろん、平行線も引きやすいので、
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印付けが楽になる。
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印付けはもちろん普通の定規で問題なくできるけれど、作業がだいぶ楽になるので持っているとこればかり使ってしまうアイテムの1つ。今回紹介した商品以外にも、色々なメーカーが様々な長さや形状で発売しているので、使いやすいものを1つ持っていても良いおすすめの定規だ。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第57号の感想
今号のタペストリーは、久しぶりのカボチャ以外のモチーフ「ドラキュラのスヌーピー」だったのでリフレッシュできてよかった。目や眉などほんの少しで表情が変わってしまうので、何度もやり直して思ったよりも手こずった。
トートバッグ(全5回)3回目の今号は表布を縫い合わせてバッグの本体を作った。筆者はミシンで縫ったので、特に難しいところもなくあっという間に出来上がったけれど、手縫いは薄手とはいえデニム生地なのでマチの部分など生地が厚くなり少し大変だと思う。
次号はスヌーピーグッズ「トートバッグ④」(全5回)。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は4月16日(火)発売!
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詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。