【2024駅弁の日限定】崎陽軒『おにぎりシウマイ弁当』の中身は?

4月10日の駅弁の日にちなんで、販売される崎陽軒の『おにぎりシウマイ弁当』。事前予約制で2024年は4月8日~10日の3日間限定販売だ。

いつものシウマイ弁当と違い、俵型のご飯の代わりにおにぎりが入っているこの弁当。無事ゲットすることができたので、詳しく中身の紹介をしていこう。

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『おにぎりシウマイ弁当』の詳細

包み紙は輪ゴムで留められていて、剥がすと一枚の紙になった。いつものシウマイ弁当の文字の上に「おにぎり」と書かれている。

2024年はシウマイ弁当発売70周年のロゴ入りのパッケージだ。2023年版には70周年のロゴはない。

原材料。

栄養成分。

裏を見てみると中身の説明が写真つきで書いてあるので分かりやすい。基本的にはシウマイ弁当の中身を使ったおにぎりのようだ。中でも気になるのが、鶏の唐揚げとあんずのガーリックバター風味おにぎりだ。ファンの間では話題らしいが、果たしてどんな味なのか?

2023年には駅弁の日制定30周年記念で、各駅弁にカードがついていた。ちなみに『おにぎりシウマイ弁当』の駅弁カードは横浜みなとみらい21だった。このカードは全部で26種類あって、各地のおすすめ観光名所が印刷されていた。

いつものシウマイ弁当とは違い、おにぎりが中に入っている気分を盛り上げるためか、経木っぽい柄が印刷された箱に入っていた。

横は約24.5cm。

縦は約13.5cm。

厚さは約4cmだ。

ではフタを開けてみよう。中には紙に書いてあるように、おにぎりが4種類入っていた。シウマイは4個で、蒲鉾、玉子焼き、筍煮、紅生姜、昆布の佃煮、青梅が入っている。

ちなみに2023年版には、青梅がカップに入っていた。さらに、シウマイの並び方も変わっていた。毎年何かしらの違いがあるのかもしれない。

いつもは俵型のご飯の上に乗っている青梅も、今回は別に入っていた。基本的におかずはいつものシウマイ弁当だ。

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4種のおにぎり

何と言っても今回の目玉はおにぎりにある。4つ入っているおにぎりはそれぞれ別の味だ。どれもこれも普段お目にかからない変り種のおにぎりで、どれから食べようか迷う。1つずつ詳しく見ていこう。

その1:鶏の唐揚げとあんずおにぎり

包装紙によるとファンの間で話題のおにぎりだという、この鶏の唐揚げとあんずのガーリックバター風味おにぎり。シウマイ弁当に入っているあんずと鶏の唐揚げを使い、ガーリックバター風味で味付けされている。ぱっと見は表面に具が出ていて、ご飯の中には入っていないように見える。

一辺の長さは約5cm。

厚みは約3cmだ。

ペロッと海苔を外してみる。あんずが確かに入っているのが見える。

半分に割ってみたところ、おにぎりが凹んでいて、そこに具が入っていた。表面だけに具があるわけではなかった。

食べる前からガーリックの香りがしてきて食欲をそそる。ご飯はいつもの冷めてもなぜか美味しいあのご飯だ。バターのコクがあり、ほのかにあんずの甘酸っぱさがある。鶏の唐揚げはいつものあの唐揚げを崩した感じで、あんずと一緒に食べると絶妙な味になって美味しい

2024年版はたまたまだと思うが、去年に比べて具の量が少なく感じた。さらにあんずの風味があまり感じられなかった。ここらへんは個体差があるのかもしれない。

その2:炒飯おにぎり

お次は炒飯おにぎりだ。崎陽軒の炒飯弁当に入っているあの炒飯が、おにぎりになっている。

ちゃんと具も入っているのが分かる。

このおにぎりだけ厚みが他のと違い、約4cmあった。

炒飯だけあってご飯がパラパラしている。1粒1粒が油でコーティングされているように、炒めた感じが良く出ている。だが、油っこくでもたれたりはせず、常温でもなぜか美味しい。塩味っぽい風味に具材が合っていていい。

