【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第62号:約11ヶ月で秋のタペストリーが完成!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第62号はスヌーピーグッズ「ピンバッチ」。ジョー・クールの顔のサテンステッチが難しく大苦戦。

タペストリーは秋が「落ち葉」。冬は「スヌーピーと雪の結晶」。どちらもボリュームがあって時間がかかったけれど、昨年の7月から約11ヶ月かけて秋のタペストリーが完成したのは感慨深い。

実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第62号はこんな感じ

第62号は6月11日(火)発売。

厚さ約1.6cm。

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開封

表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号のキットに入っているべきもの。

今号のキットの内容。

今号のデータ

付属品 刺繍糸1種
プリント済み布(赤・白)
接着芯
厚紙
綿
ピンバッチ用金具
タペストリー刺繍 秋:落ち葉
冬:スヌーピーと雪の結晶
スヌーピーグッズ ピンバッチ
スヌーピーコラム ピーナッツに登場する女の子たちの
片思いのお話って、知ってる?など

早速始めていく。

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秋のタペストリーの刺繍

今号の秋のタペストリーは「落ち葉」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

制作時間のめやすは4時間。葉っぱが多いので難しいというよりややこしくて時間がかかりそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

葉っぱのまわりを刺していく。

複雑でなかなか進まない。

葉っぱのまわりを刺し終えたら、

影を刺して、

葉っぱの中をまずは赤でサテンステッチしていく。

刺す向きが複雑なのでガイドラインを引いた。

赤が刺し終わったら、

次は緑。ここでもガイドラインを引いて、

緑が刺し終わったら、

最後に薄茶で刺して、出来上がり。

秋のタペストリーの刺繍が完成

葉っぱの数が多く、サテンステッチの向きも複雑で時間がかかったけれど、今号で秋のタペストリーが完成!無事に完成させることができて良かった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

秋のタペストリーが始まって24回目。今号で秋のタペストリー完成!!!

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冬のタペストリーの刺繍

冬のタペストリーは「スヌーピーと雪の結晶」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

制作時間のめやすは2時間半。サテンステッチが多いので時間がかかりそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

スヌーピーを刺していく。

スヌーピーが終わったらまわりのものを刺していく。

外側を刺し終わったら、

ハートをサテンステッチしていく。苦手なのでガイドラインを引いた。

何度もやり直しながらなんとか刺し終えたら、

となりのハートの縞をサテンステッチ。

左の小さいハートをサテンステッチしていく。

またしてもガイドラインをひいた。

小さいハートを刺し終えて、出来上がり!と思ったら縞のハートの側面を刺すの忘れていたので、

ハートの側面を刺して、スヌーピーは出来上がり。

前号に続き雪の結晶を刺していく。これが複雑でよくわからない。

よくわからないまま刺し終えて、今号の出来上がり。

冬のタペストリーの刺繍が完成

面積の大きいサテンステッチ、線状のサテンステッチ、どちらも難しく時間がかかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

冬のタペストリーが始まって3回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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スヌーピーグッズ『ピンバッチ』

今号は1号で完成させる「ピンバッチ」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

制作時間のめやすは3時間。ジョー・クールのサテンステッチが難しくて頭を悩ませそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

ジョー・クールを黒で刺していく。

黒で刺し終えたら、

白でサテンステッチをしていく。わかりにくいけれど、ガイドラインを引いてます。

難しい…何度もやり直しながら刺し進み、

どうにか終わらせた。

次は苦手なウッドストック。

羽や足まわりは細かくて図案通りに刺すのが難しい。

目と口は何度やり直しても気に入らない…けど、もうこれでやめておく。

表布・厚紙・接着芯を貼った裏布をそれぞれの大きさで切って、ほつれ止め液を塗った。下の写真はほつれ止め液が乾く前なので塗った部分の色が変わっているけれど、乾くと目立たなくなる。

表布のまわりを縫い、綿と厚紙をのせて糸を引き縮め玉どめする。本には書いていないけれど、ぴしっとさせたくてさらに縫い代に糸をわたして縫い引きしめた。

ピンバッチ金具の針を裏布に刺す。

こんな感じ。

本体にたてまつりで縫いつける。

中心に金具があるので布を押さえにくく、縫いつけづらかった。

ちゃんと金具がはまったので、

ジョー・クールは出来上がり。

ウッドストックもジョー・クールと同じ工程で、裏布をたてまつりで縫いつける。

金具も無事にはまったので、

ウッドストックも出来上がり。

刺しゅうはイマイチだけれど、どうにか形にはなった。

裏側はこんな感じ。

『ピンバッチ』完成

なにしろ刺しゅうが難しかった。ジョー・クールの顔の白いサテンステッチはきれいに刺すコツがわからず、何度もやり直して大変だった。ウッドストックは羽や足まわりなど細かい部分を図案通りに刺すのが難しく、目や口のバランスには毎回悩ませられる。

