【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」番外編:春のタペストリーにピッタリな市販の額を発見!

記事内に広告が含まれています。

デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」の春のタペストリーを市販されている額(フレーム)に入れてみた。購入した商品と額に仕立てた方法など写真付きで紹介。

スポンサーリンク

オリジナルのタペストリー額は今から購入できない

春のタペストリーが完成したのは11月1日発売の第20号。オリジナルのフレームを販売していたのは知っていたけれど…

デアゴスティーニではオリジナルのタペストリー額が販売されていた。

創刊号のチラシより

春、夏、秋はそれぞれ6820円(税込)、冬はミニと2つで12210円(税込)。デアゴさんから直送定期購読していれば送料はかからないけれど…

筆者は書店で定期購読をしているので、各回ごとにプラス送料が880円(税込)必要だった。

受付期間は2022年5月2日まで。

デアゴさんの定期購読は月に1回、2号分がまとめて届くシステム。隔週刊で発売される度に作りたい場合は書店で定期購入するしかない。筆者は書店で定期購入しているので、額の代金プラス送料で春〜秋は各回7700円(税込)、冬+ミニの時は13090円(税込)でちょっと高いなと感じた。また、最後までこのシリーズを続けていけるか不安もあったので、受付期間中に申し込まなかった。

デアゴさんに問い合わせてみると、現在は販売されていないので購入できないということだ。(2022年12月現在)

スポンサーリンク

市販の額(フレーム)でフィットするのはどれ?

タペストリーになるべく合うサイズのフレームを探すので、まずは計測。実際に出来上がった春のタペストリーをアイロンで整えて、刺繍された部分を測ってみると約34×25cm。

デアゴスティーニの「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」のタペストリーは、現在完成している春以外に夏・秋・冬・ミニと続いていく。全ての作品を1つずつなるべく同じ種類のフレームに入れたいので、探すのは…

  1. 同じ種類で複数のサイズ展開をしているもの
  2. 数年先も販売されていそうな定番のもの
  3. 刺繍が潰れないもの
  4. タペストリーを額に仕立てるための台紙が入っているもの

探してみると様々なサイズや種類があって迷ってしまうが、最終的に行き着いたのは4つすべての条件にあう、日本製の刺繍糸の老舗メーカーOlympus(オリムパス)さんの刺繍用木製フレーム「W-41(白木)」、額内径36.4×29.7cm。色違いでW-42(ブラウン)、W-46(ホワイト)がある。オリムパスHPの価格で3850円(税込)。

同じシリーズのもうひと回り大きいサイズ「W-62(白木)」、W-63(ブラウン)、W-64(ホワイト)額内径42.2×33.3cm もある。春よりも大きい夏・秋・冬のタペストリーも同じシリーズのフレームに入れることができそう。余白が多少多くなるが、春もこちらを選んでも良いのかもしれない。オリムパスHPの価格で4180円(税込)。

スポンサーリンク

購入したのは刺繍用フレーム

今回の春のタペストリーは、W-41(白木)に決めた。実物を確認したかったことと、割引のクーポン券を持っていたのでユザワヤさんの店舗で購入した。もちろん色々なECサイトでも購入できる。価格はオリムパスさんのHPで3850円(税込)となっているが、店舗によって価格に違いがあるようなので比べてみることをおすすめする。

メーカー

オリムパス(Olympus)

品番

W-41(白木)

サイズ

額外径 418mm×351mm
額内径 364mm×297mm

価格

3850円(税込)オリムパスHPの価格

 

スポンサーリンク

開封

箱を開けるとこんな感じ。

注意書きと額を壁にかけるための紐が入っている。

ちなみに額の透明な板はガラスではなく、ペット板。

フレームを取り出すとこんな感じ。

裏板を開けると中にはペット板を保護する白い紙とグレーの厚紙(台紙)が入っている。

スポンサーリンク

タペストリーを額に仕立てていく

必要なもの

  • 額(フレーム)
  • アイロン
  • アイロン台
  • 白いタオル
  • 定規
  • 印付け用ペンなど
  • 縫い針
  • 手縫い糸またはミシン糸
  • ハサミ

