百均「セリア」(Seria)「刺し子用図案プリント生地【スペインタイル調】(全4種)【マジョリカタイル調】(全4種)」を作り終え、3回目となる今回は、全8種を使ってA4のクリアファイルが入る”たためる ぺたんこバッグ”を作ってみました。
どんな材料を使い、どんな工程で仕上げていったのか紹介していきます。
セリアで購入して作ってみた
これまでの経緯。セリアで”刺し子用図案プリント生地「スペインタイル調」全4種&「マジョリカタイル調」全4種”を購入して作ってみた。
詳しい記事は↓
セリア 刺し子【スペインタイル調】全4種は簡単?難しい?自由にやってみた
セリア 刺し子【マジョリカタイル調】全4種は簡単?難しい?自由にやってみた
こちらが「スペインタイル調」全4種。

刺し子糸もセリアで購入して全て紺1色で刺した。

出来上がりはこんな感じ。

そして「マジョリカタイル調」全4種。

こちらも全て紺1色で刺した。

どんなバッグを作る?
【タイル調】シリーズ3回目では、作った8種類を使ってバッグを作る。

せっかくなので、刺し子モチーフがドーンと前面にでるデザインにしたい。
ということで、仕上がりのイメージとしてはA4サイズのクリアファイルが入る大きさで、マチのない”ぺたんこバッグ”。必要な時に使ってたたんでしまえるサブバックのようにしようと思う。
全8種類の刺し子を紺1色で刺したのは、別布を使い仕立てる時に、紺色のシーチング生地を使おうと思っていたから。そしてコンパクトにたためるようにしたいので、接着芯は貼らずソフトな仕上がりにする。

縫い合わせて1枚の布にする
もちろん手縫いでもできますが、筆者はミシンを使って仕立てていきます。
4枚を十字に別布と組み合わせて1枚の布にするので、【スペインタイル調】で1枚、【マジョリカタイル調】で1枚、合計2枚を作ります。
裏表同じデザインにするので、【スペインタイル調】の4枚を使って説明していきます。
最終的にどのくらい布が必要なのか、寸法など実際に測りながらじゃないとわからないので、筆者の使った布の長さなどは後ほど記載します。

モチーフを切りそろえる
刺し子の四角い外枠から0.5cm外側をできあがり、そして縫い代を1cmとする場合、四辺を1.5cmで切りそろえていく。

モチーフの布目がわかるように印をつけておく。
※モチーフは一見、正方形のようですが縦の方が多少短かった(筆者の場合)ので縦がわかるように印をしました。ほつれない処理がされている「耳」が縦です。

4種類全てに印をつけて、切りそろえていく。

切ったモチーフを並べて好きな配置を決める。縦横を間違えないように。

別布を切る
十字に縫い合わせるための別布を用意する。写真の上から順に縫い合わせていきます。
布目・横 4×16cm 2本
布目・縦 4×31cm 1本
布目・縦 5×31cm 2本
布目・横 5×39cm 2本

縫っていく
モチーフを別布に縫い合わせていく。
別布(4×16cm)とモチーフの上下を縫い合わせ、アイロンで縫い代を紺の方へたおし、押さえミシンをかける。

押さえミシンとは、0.2cmくらいのところを縫う(黄色い線の部分)ことです。

縫い代を紺の方にたおし、押さえミシンをした裏側はこんな感じになっています。

もう1つも同じように縫う。

別布(4×31cm)で左右を縫い合わせる。

縫うとこんな感じ。縫い代は紺の方へたおします。

この部分に押さえミシン。

別布(5×31cm)を両端に縫いつける。

黄色の部分に押さえミシン。

別布(5×39cm)を上下に縫い合わせ、アイロンで縫い代を紺の方にたおす。

黄色の部分に押さえミシン。これで1枚の布になりました。

A4の入るクリアファイルを重ねてみる。縦でも、

横でも入る大きさ。

反対側を作る
【マジョリカタイル調】の4枚を縫い合わせていく。裏表同じデザインにするので、【スペインタイル調】と同じ作り方なので、ポイントだけ記載します。

印をつけて切りそろえるのだけれど、【マジョリカタイル調】はちょっと問題があって、プリントが布の中心になかったので、縫い代が足りない部分が2カ所ある。

本来は1cmの縫い代だけれど、布が足りないので…
別布と縫い合わせる時に縫い代を少なくして出来上がりの縫い線(モチーフの刺し子をした外線から5mmの位置・オレンジ色)を縫う。