裏布をたてまつりで縫い付けるのは、金具があってやりづらかった。

せっかくなので3号前に出来上がったトートバッグにつけてみた。

一応ジョー・クールとウッドストックには見えるので良しとする。

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実際に作ってみて気になったこと

1.サテンステッチにはガイドラインを引いた

苦手なサテンステッチは、ガイドラインを引いてから刺した。葉っぱの向きは複雑でわかりにくかった。

大きいハートも、

小さいハートも、

ジョー・クールの顔も。見えづらいけれど、縦にラインが引いてあります。

2.秋のタペストリーは本ではこうなっているけれど…

今号の本では一番最初に赤丸の葉っぱを刺すことになっているけれど、

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

刺繍枠をはめて、いざ始めようとしたら、あれ?これは??刺し終わっているのだけれど…焦って確認してみると、

赤丸の葉っぱは60号ですでに刺繍が終わっているはず…なので、本の間違いだろうとスルーした。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ60号より

3.ハートの縞は5本が6本になってしまった

ハートの中の縞を赤でサテンステッチしていたら、赤丸の部分がなんか違うことに気がついた。縞は5本のはず…本の写真を確認してみると、あれ?こんなに黒い線が太かったっけ?

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

本の実物大の図案を確認してみると、同じ部分(緑の丸)はこうなっている。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

そして布の図案はこうなっていて、どうやら筆者は丸印の部分をハートの縁(黒)ではなく、赤の縞模様だと勘違いしたようで

このように線を太くしないで刺してしまった。これに気がついたのは赤の縞模様をすでに5本刺し終わったタイミングだったので、やり直す気にはなれず…

なので本では赤の縞は5本だけれど、

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ62号より

筆者のは6本…

ちょっと違うけれどこれで良しとした。

4.ピンバッチの布にはほつれ止め液を使った

本にも書いてあるけれど、ピンバッチの布を裁断したらほつれ止め液を塗っておくことをおすすめする。理由は縫いやすくきれいに仕上がるから。

下の写真はほつれ止め液をぬってすぐなので塗った部分の布の色がかわっているけれど、乾くと目立たなくなる。

特に後布をたてまつりで縫いつけるときに、接着芯が貼ってあるとはいえ、ほつれると縫いにくく出来上がりもきれいにならない。

5.ピンバッチのキャッチを外した状態でたてまつりをした

ピンバッチの裏布をたてまつりで縫いつけるのは布が小さく、金具があってやりづらい。特にウッドストックは金具が付いているとこんな感じで布を押さえることも難しい。

なので、本には書いてないけれど、留め金(キャッチ)をはずした状態で縫いつけた。ただし、針のままなので危ないです。

筆者はこの状態で縫いつけたけれど、危ないので自己責任でお願いします。

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必要なもの・あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ
  • アイロン

あったら便利なもの

ほつれ止め液

今回のピンバッチを作るときに「ほつれ止め液」を使った。表布を縫い縮めるときや裏布をたてまつりで縫いつけるときに布端がほつれてくると、縫いづらくきれいに仕上がらないので使用をおすすめする。

いろいろな「ほつれ止め液」はあるけれど、愛用しているのはこの2つ。

1つはKAWAGUCHI カワグチの『ほつれ止めピケ』。パッケージに書いてある通り「ほつれ易い布地の裁ち端の始末に便利」。その他にもウール、リボン、ワッペン、刺繍、化繊のほつれ止め。ほころびがかった箇所やボタン付け糸のほどけ防止、糸の補強などにも使える。

もう1つは今回筆者が使用した『ボンド ホツレーヌ』。針・糸いらずの布用接着剤「裁ほう上手」を販売しているコニシ株式会社の商品。こちらも「裁断後の布地・リボンのほつれ止めに」便利。ビーズのテグスの結び目の補強やボタン糸の補強、ストッキングの伝線止め、セーターのほつれ止めなどにも使える。

現在使用中のものになるが、キャップをとるとこんな感じ。先端に小さい穴があいていて、そこから液体が出てくる。

いずれの商品も洗濯、ドライクリーニングがOKというのも心強い。1つ持っているとなにかと便利なので筆者は予備も含めて常備している商品。購入する際の参考になればと思う。

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第62号の感想

秋のタペストリーは本の制作時間めやすが4時間、冬が2時間半、グッズのピンバッチが3時間で合計9時間半。前々号の11時間に比べると短いけれど、当然のごとく本の目安時間内には出来上がらないので、大変だった。ただこれも、今号で秋のタペストリーが完成したので、次号からはだいぶ気持ちが楽になりそう。

秋のタペストリーは、39号(2023年7月25日発売)から今号まで約11ヶ月かけて出来上がったので感慨深い。近いうちに市販の額を用意して飾れるように仕立てようと思う。

今号で完成した「ピンバッチ」は、刺しゅうが難しく苦戦したけれど、とりあえずはジョー・クールとウッドストックに見える状態に出来上がったので良かった。

次号はスヌーピーグッズ「チャーリー・ブラウンのミニドール①」(全2回)がはじまる。どんな感じになるのか楽しみ。

次号は6月25日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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