【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第79号:冬のタペストリーが完成!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第79号はスヌーピーグッズ「スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①」(全2回)が始まる。

冬のタペストリーは「雪の結晶」。前号に続き苦手なのでパンチニードルを使わずに刺しゅうした。思った以上に難しかったけれど、今号で冬のタペストリーが無事完成!

そしてもう1つのタペストリー「[PEANUTS]ロゴタペストリー」が始まる。

実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第79号はこんな感じ

第79号は2月4日(火)発売。

厚さ約1.4cm。

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開封

表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号のキットで使うもの。

今号のキットの内容。

今号のデータ

付属品 刺繍糸3種
プリント済み布
接着芯
スパンコール
タペストリー刺繍 「冬」雪の結晶
「[PEANUTS]ロゴタペストリー」
チャーリー・ブラウン
スヌーピーグッズ スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①
(全2回)
スヌーピーコラム チャーリー・ブラウンがスノー
ドームをギフト包装してもらった
のはなぜか、知ってる?など

 

 早速始めていく。

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冬のタペストリーの刺繍

冬のタペストリーは「雪の結晶」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

制作時間のめやすは2時間半。パンチニードルを使ってこのくらいかかるのか…刺繍だともっと時間がかかりそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

まずは、本でもパンチニードルを使わず刺繍するので、ここは本の通りに刺していく。

以前に厚みのある刺繍した部分に刺繍枠をはめるので、刺しゅうカバーをつけた。

小さい雪の結晶の周りをバックステッチして、

中をサテンステッチする。

隣の小さな雪の結晶も同じ様に刺して、

刺しゅう枠をずらして、3つ目の小さな雪の結晶を刺す。

ここから先は本ではパンチニードルを使うことになっているのだけれど、前号に引き続き、苦手なパンチニードルは使用せず、筆者の勝手なアレンジで刺しゅうをすることにする。

パンチニードルを使わないことにした理由など以前に詳しく書いています。

以下、冬のタペストリーの刺しゅうは筆者の勝手なアレンジです。

大きな雪の結晶は、6本どりのバックステッチで刺すことした。まずは外側を刺していく。

内側を刺していく。

中をバックステッチで埋めていく。1つ目が刺し終わったら、

枠をずらして2つ目を同じ様に刺す。

枠をずらして3つ目、これで刺しゅう部分は出来上がり。

アイロンで整えて、

スパンコールを付けていく。

スパンコールを全部で20個つけたら、冬のタペストリーが完成!!!

冬のタペストリーの刺繍が完成

前号に続きパンチニードルで刺すところを、勝手にアレンジしてバックステッチにした。大きな雪の結晶の中をバックステッチで埋めていく時に、途中でどこを刺すのかわからなくなってしまい、思ったよりも複雑で難しかった。

途中でキットの糸では足りなくなってしまい、1束買い足した。仕上がりはいまいちだけれど、もう良しとした。

いろいろ試行錯誤しながらも無事に冬のタペストリーが完成させることができて良かった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

冬のタペストリーが始まって20回目。これで完成!

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[PEANUTS]ロゴタペストリーの刺繍

今号から始まる[PEANUTS]ロゴタペストリーは、「チャーリー・ブラウン」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

制作時間のめやすは1時間。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

本にも書いていないし、そんなに気にしなくてもよいのかもしれないけれど、

最初にほつれやすい布なので、布端にほつれ止め液「ホツレーヌ」を塗っておくことにした。

チャーリー・ブラウンの手を刺して、

服と顔を刺したら、今号の出来上がり。

[PEANUTS]ロゴタペストリー刺繍完成

今号は冬のタペストリーもあったので、こちらのボリュームは少なめで助かった。その分次号は時間がかかりそう。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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スヌーピーグッズ『スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①』

今号から「スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①」(全2回)が始まる。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

制作時間のめやすは1時間。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ79号より

まずはプリント済み布に接着芯を貼る。

接着芯を貼ったので、ほつれ止めはしないことにした。

下の文字をバックステッチで刺して、

左の糸玉を刺したら、今号の出来上がり。

『スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①』完成

今号から始まった刺しゅう枠フレームは全2回で壁などに飾るという点において、同じく今号から始まった[PEANUTS]ロゴタペストリーとかぶるので、グッズを作っている実感がどうもわかない。

糸玉の内側の部分を本の指示どおり2本どりで刺したら、遠くから見ると黒く潰れて見えるのが残念。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

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実際に作ってみて気になったこと

タペストリーはアレンジして刺しゅうした

前号に引き続き、勝手にアレンジしてタペストリーはパンチニードルを使わずに、刺しゅうをした。

大きな雪の結晶をバックステッチで刺したのだけれど、キットの糸では足りず1束自分で買い足した。

アップにするとこんな感じ。

パンチニードルとは違った雰囲気になるけれど、本のパンチニードルの工程を見て、筆者は布を破いてしまいそうで怖すぎてできる気がしなかったので、刺しゅうにアレンジして良かった。

スパンコールをつける位置は本で要確認

スパンコールと縫い付ける位置は、木や木の下のラインなどで隠れてしまってわかりづらいところもあるので、本の「実物大の図案」で位置を確認するとわかりやすい。

20号かけて冬のタペストリーが完成!

