デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第46号はスヌーピーグッズ「ライナスのミニフレーム②」(全2回)でミニフレームが完成する。特に難しい部分はないけれど、最後のグログランリボンを貼るのにリボンの折り目が気になったので、どのように整えたのか紹介する。
タペストリーは「ルーシーと音符」。服のサテンステッチが複雑で、図案線が見えない部分もあり少し手こずった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第46号はこんな感じ
第46号は10月31日(火)発売。
厚さ約2.9cm。久しぶりにちょっと厚め。
開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。
今号のキットに入っているべきもの。
今号のキットの内容。
今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 グログランリボン スチレンボード ミニイーゼル |
---|---|
タペストリー刺繍 | ルーシーと音符 |
スヌーピーグッズ | ライナスのミニフレーム② (全2回) |
スヌーピーコラム | ライナスがいつもブランケットを 持っているのはなぜか、 知ってる?など |
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号は「ルーシーと音符」。制作時間のめやすは2時間。服のサテンステッチが複雑でちょっと難しそう。
ルーシーのまわりをバックステッチで刺していく。
まわりを刺し終えたら、
髪をサテンステッチ、顔・服のしわ・靴の模様を刺す。
服の中をサテンステッチしていく。これがちょっと複雑でややこしい。
サテンステッチが終わったら、服のしわと胸の模様を刺してルーシーのできあがり。
最後に音符をアウトラインステッチとサテンステッチで刺して、今号の完成!
タペストリーの刺繍が完成
服のサテンステッチは複雑でややこしく、服のしわや胸の模様はサテンステッチで下の図案線が見えないので難しかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
秋のタペストリーが始まって8回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
その2.スヌーピーグッズ『ライナスのミニフレーム②』
制作時間のめやすは2時間。今号で完成するので、なるべくきれいに仕上げたい。
文字をバックステッチで刺していく。
文字を刺し終わったら、
吹き出しのラインを刺して、
外枠のラインを刺したら刺繍のできあがり。
布をアイロンで整えて、フレームに仕立てていく。
布を切り、縫う部分に印をつけてスチレンボードに布を張る。
最後にグログランリボンをまわりに貼り、ループを付けたら完成!
まぁまぁの仕上がりといったところ。
裏側はこんな感じ。
『ライナスのミニフレーム②』完成
特に難しい部分はなかったけれど、グログランリボンは折ぐせを取ってから貼り付けた。詳しくは後述するので参考になればと思う。仕上がりはまぁまぁといったところだけれど、完成させることができてよかった。
キットに入っていたミニイーゼルにのせてみるとこんな感じ。
ミニフレームは今回で3つ目。2回目に作った真ん中のミニフレームの方が今回よりも時間がかかった気がする。
実際に作ってみて気になったこと
今号で実際に作ってみて気になったことなどまとめる。
1.タペストリーの刺繍はルーシーの服が複雑で手こずる
ルーシーのドレスはパーツが細かく分かれているので、サテンステッチの方向を揃えるのに気を使った。服のしわや胸の模様はサテンステッチで下の図案が見えないので、こんな感じかなと何度もやり直した。
2.ミニフレームをボードに張る時は返し縫いをした方がよい
刺繍を終えた布を指定のサイズに裁断して印をつけ、スチレンボードに張る時に、本では縫い始めは返し縫いすると書いてあるけれど、縫い終わりには何も書いていない。糸を引いて布をピンと張るので、縫い始めはもちろん、玉止めが抜けてしまわないように縫い終わりも返し縫いすることをオススメする。
3.ミニフレームのグログランリボンは折りぐせを取って貼り付けた
いよいよグログランリボンを貼り付けようという時に、キットのリボンはこんな感じ。台紙に巻いてあるので仕方ないけれど、折りぐせがバッチリついている。
これだとミニフレームの側面にきれいに貼るのが難しいので、整えることにした。
やり方は単純で、低温のアイロンを軽くかけて整えた。折りぐせがない方が断然貼りやすかったので、参考になればと思う。注意点はアイロンは必ず低温で軽くかけること。そして本には書いていないことなので、くれぐれも自己責任でお願いします。
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- はさみ
- アイロン
- 印付けペン
- 定規
- ボンド
あったら便利なもの
刺繍針
今号の「ライナスのミニフレーム」では3本〜4本どりで刺繍をした。創刊号のキットに入っていた刺繍針はすぐに折れてしまい、自前の針を使っているのだけれど、キットの針は確か4本どりだとちょっときつかったような気がする。使用頻度は少ないかもしれないが、少し太めの針の用意があると安心だ。
ちなみに筆者の使っている針はクロバー。使いかけなので本数は少なくなっているが、右は使用頻度の多い2〜3本どりに適したNo.7の12本入り(希望小売価格440円税込)。左は1本〜6本以上どりまで対応できるNo.3〜9が各2本計14本入ったアソートタイプ(希望小売価格495円税込)。
刺繍針に限らず、針は丈夫に作られているので1本あれば…と思うかもしれないが、何の前触れもなく突然ポキッと折れてしまうこともあるので、使用頻度に合わせて数本予備があると慌てなくてすむのでおすすめ。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第46号の感想
今号のタペストリーは、ルーシーのドレスのちょっと複雑なサテンステッチと、下の図案が見えないドレスのしわや胸の模様手こずった。
今号で完成したライナスのミニフレームは、グログランリボンが折りぐせが付いた状態ではきれいに貼りづらかったので、勝手に低温のアイロンを軽くかけて整えた。あくまでも筆者の勝手なアレンジなので、自己責任でお願いします。全体を通して特に難しかった部分もなく、無事に完成させることができたので良かった。
次号のグッズは1号で完成させる「クリスマスオーナメント」。紙に刺繍して作るようなので、どんな感じになるのか楽しみ。
次号は11月14日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。