デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第72号はスヌーピーグッズ「クリスマスガーランド②」(全4回)で、ピアノを弾くシュローダーなど刺しゅうと、赤のフラッグ2枚を作る。刺しゅうはサテンステッチが多いので思ったよりも時間がかかった。
タペストリーは「クリスマスツリー」。始める前から難しそうだと思ったけれど、想像以上に複雑で大変だった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第72号はこんな感じ
第72号は10月29日(火)発売。
厚さ約1.5cm。
開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。
今号のキットで使うもの。
今号のキットの内容。白のプリント済み布はタペストリーの練習布。
今号のデータ
付属品 | 刺繍糸2種 布(赤) プリント済み布(白・練習布) |
---|---|
タペストリー刺繍 | クリスマスツリー |
スヌーピーグッズ | クリスマスガーランド②(全4回) |
スヌーピーコラム | スヌーピーとウッドストックが ごはん皿で何をしようとしたか、 知ってる?など |
早速始めていく。
タペストリーの刺繍
タペストリーは「クリスマスツリー」。
制作時間のめやすは4時間。始める前から大変そうで心配になる…
ツリーを黒で刺していく。刺す線と刺さない線が入り混じっているので、本とにらめっこしながらでややこしい。
外側・飾りやツリースカートまでどうにか刺し終えた。
中をチェーンステッチしていく。これもまたややこしい。中心がわかりづらいので、ガイドラインを引いた。
飾りを避けたりしているうちに、チェーンステッチのラインもわからなくなってくるので、
おおまかな感じでガイドラインを引いた。
真ん中と左下までチェーンステッチが終わったところ。あとは右側と左上を残すのみ。
グリーンのチェーンステッチがやっと終わった!
木の幹を刺して、
飾りの中を刺していく。まずは黄色。
赤・ブルーなどそれぞれの色で刺したら、出来上がり!
タペストリーの刺繍が完成
最初のツリーの黒のラインは、本の写真や実物大の図案を確認しながら刺す必要があり、中のチェーンステッチも角度など気にしなければならないことが多く、複雑で大変だった。仕上がりはともかく、終わらせることができて良かった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
冬のタペストリーが始まって13回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『クリスマスガーランド②』
今号は「クリスマスガーランド②」(全4回)で、ピアノを弾くシュローダーなどを刺しゅうして、赤いフラッグを2枚作る。
制作時間のめやすは3時間。サテンステッチが多いので時間がかかりそう…
黒でシュローダーを刺していく。
シュローダーの服とピアノまで刺し終わったら、髪や服の中を刺していく。
苦手なサテンステッチにはガイドラインを引いた。
シュローダーが刺し終わったら、次はピアノ。
こちらにもガイドラインを引いた。
これでシュローダーとピアノが刺し終わった。
刺繍枠をずらして、モミの木を刺していく。
モミの木が刺し終わったら、
最後に五線譜を刺して、出来上がり。
次に赤のフラッグを作る。型紙通りに布を切って縫っていく。少し手縫いしたら、とても縫いにくかったので…
ミシンで縫った。
表に返し、返し口をコの字とじで閉じ、アイロンで整えたら、出来上がり。
『クリスマスガーランド②』完成
今号で刺しゅうしたのは右のシュローダー。
全体的にサテンステッチが多く、時間がかかった。
赤のフラッグ2枚も作った。
実際に作ってみて気になったこと
わかりやすいようにガイドラインを引いた
クリスマスツリーのチェーンステッチや、
サテンステッチにガイドラインを引いた。
クリスマスツリーは複雑で大変
外側の黒のラインは刺す線と刺さない線が入り混じっていて、プリントされた布の線では判断ができない。本の写真や実物大の図案を見比べながら刺していくので、なかなか先に進まず疲れた。
中のチェーンステッチは刺す方向はプリントされていないので、
少しでも刺しやすいようにガイドラインを引いて、
どうにか刺し終えた。
赤いフラッグをきれいに作るのは難しい
ちょっと手縫いしてみて、針の通りの良くない布に辟易してミシンで縫った。
縫い代をもたつかないようにカットして表に返してもきれいに角がピシッとならない。出来栄えはイマイチだけれど、妥協して終わりにした。
ガーランドの「お詫び」は見逃し厳禁
今号で白のガーランドが出来上がるけれど、裁断は厳禁!
布のカット線について、前号に続き「お詫び」が載っている。重要なので見逃さないようにしよう!
前号の写真だけれど、今一度わかりやすく注意喚起しておきます。
タペストリーの練習布が入っている
タペストリーのパンチニードル用の練習布が入っているが、今号では使わない。パンチニードル刺しゅうについては76〜79号で解説があるようで…
タペストリーのセンター図案の「パンチニードル練習布」の使い方が書いてある。使い方は2通り。
その1、冬の図案布を刺す前に、練習用として使う。
その2、練習布に刺し、冬の図案布にアップリケする。
筆者はセンターの図案をパンチニードルで仕上げるのをどうしようか迷っている。今まで布が破れる失敗を何度かしているので、いくら練習したとしてもタペストリーにパンチニードルは怖くてできない…パンチニードル以外の方法でどうにかならないか模索中。
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- アイロン
- まち針
- 手縫い糸(赤)
あったら便利なもの
針みがき付ピンクッション
縫っていて針の通りがあまり良くない時に使う「針みがき」。針を磨く前と後の針の使用感がまるで違うので、最初に使った時はびっくりしたけれど、今はなくてなならない存在。
筆者が愛用しているのは『クロバー 針みがき付ピンクッション はりねずみ』税込990円(希望小売価格)。針を刺すと「はりねずみ」みたいになるピンクッションに尻尾?の形の針みがきがついている商品。
ピンクッションに針みがきがついているので、針の通りが悪いなと思ったらすぐに針を磨けるのが便利。小ぶりで手元に置いてもじゃまにならず、はりねずみの体全体に針を刺せるのが思いのほか使いやすいおすすめのアイテムだ。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第72号の感想
タペストリーの刺しゅうのクリスマスツリーは、最初の黒のラインから中のチェーンステッチまで、複雑で本を確認しながら刺したので、なかなか先に進まず大変だった。仕上がりはともかく、無事に終わらせることができてホッとした。
今号で2回目の「クリスマスガーランド」は、刺しゅうと赤のフラッグを2つ作った。刺しゅうはシュローダー、ピアノともに苦手なサテンステッチが多く時間がかかった。
赤のフラッグは少し手縫いをしたら、とても縫いづらかったのであっさりと諦めて、ミシンで縫った。また、縫い代を多めにカットしても角がきれいにピシッとならず、仕上がりはイマイチだけれど良しとした。
前述の通り、今号で刺しゅうが出来上がる白のクリスマスガーランドの布に関して「お詫び」が載っている。裁断線が間違っているので、74号の解説を読むまで裁断は厳禁!
次号はスヌーピーグッズ「クリスマスガーランド③」(全4回)。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は11月12日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。