コストコで売っている『ラッポッキ』と似たようなパッケージの『プデチゲ ラッポッキ』なる商品が売っていた。韓国料理の『プデチゲ』をお手軽に楽しめる商品だ。フライパン1つでお手軽にできるので、実際に調理して実食レポをお届け。
さらにプデチゲとラッポッキ2つの違いはあるのか?気になったので調べてみた。
『プデチゲ』と『ラッポッキ』の違いは?
まずは『プデチゲ』とは何なのか調べてみた。
ブデチゲ(部隊チゲ)は、韓国のチゲの一種。肉、野菜、豆腐などといった一般的なチゲの材料と共に、ソーセージまたはスパムに代表されるランチョンミート、インスタントラーメンといった保存食になる食材を辛味のスープで煮込んだ大衆的鍋料理である。
wikipediaより引用
チゲにランチョンミートとインスタントラーメンを入れたものが『プデチゲ』ということが分かった。
では、『ラッポッキ』とは何なのか?こちらも調べてみると、ラーメン+トッポッキ=ラッポッキということが分かった。
ということは、『プデチゲ ラッポッキ』=ランチョンミートが入ったラッポッキということになる。逆に言うとプデチゲにトッポッキを入れれば、プデチゲラッポッキになるというだ。
『ラッポッキ』と『プデチゲ ラッポッキ』のどちらも、インスタントラーメンとトッポッキは入れるようなので、2つの違いはランチョンミートを入れるか入れないかということになる。
『プデチゲ ラッポッキ』はこんな商品
それでは商品の詳細を見ていこう。パッケージはコストコで売っている『ラッポッキ』が赤色だが、こちらは緑色のパッケージ。
フライパン1つで8分でできる。いっぺんに2人前できてしまうようだ。
原材料。
栄養成分表示。何もトッピングしていない状態のカロリーは、100g当たり264kcalとなっている。スパムなどを投入するので、恐らくもっとカロリーは高くなる。
中を開けてみると、即席麺、トッポッキ、スープの素、乾燥長ネギが入っていた。
食べてみたいけど近所のお店で見つからない…そんな時はネットで購入可能なのでどうぞ!
『プデチゲ ラッポッキ』を調理する
裏面の説明を見ると、お好みでスライスしたリチャム(ランチョンミート)と、水100ccを入れて煮込み、出来上がったらチーズを散らすと美味しく召し上がり頂けますとある。
更に追加でソーセージ、キムチ、キャベツ、ねぎ等を入れて頂きますと、より一層本場の味をお楽しみ頂けます。とも書いてあった。
というわけで、トッピングはこうしてみた。
- キャベツ100g
- 長ネギ35g
- リチャムがないので業務スーパーのランチョンミート半分
- ソーセージがないので魚肉ソーセージ1本
- キムチ
- ゆで卵2個
- スライスチーズ2枚
では早速作っていこう。
①トッポッキを水で軽く洗う
フライパンに水500ccと洗ったトッポッキ、ラーメン、スープの素を入れるとあるが、ちょっと待て。トッピングで100cc水を入れるとあったから、水を600cc入れることにしよう。
②フライパンに水600ccと洗ったトッポッキ、ラーメン、スープの素を入れる
③中火で約4分間、焦げないようにかき混ぜながら煮る
④沸騰したらネギを入れて更に約4~5分煮る
約4~5分煮たものがこちら。今回はチーズと追いネギをする。
⑤チーズとネギを加えて完成!
強火で煮なければフタをしなくても大丈夫だった。かき混ぜる時は、全体にスープがまわるように調節するといい。
ゆで玉子もいい感じに色がついていて美味しそうだ。本場ならもっとどっさりとチーズを入れそうだが、今回はこれで実食してみよう。
『プデチゲ ラッポッキ』の味は?
気になるスープの辛さは、チーズを入れているせいかあまり辛くない。辛いのを期待していた人には、ちょっと物足りないだろう。激辛ではないが辛いのが苦手な人は無理かもしれない。
麺はそんなに長くなくて食べやすい。水から煮ているせいか、思った以上に柔らかかった。人によっては後入れのほうが好みかもしれないが、最初から煮ると味がよく染み込むという利点もある。チーズを絡めると味変にもなっていい。
トッポッキもちゃんと煮えて、箸でつまむとムニムニしている。ラーメンだけでなく、トッポッキもあるので、見た目以上に結構ボリュームがある。
モチモチした食感が、他の具材と歯ざわりの違いがあっていい。しっかりスープの味もついていて、一口で食べれる大きさだ。
玉子は今回ゆで玉子を入れたが、生卵を落として煮ても美味しいと思う。ランチョンミートはプデチゲ必須の食材だけあって、とにかく相性が良い。ランチョンミートの塩気がスープの味付けにもなっている。
また、キムチも入れることでスープの味に深みも加わる。キャベツは甘くて美味しいし、長ネギもとろけていい感じになる。
今回は魚肉ソーセージを入れたことで、魚介の味わいも加わった。もし普通のソーセージだったら、肉の味わいがさらにプラスされるだろう。
色んな歯ざわりと味が感じられて美味しい鍋だった。他にも玉ねぎやエノキなんかを入れても合いそうな鍋だ。
『プデチゲ ラッポッキ』のシメを作る
鍋を食べ終えたらお楽しみのシメを作ろう。パッケージにはごはんで作る炒飯的なシメがのっていた。
というわけで、ご飯、韓国海苔、ごま油、写真には写ってないが刻みネギを用意した。玉子は鍋で食べたので、今回は入れないことにする。
①余ったスープに
②ご飯、韓国海苔、ごま油、刻みネギを入れて炒める
③完成!
特に調味料を入れずに作ってみたが、味が思っていたよりも薄かった。そこで塩コショウ、味の素を入れてみると、かなり味が引き締まった。器に取る前に必ず味見はしよう。
海苔の味に左右されるので、美味しい海苔であればあるほどシメも美味しくなる。ここでチーズを入れてリゾットっぽくしてみたり、キムチを入れてキムチ炒飯っぽくするのもアリだ。残ったスープの量によって、炒め具合は調整しよう。
『プデチゲ ラッポッキ』でお手軽韓国屋台料理
『プデチゲ ラッポッキ』の良いところと注意点をまとめた。
良いところはフライパン1つで、手軽に韓国屋台料理が楽しめるところだ。注意点として1人分だけで調理することができないことと、ランチョンミート代が別途必要になる。
『ラッポッキ』と『プデチゲ』の違いは前述したように、ランチョンミートが入っているかどうかが重要になる。つまり、ランチョンミートを入れなければ『プデチゲ』にならない。しかしこのランチョンミートが意外と高いので注意しよう。
寒い季節にはピッタリな『プデチゲ ラッポッキ』。これからは食べる機会も増えそうだ。
参考リンク:東遠(ドンウォン)ジャパン
■商品データ
※価格は購入時のものです
商品名 | プデチゲ ラッポッキ |
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価格 | 598円(税別) |
メーカー | 東遠 ドンウォン |
原産国 | 韓国 |
購入店 | 韓国広場 |
内容量 | 332g(餅200g、ノンフライ麺80g、 ソース50g、乾燥ねぎ5g) |
100gあたりのカロリー | 264kcal |
1袋あたりのカロリー | 約876.5kcal |
100gあたりの栄養成分 | たんぱく質6.2g、脂質2.4g、 炭水化物54.5g、食塩相当量3.2g |