最初にタペストリーにアイロンをかける。アイロン台の上に白いタオルを敷いて刺繍面を下に置いてアイロンをかける。(刺繍が潰れないようにタオルを敷く)

フレームからグレーの台紙を取り出す。

POINT

刺繍用の額には布を縫い付けるための台紙が入っている。

台紙の上下左右の中心に印をつけておく。

余白に刺繍部分の縦横の中心の印を付ける。

台紙を表の刺繍の上に重ねる。

台紙と刺繍部分の中心を合わせて置く。

縫う位置の印の付け方は第20号を参照。

第20号より
第20号より

本の通りに印を付けていく。

印を付けたら布を裏返して台紙をのせる。

左右の長い辺を台紙の上に折る。

糸で左右の印を上から下に順に針を通して縫っていく。

この時本来は縫い始めを返し縫いし、軽く引っ張りながら(糸を均等に引く)縫う。糸が足りなくなったら、返し縫いして玉どめし、新しい糸で最初のひと目を返し縫いして…となるのだけれど、糸がすぐ足りなくなってしまうことと、全体を均等に糸を引くのに1本の糸で引きたいので勝手にやり方を変えてやることにした。

針に糸を通したら糸を切らず、返し縫いをせず印を縫っていく。糸がつながったままなのでからまりやすいので注意が必要。

縫い始めはこんな感じ。

上から下へ針を入れて、左右の印の最後まで繰り返して縫い進める。

最後まで縫い終わったら返し縫いして、

玉どめする。

縫い始めの糸を引いていく。この時表の布がゆがんでいないか確認しながら糸を均等に引く。きれいに仕上がったら(シワなくピンと張っている状態)返し縫いをして玉どめする。

次に上下の短い辺を折って重ねる。縫いやすいようにまち針でとめる。

左右の長い辺と同じやり方で、表を確認しながら均等に糸を引いて縫いとめる。

表を返すとこんな感じ。シワなくピンと張っている。

ペット板を保護する白い紙を取り除いて、フレームの中に入れる。

裏板をのせていく。

POINT

刺繍用の額は台紙に縫い付けた刺繍作品を入れるのが前提なので、刺繍を潰さないように厚みがある。

POINT

台紙の厚みを考慮してあるので、裏板を固定させる金具(トンボ)でとめても中の刺繍を圧迫しない。

フレーム全体の裏板を固定させる金具(トンボ)をとめて終了。

出来上がり。

壁に飾ってみるとこんな感じ。

スポンサーリンク

春のタペストリーをフレームに仕立てたまとめと感想

Olympus(オリムパス)の刺繍用木製フレーム「W-41(白木)」を使ってみた感想をまとめてみた。

良いところ
  • 額に仕立てるための専用台紙が入っている
  • 裏板をはめて刺繍が潰れない厚みがある
  • 定番商品でサイズ・色の展開がある
▲う〜ん…
  • 刺繍用で定価3850円(税込)は妥当な価格だと思うが、多少値段がはる。ただし店舗によって価格の違いがあるのでネットで比べてみることをおすすめする。

実際、刺繍用でなければもっとお手頃な価格のフレームは数多くある。それでも今回この刺繍用フレームを選んだことで、額に仕立てる台紙に、刺繍を潰すことなくきれいに仕上げることができたので良かった。

創刊号から20号、約9ヶ月かけて仕上げた春のタペストリーを額に仕立てることができたのは感慨深い。当時、苦戦しながら刺繍したことも気に入ったフレームにいれて壁にかけてみると、まぁまぁ良くできているじゃん!と、良い思い出になった。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズの実践連載を始めて約1年。いろいろなことがあったけれど、これからもコツコツと続けていきたいと思う。

第1回から読む

タイトルとURLをコピーしました