別布を用意する。※【スペインタイル調】と同じ寸法です。

別布を順番に縫い合わせていく。※縫い方は【スペインタイル調】と同じです。

縫い合わせたら、このように1枚の布の出来上がり。

バッグに仕立てる
縫い合わせた布2枚を表布としてバッグに仕立てていきます。
持ち手の幅・長さ、ポケットの有無・大きさ、そして仕立て方もいろいろあるので、お好みの方法で。筆者は以下のようにしました。
布を裁断する
持ち手(紺)→布目は縦 10×44cm 2本。
内布(水色)→布目は縦 39×72cm 1枚。(内布の底を”わ”にする場合)
ポケット(水色)→布目は縦 22×28cm 1枚。(なくてもOK)

仕立てる
仕立て方もいろいろあるので、お好みの方法で。筆者は以下のようにしました。
①持ち手を作る
・生地の中心(10cmの場合5cm)に印をつけ、左右の端を中心に合わせて内側に折ってアイロンをかける。
・ さらに半分に折り、折った端同士(突き合わせ)をぴったり合わせる。アイロンでしっかりと折り目をつける。
・ミシンかけ: 突き合わせた側からコバステッチ(端から2mm以内)をかけ、もう片方も同様に縫う。
②ポケットを作る
・二重のポケットをつけることする場合、”わ”の部分が入れ口になります。布を中表にして底の部分に返し口を5m開け、周りを縫い代1cmで縫う。
・布の角をカットして表に返しアイロンで整える。
・”わ”を上側にして、内布のポケットを付けたい位置に縫い付ける。
③内布を縫い合わせる
・内布の長さを半分に折り、片側に返し口を10cm開けて、両端を縫い代1cmで縫う。
④表布を縫い合わせる
・表布を両脇・底を縫い合わせる。
⑤持ち手を仮止め
・持ち手をバッグ本体(表布)の中心から左右6cmの位置に合わせ、上から0.5cm位置に縫い付ける(仮止め)。
⑥本体と内布を縫い合わせる
・表布と内布を中表になるように重ねて上側(入れ口部分)を縫い代1cmで一周縫う。
⑦入れ口に端ミシン
・返し口から表に返し、アイロンで整え、入れ口から0.2cmくらいのところを一周縫う(端ミシン)。
⑧返し口をとじる
内布の返し口を「コの字とじ」で縫い閉じる。
出来上がり。
完成
【スペインタイル調】の4種類を組み合わせた面。大きさは約縦34.5×横36cm、持ち手42cm。持ち手は手で持ったり、腕にかけて使う感じの長さです。


【マジョリカタイル調】の4種類を組み合わせた面。


内側はスマホが横に入るサイズの大きめのポケットを付けました。

持ち手はこんな感じ。


サブバッグ的に使えるよう接着芯を貼らずに柔らかく仕上げたので、

折りたたむことが出来る。半分に折って、

もう半分。

さらに半分。コンパクトになるので、サブバッグとして外出時に必要な時に広げて使い、使わなくなったらたたんでしまえる。

使った布の長さ
筆者が最終的に使った布の長さは以下の通り。表布は持ち手の長さ、内布は底を「わ」にするかどうかで必要な長さは変わってきますので、参考まで。
布幅 110cm。
外側(紺) 約50cm。※持ち手の長さによって変わります。
内側(水色) 約80cm。※底を「わ」にする場合です。縫い合わせる場合は約50cm。


まとめと感想
セリアの「刺し子プリント生地」は気軽に刺し子を楽しめて嬉しいけれど、出来上がったあとにどうしようか?使い道に悩むことも。
以前セリアの「花ふきん」シリーズでは、サイズを小さくしても差し支えない刺し子のデザインだったのでコースターをつくったけれど、今回の【タイル調】シリーズは小さく切り取れるようなデザインではないので大きさ的に何を作ろうか、ちょっと思いつきませんでした。
ならば別布を足してモチーフをつなげてみよう!ということで、今回はセリアの「刺し子用図案プリント生地」8種類の刺し子を完成させたあと、A4のクリアファイルが入る”たためる ぺたんこバッグバッグ”に仕立ててみました。
筆者は片面4種類の裏表、合計8種類、8枚を組み合わせて裏表ともにモチーフのあるバッグにしたけれど、4種類、4枚で片面(表面)を作り、反対側(裏側)は無地でももちろんOK。
仕立ては特に難しい工程はないので、接着芯を貼ってしっかりとさせたり、ポケットの大きさや種類、持ち手の長さなど自分好みにアレンジすることでより使いやすいバッグに。そしてバッグの仕立て方もいろいろなやり方があるので、やりやすい方法で仕立ててもらえればと思います。
セリアの「刺し子用図案プリント生地【スペインタイル調】(全4種)【マジョリカタイル調】(全4種)」に別布をプラスしてモチーフをつなぐことで、バッグだけに限らず、ランチョンマットなど大きめのものを作ることが出来るという参考になれば幸いです。
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