デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第24号はスヌーピーグッズ「カルトナージュボックス」がいよいよ完成する。無事に作り終えることはできたけれど、出来栄えが…
実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第24号はこんな感じ
第24号は12月26日(月)発売。
厚さ約2.3cm。
開封
全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分にある。
表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。
入っているべきものはちゃんと入っていた。
今号のキットの内容。
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号では「スヌーピーと舵輪」を刺繍する。制作時間のめやすは2時間半で、夏のタペストリーが始まって1番長い。サテンステッチが多いのでみるからに時間がかかりそう。
アウトライン・バックステッチなどでスヌーピーと舵輪の外側を刺していく。
黒の部分が終わったところ。これから先が長い…
舵輪の中を放射線状にサテンステッチしていく前に、本には書いてないけれどサテンステッチは苦手なので、曲がらないようにガイドラインを引いた。
なかなか先に進まない…
舵輪のサテンステッチが終了。
ロープの部分のサテンステッチをしていく。
これで出来上がり。
タペストリーの刺繍完成
今号は特別難しいところがあったわけではないけれど、サテンステッチのボリュームが多いので時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
夏のタペストリーが始まって今号で5回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『カルトナージュボックス⑤』
本の制作時間のめやすは2時間。5号にわたって作ってきたこのシリーズも今号で完成となる。無事に形にすることを目標につつがなく終わらせたい。
まずは厚紙を組み立てる。
次に本の型紙通りに内貼り用の厚紙を切る。本には書いていないが、布が縮まないか恐る恐る中温でアイロンをかけてから製図通りに布も裁断。
組み立てた箱に外側の布を貼っていく。
内貼り用の厚紙に布を貼って、
内貼りしたら、箱は終了。
あとはタッセルを作って、フタの中心につけたらすべての工程が終了!!!
『カルトナージュボックス⑤』完成
今回作った箱が本体にきちんと収まるのか入れてみる。
おっ、大丈夫だ。
端に入れてもピッタリ入った。あとはフタが閉まるのか?
箱を入れてもフタはしまった!良かった。
仕上がりはイマイチだけれど、なにしろ無事に形にできて良かった。
実際に作ってみて気になったこと
今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。
1.タペストリー刺繍の色指定はフェイントがあったりする
最近の号になって本の解説に、糸の本数と色が書かれるようになって良かったと思っていたけれど、今号では「茶」のはずが「黒」と明らかに違っていた。こういうフェイントは怖いです。
2.カルトナージュボックスのフタはなぜ最初に作ったの?
出来上がったボックスを横から見ると、フタはしまっているのだけれど
本来見えないはずのフタの内布(ストライプ)が見えてしまっている残念な仕上がり。
前号で組み立てた時点でおかしかったので、どうにか直せないか考えてみたのだけれど、おかしなことになってしまいそうなので諦めた。カルトナージュボックスは全5回で以下の順番で作ってきた。
- 20号①フタの刺繍
- 21号②フタを作る
- 22号③箱本体を作る
- 23号④箱とフタを合体
- 24号⑤内箱とタッセルを作る
この順番だとフタを先に作るので、箱にフタがきちんとフィットするのか確認しながら作ることができない。
1番最初に箱本体を作ってからフタを作れば、箱にフタを合わせて確認しながら内布が見えないようにもう少し調節することもできたのではないかと思う。カルトナージュボックスは初めて作ったので、こういうものなのか本などで調べてみても、箱本体を作ってからフタを作るという順番のものが多いような感じだけれども…
3.全5回のグッズ作りは期間が長くてちょっとダレる
カルトナージュボックスの1回目は第20号で11月1日、完成するのは5回目の12月26日発売の今号。11月は発売が3回あったので全5回で約2ヶ月。初めての全5回は途中でまだこれやってたんだっけ…と思ったりした。次号からは全2回のテトラポーチで、そのあとのミニバッグは全4回。これ以降は予定が出ていないのでわからないけれど、全2回くらいがデフォルトでたまに全4回があるくらいの頻度だと良いなと思う。
あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- アイロン
- アイロン台
- 定規
- セロハンテープ
- ボンド
- 厚紙(タッセル作り用)
あると便利なもの
印付けペン→布に印を付ける
カッター&カッターマット→厚紙を型紙通りに裁断するのに使用
楊枝→ボンドを均一にのばす
今号のデータ
付属品 |
刺繍糸2種 |
---|---|
タペストリー刺繍 |
スヌーピーと舵輪 |
スヌーピーグッズ |
カルトナージュボックス⑤ |
スヌーピーコラム |
スヌーピーが雪だるまと |
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第24号のまとめと感想
実際に作り終えて今号の良いところと残念なところをまとめてみた。
今号のタペストリーの刺繍はサテンステッチが多かったので、難しいというよりもサテンステッチが得意でない筆者は時間がかかった。
今号で最後のカルトナージュボックスは特に難しい工程はなかったと思う。ただ、フタの内布が正面から見えてしまうという残念な出来栄え。気になるのでやり直そうかとも思ったけれど、おかしくなってしまいそうで諦めた。それでも無事に終わらせることがことができて、ホッとしている。
次号からは新しいグッズ「テトラポーチ①」(全2回)が始まる。全2回で作るようなので楽しみ。
次号は2023年で最初の発売となる1月10日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。