デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第99号は、「スヌーピードール②」(全3回)で全てのパーツを作る。ぬいぐるみはコロッとしている方が好みなのでキットに入っていた綿は全て使い、1つ1つのパーツを作るのに思ったよりも時間がかかって大変だった。
刺しゅう時計は「クレヨンとスケッチブック」。小さい図案のサテンステッチが多く、きれいに刺すのが難しかった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利なものなどレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第99号はこんな感じ
第99号は11月11日(火)発売。

厚さ約4cm。

開封
表紙のカバー、ダンボールの中にキット、下に本があるという梱包。


今号の内容とキット。

今号のキット。

今号のデータ
| 付属品 | 刺繍糸2種 綿 時計台紙 キルト芯 |
|---|---|
| 刺しゅう時計 | クレヨンとスケッチブック |
| スヌーピーグッズ | スヌーピードール②(全3回) |
| スヌーピーコラム | スヌーピーはときどきベッドで 寝ることがあるって、 知ってる?など |
早速始めていく。
「刺しゅう時計」の刺繍
今号は「クレヨンとスケッチブック」。

制作時間のめやすは2時間。

クレヨンのまわりから刺し始めて、

スケッチブック、枝葉のまわりを刺していく。

クレヨンとスケッチブックの細かい部分を一本取りで刺したら黒で刺す部分は終了。

クレヨンの中をそれぞれの色で刺して、

スケッチブックのラインをバックステッチ。

葉の中をエメラルドグリーンと、

黄緑で刺して出来上がり。

「刺しゅう時計」の刺繍完成
クレヨンや葉の中など細かいサテンステッチが多く、黒で刺した部分を潰さないように刺すのが難しかった。

今号で刺繍したのは全体の中の赤で囲った部分。

刺しゅう時計が始まって19回目。残りあと1号で完成の予定。

スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『スヌーピードール②』
今号の「スヌーピードール②」(全3回)では、全てのパーツを完成させる。

制作時間のめやすは2時間。けっこう時間がかかりそうな予感。

まずは布の裁断。

筆者は今号に持ち越した白の布も含め全てのパーツを裁断して印付けをした。

黒の布には「クロバー(Clover) アイロンチャコペン(白)」を使った。

こんな感じでちゃんと印がつく。

鼻と返し口をあけてボディを縫い、切込みを入れて、

表に返し鼻を縫いつける。

綿を詰めていく。「手芸用かんし」を使うことにした。

鉗子でつかむと端まで綿を入れやすい。

奥から順にぴっちり綿を入れていく。

綿を入れたら返し口を「コの字とじ」して、

背中の模様を縫いつける。

手と足は綿が足りるか心配だったので、最初に全部縫ってから、

バランスを見ながら綿を入れた。

「コの字とじ」で縫い閉じ、足と手の指の間のラインをステッチ。尻尾は綿を入れないのでそのまま縫い閉じる。

耳には綿を入れない。これで全てのパーツが出来上がり。

スヌーピーグッズ『スヌーピードール②』完成
毛並みがある布で縫いにくく、さらに真っ白ということもあり、縫っている時も綿を詰める時も気を使ってひと苦労。出来上がるまで思った以上に時間がかかって大変だった。
好き好きあると思うけれど、ぬいぐるみはコロッとしたシルエットが好みなので、キットに入っていた綿を全部使い、1つ1つのパーツはしっかりとさせた。

背中の模様は切りっぱなしで、縫いつけにくかった。

指の間のラインはこんな感じ。


キットの綿を全て入れたので、けっこうパンパンだけれど、コロッとさせたかったので満足。

綿を入れない耳と尻尾。

実際に作ってみて気になったこと
扱いづらい布に苦戦
毛並みのある布は、縫い合わせるのも、綿を入れて縫い閉じる「コの字とじ」もやりづらい。
しっかりとまち針でとめていてもズレやすいので、きちんと印どおり縫えているかよく確認しながら縫い進むことをおすすめする。

綿は端までしっかりと入れる
綿を入れるパーツは本にも書いてあるけれど、綿をちぎって少しずつ、端までちゃんと菜箸などを使って入れる(筆者は「手芸用かんし」を使った)ときれいに仕上がると思う。
プックリ、コロッとさせたかったので、ちょっと多いかなと思うくらいパンパンに綿を入れた。

小物の作り方が載っている
スヌーピーの「パンチニードルのバッグチャーム」の作り方が載っていた。実物大の図案や作り方も写真付きであるので作ってみたい人にはわかりやすくて良いと思う。

必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- はさみ
- 印付けペン
- 手縫い糸
- まち針
- セロハンテープ
あったら便利なもの
しっかりとした手縫い糸
毛並みのある縫いづらい布だったことと、綿をパンパンに入れたかったので糸が切れないようにパーツを縫う糸はしっかりとした糸を使った。
使ったのはハンドキルティングする時に使う糸「Dual Duty( デュアルデューティ)」の生成りと黒。


綿をたくさん詰めても大丈夫でした。

手芸用かんし
小さいパーツを返し口から表に返す時や、

端まできちんと綿を入れる時にも大活躍した「手芸用かんし」。

愛用中の「クロバー 手芸用かんし」。いろいろ使えるので1つもっていると便利。



『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第99号の感想
「刺しゅう時計」の「クレヨンとスケッチブック」は、小さい図案のサテンステッチが多く、きれいに刺すのが難しかった。
グッズ「スヌーピードール」は、毛並みのある布で縫い合わせるのも、返し口をコの字とじするのもやりづらく、全てのパーツを作るのに思っていた以上に時間がかかって大変だった。
次号はいよいよ最終号となる100号!「スヌーピードール」も「刺しゅう時計」も完成となる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は11月25日(火)発売!


詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズHPを確認してください。