3年前の2022年2月の創刊号から春を作りはじめ、今号で冬のタペストリーが完成したことで、春夏秋冬のタペストリーがついに出来上がった。これは感慨深い。

市販のフレームを購入したので、寒いうちに額装してちょっとでも飾りたいと思う。

接着芯の貼り方は本に書いていない

今号から始まった「スヌーピーの刺しゅう枠フレーム①」は、最初に接着芯を貼る。本には”図案布の裏に接着芯をアイロンで貼ります。”と書いてあるだけなので、

筆者の接着芯の貼ったやり方をまとめておきます。

※接着芯の種類や布の素材によって温度など変わるのでご注意

  1. まず、接着芯を貼る前に表布をアイロンで整える
  2. 雑誌に布を数枚重ねて固い台を作りアイロン台にする(一番上の布はのりが付きやすいのでいらない布の方が良い)
  3. アイロンの温度設定は中温でドライ(スチームは使わない)
  4. 布の裏面と接着芯ののり面(テカテカ・ザラザラしている)を合わせ、その上にクッキングシートを重ねる(接着芯に直接アイロンをするとのりで汚れる)
  5. 布の中心にアイロンをのせ、上からぐっと押して圧力をかけ15〜20秒くらい動かさない
  6. アイロンを必ず持ち上げて(滑らすとしわになる)アイロンした箇所が少し重なるようにずらして中心から端に5を繰り返す
  7. 全体に接着できたら完全に冷めるまで動かさない
  8. コードレスのアイロンは中温がキープするように温度に注意が必要
  9. スチーム穴のあるアイロンは穴の部分にもしっかりと圧力がかかるように注意が必要

接着芯がきれいに貼れると布がピシッとして気分も良いです。

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必要なもの・あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ
  • アイロン

あったら便利なもの

ほつれ止め液

今号から始まった[PEANUTS]ロゴタペストリーの布の周りをほつれないようにするために、ほつれ止め用接着液『ホツレーヌ』使った。

いろいろな「ほつれ止め液」はあるけれど、今までに使ったことがあるもので良かったものはこの2つ。

左は、KAWAGUCHI カワグチの『ほつれ止めピケ』。パッケージに書いてある通り「ほつれ易い布地の裁ち端の始末に便利」。その他にもウール、リボン、ワッペン、刺繍、化繊のほつれ止め。ほころびがかった箇所やボタン付け糸のほどけ防止、糸の補強などにも使える。

右は今回筆者が使用した『ボンド ホツレーヌ』。針・糸いらずの布用接着剤「裁ほう上手」を販売しているコニシ株式会社の商品。こちらも「裁断後の布地・リボンのほつれ止めに」便利。ビーズのテグスの結び目の補強やボタン糸の補強、ストッキングの伝線止め、セーターのほつれ止めなどにも使える。

現在使用中のものになるが、キャップをとるとこんな感じ。先端に小さい穴があいていて、そこから液体が出てくる。

いずれの商品も洗濯、ドライクリーニングがOKというのも心強い。1つ持っているとなにかと便利なので筆者は予備も含めて常備している商品。

ちなみに冬のタペストリーにもほつれ止め液を使って現在もほつれていないので、今号から始まった[PEANUTS]ロゴタペストリーにも使用した。

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第79号の感想

前号に続き、冬のタペストリーのパンチニードル刺しゅうは勝手にアレンジしてバックステッチで刺した。途中でキットの糸では足りなくなってしまい1束買い足して、刺し終えることができた。仕上がりはいまいちだけれど、もうこれで良しとした。

本のパンチニードルでの工程を見て、これは布を破いてしまいそうで、怖すぎて筆者には無理…改めて刺しゅうにして正解だったと思った。

そしてなんといっても20号かけて冬のタペストリーが完成したのは感慨深い。3年前の創刊号から春を作りはじめ、夏・秋・冬と作り終え、ようやく春夏秋冬のタペストリーが出来上がったのはやりきった感がある。近いうちに額装したいと思う。

新しく始まった「[PEANUTS]ロゴタペストリー」と、グッズの「スヌーピーの刺しゅう枠フレーム」は、難しいところは特になかった。

次号ではスヌーピーグッズ「スヌーピーの刺しゅう枠フレーム②」(全2回)、「[PEANUTS]ロゴのタペストリー」を完成させるようなので、どんな感じになるのか楽しみ。

次号は2月18日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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