その3:鮪の燻マヨ和えおにぎり

続いて鮪の燻マヨ和えおにぎりだ。具材はシウマイ弁当に入っている鮪の漬け焼をほぐし、燻マヨで和えている。

海苔を取ってみると分かるが、ネギや生姜が入っている。

こちらも中が凹んでいて、具が奥まで入っていた。

食べるとあの鮪だとすぐに気付いた。ツナマヨのように鮪がバラバラになっておらず、意外と塊で入っていた。ネギがアクセントになっていて美味しい。燻マヨが最初はよく分からなかったが、食べ終えてみると燻製の香りが鼻に残った。確かに燻マヨを使用しているのだろう。ただ、生姜の風味は今回食べたのではあまり分からなかった。

その4:シウマイ肉あんおにぎり

最後はシウマイ肉あんおにぎりだ。この肉あんはシウマイの中身を使っている。弁当にシウマイが入っているのになぜおにぎりの具にしたのか?だが、食べてみるとそれは確かにシウマイなのだが、ちょっと違うものだった。

海苔を外してみると、ちゃんとグリンピースも入っていていた。完全にシウマイだ。

シウマイの皮の代わりにごはんで包んだみたいなおにぎりだ。

食べてみると何もかけていないのに味がする。シウマイには別途辛子と醤油がついているが、おにぎりには何もついていない。確かに隠し味で焦がし醤油が入っていると説明には書いてあったが、これが肉あんをより引き立たせて美味しい。

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定番化希望

おにぎりシウマイ弁当の良いところと気になったところをまとめた。

良いところ
  • どのおにぎりも美味しい
  • 見た目よりもボリュームがある
気になったところ
  • あっという間に食べ終わってしまう
  • いつものシウマイより小さい
  • 2024年に120円値上がりした

良いところはどのおにぎりを食べても美味しいということだ。最初は4種類をランキングしようと思っていたが、甲乙つけがたい美味しさだったのでやめた。ハンバーグも好きだけど寿司も好きといった感じで、それぞれ個性があって美味しいのだ。ちなみにおにぎりを巻いている海苔がちゃんと噛み切れる海苔だったのも好印象だ。

さらに良いところとしては、見た目以上にボリュームを感じた。いつもの俵型のご飯とは違い、量が少なく見えるが食べ終えてみると満足感があった。

ただ、2024年に食べたおにぎりは、たまたまそうだったのかもしれないが、2023年版よりも具の量が少なく感じるものもあった。

気になったところはあっという間に食べ終わってしまうことだ。おにぎりという形状のため、ついついパクパク食べてしまう。気付くとおにぎりが1つ2つと消えていた。明らかにシウマイ弁当を食べる速度より速く食べてしまう。

それと入っていたシウマイが普段のよりも小さめだった。今回のお弁当はおにぎりがメインなのかもしれないが、やはりシウマイは通常の大きさのものであって欲しい。そのせいか付属の辛子と醤油があまり気味になった。

あと気になることとして値段だ。2023年は税込1100円だったが、2024年には税込1220円に値上がりしていた

その他の具はいつものシウマイ弁当と同じ味だった。こうしてみると、うまいことシウマイ弁当に入っている具を利用して作られている。ただ、おにぎりだから手で持って食べようと思ったが、惣菜が箸を使用しなければ食べれないものなので、結局箸で全部食べることになった。例えばシウマイを揚げシウマイにするとか、爪楊枝で食べれるものだとおにぎり弁当感が増していいような気がする。

毎年完全予約制で販売されているが、来年も販売されるのだろうか?できれば定番化してもらいたいと思うぐらい、大満足な弁当だった。

参考リンク:崎陽軒

■商品データ

商品名 おにぎりシウマイ弁当
購入店 崎陽軒
価格 1100円(税込)→1220円(税込)
1包あたりのカロリー 682kcal
1包あたりの栄養成分 たんぱく質23.1g、脂質18.2g、
炭水化物106.4g、食塩相当量5.7g

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