【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第23号:カルトナージュボックスのフタの「コの字とじ」は難しい

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第23号はスヌーピーグッズ「カルトナージュボックス」のフタと本体を合体させる。始める前から難しそうだと思っていたけれど、なかなかうまくいかない。何度もやり直してどうにか仕上げたけれど…

実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第23号はこんな感じ

第23号は12月13日(火)発売。

厚さ約1.5cm。

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開封

全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分にある。

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

早速始めていく。

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その1.タペストリーの刺繍

今号では「スヌーピーとアイスクリーム」を刺繍する。制作時間のめやすは1時間半。前号はウッドストックがいて2時間だったので、今回は悩むことなくサクサク進みそう。

バックステッチなどでスヌーピーを刺していく。

黒の部分が終わって首輪を刺したところ。耳のランダムストレートステッチはランダムの加減にいつも悩む。

アイスクリームのサテンステッチをして、

コーンの中をサテンステッチして終了。

タペストリーの刺繍完成

今号はスムーズに終わらせることができた。強いて言うならコーンのサテンステッチが細かくてちょっと難しいといったところ。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

夏のタペストリーが始まって今号で4回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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その2.スヌーピーグッズ『カルトナージュボックス④』

本の制作時間のめやすは2時間。前号では布の長さが足りないアクシデントがあったりで、このシリーズはどうも苦手意識がある。無事に形にすることを目標につつがなく終わらせたい。

まずは本の型紙をコピーして厚紙を裁断。内布を低温でアイロンかけて柄合わせをして製図どおりに裁断する。これは想像よりも時間がかかった。

厚紙に内布を貼り付ける。

箱の本体の中に貼っていく。

フタを箱に付けて終了。このフタを本体に縫い付ける工程が難しく、なかなかきれいにできない。何度かやり直したけれど、布がおかしくなってきたので諦めて終わりにした。

『カルトナージュボックス④』完成

無事に作り終わってホッとした。

内側はこんな感じ。

柄合わせはうまくできたと思う。

「コの字とじ」はうまく直角になっていないところもあってきれいじゃない。難しすぎて諦めました。

箱の外側はこんな感じ。ちょっと糸が見えていて残念な仕上がり。

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実際に作ってみて気になったこと

今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。タペストリーの刺繍は特に気になるところはなかった。

1.カルトナージュボックスの柄合わせは慎重な作業が必要

今号で内貼りをしてフタと本体を合体させるのだけれど、きれいに仕上げるには柄合わせは避けて通れない。内貼りの前の工程で、厚紙はピッタリ型紙通りに裁断し、布はフタに合わせて柄合わせをして裁断。厚紙に布を貼るときも柄合わせに注意が必要。

当たり前だけれど、この工程がきちんと出来上がっていないと組み立てた時にきれいに仕上がらない。筆者は布を仮止めして箱の内側に入れ、柄があっているかどうか確認しながら貼ったので縦のフタ、側面、底の縦のラインの柄合わせをすることができたけれど、想像よりも時間がかかった。

2.カルトナージュボックスのフタのコの字とじは難しい

本の中では「厚紙の芯があって縫いにくい部分なので、角のきわをていねいにすくってコの字とじしましょう。」と書いてあるけれど、これがとても難しい。

コの字とじは、その名の通りフタ側と本体の角のきわを「コ」のようにまっすぐに針を入れて布をすくうと、糸が見えずにピッタリと縫いとじることができるのだけれど、なにしろとんでもなく縫いづらい。思い通りに角のきわの部分にコの字にまっすぐになるよう針を入れて布をすくうことなんてまぁできない。筆者はところどころ斜めにすくっていて糸が見えてしまっている…全然きれいに仕上がっていない。それでも何度かやり直しているうちにきわの布がおかしくなってしまいそうだったので、最後は妥協して終わらせた。

3.カルトナージュボックスのフタと本体の接合部の表側の写真が1枚もないのはなぜ?

本の最後の説明はこの内側の写真。

そしてこの写真で「できあがり!!」となっている。

角のきわをすくって難しすぎるコの字とじを終えて、表から見てどうなっていれば正解なのか確認したくても本には接合部分の表側の写真が1枚もない。そう、表側の青い直線部分(フタと本体の接合点)が確認したいところ。

恥ずかしながら筆者の接合部分はこうなっている。この部分を確認したいのだけれど、本には写真がないので、こんな感じでよいのかよくわからない。多分あっているのだろう…

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あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • アイロン
  • アイロン台
  • 定規
  • 布切りハサミ

あると便利なもの

  • オーブンシート(クッキングシート)→アイロンの汚れ防止やあて布の代用
  • 印付けペン→布に印を付ける
  • カッター&カッターマット→厚紙を型紙通りに裁断するのに使用
  • 楊枝→ボンドを均一にのばす

今号のデータ

付属品

刺繍糸1種
内貼り布
厚紙(2枚)

タペストリー刺繍

スヌーピーとアイスクリーム

スヌーピーグッズ

カルトナージュボックス④
(全5回)

スヌーピーコラム

サリーは超能力でツリーを
ゲットしたって
知ってる?
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第23号のまとめと感想

実際に作り終えて今号の良いところと残念なところをまとめてみた。

良いところ
  • タペストリーの刺繍の説明は詳しく書かれている
残念なところ
  • カルトナージュボックスの工程の説明は柄合わせ、縫いづらいコの字とじのコツなどもう少し詳しく書かれていたほうが良い
  • カルトナージュボックスのフタと本体の接合部分の表側の出来上がりの写真がないので、きちんとできているのか確認できない

今号のタペストリーの刺繍は、特に難しい印象はなかった。

今号で4回目(全5回)のカルトナージュボックスは、一番の難所はボックス本体とフタのコの字とじ。これは難しかった。なにしろ縫いづらいので、思い通りに布をすくうことができない。全部とじてから、きれいに仕上がっていないので何度もやり直していると、だんだんきわの布が穴があいてきてまずいと思い、糸が多少見えてしまっているけれど諦めて終わりにした。

次号はカルトナージュボックス⑤。全5回なので次号でいよいよ完成となる。現時点で仕上がりがすでに残念な感じなので、無事に作り終えることを目標に挑戦したい。

次号は今年最後の発売。第24号は変則のようで、火曜日ではなく12月26日(月)発売!

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番外編:今後のラインナップ一覧が更新されていた!

デアゴスティーニのHPの今後のラインナップ一覧が2022年11月に更新された。現在進行中のカルトナージュボックスは2022年10月に作成されたものでは全4回だったが、全5回に変更されている。それはわかっていたことだけれど、なんと他にも変更がある!

HPの2022年11月作成の今後のラインナップより

比べてみると…

これが10月に作成された以前のラインナップ一覧。カルトナージュボックスは赤の四角で囲った部分の4回で、青の四角のミニバッグは全2回だった。

HPの2022年10月作成の今後のラインナップより

こちらが11月に作成されたもの。赤の四角のカルトナージュボックスが全4回から5回になったのは前述の通り。それはともかく青の四角のミニバッグは全2回が全4回に変更されている!

これはちょっと残念。「すぐに使える!スヌーピーグッズ」と銘打っているのだから、サクッと2回くらいで作り終えるようなものをデフォルトにしてほしいです。4回とか5回だと出来上がるのに2ヶ月くらいかかるので、まだこれやってたんだっけ…と、ぼんやりした気持ちになります。

HPの2022年11月作成の今後のラインナップより

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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