デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第75号はスヌーピーグッズ「ピルケース①」(全2回)が始まる。手こずりながら刺しゅうしている最中に布がほつれてくるのが気になる。
タペストリーは「センターの文字」。太さの違うアウトラインステッチと中を埋めるサテンステッチで想像通り時間がかかった。
そして今号にはシリーズ延長のお知らせが入っていたのでその内容、実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第75号はこんな感じ
第75号は12月10日(火)発売。
厚さ約1.3cm。
開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。
今号のキットで使うもの。
今号のキットの内容。
今号のデータ
付属品 | 刺繍糸3種 プリント済み布 |
---|---|
タペストリー刺繍 | センターの文字 |
スヌーピーグッズ | ピルケース①(全2回) |
スヌーピーコラム | ドクター・スヌーピーって、 知ってる?など |
早速始めていく。
タペストリーの刺繍
タペストリーは「センターの文字」。
制作時間のめやすは4時間。見るだけで時間がかかるのが想像できる…
まずは大きな文字のまわりを黒で刺していく。
文字と文字のつながっている部分がちょっとわかりにくい。
刺繍枠をずらして刺し進み、Rまで刺し終えたら、
文字の下の影を刺していく。
影を最後まで刺したら、
下の文字を刺していく。最初と最後の「GIVING!」は太字なのでガイドラインを引いた。
「THE」からは細字で刺していく。
文字に気を取られて最初の「”」を刺し忘れていた。
「IS」まで細字で刺して、
最後の「GIVING!」は太字で刺す。
最後に「”」を刺して、黒の部分は終了。
上の文字の中をサテンステッチしていく。刺す方向わかりやすいようにガイドラインを引いた。
Wを刺して、
順番にI、Nと刺し進み、
Rまで刺したら、今号の出来上がり。
タペストリーの刺繍が完成
いろいろな太さのアウトラインステッチ、サテンステッチなど、ステッチ自体が難しいというよりも刺す量が多く、出来上がるまで時間がかかった。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
冬のタペストリーが始まって16回目。
スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『ピルケース①』
今号から始まる「ピルケース①」(全2回)。ピルケースだけではなくピルケースポーチも作るらしい。
制作時間のめやすは2時間。
スヌーピーを刺していく。
目やリボン、影など細かい部分を刺す。目が難しい…
帽子など中を刺していく。ガイドラインを引いた。
帽子と服を刺して、
靴を刺したらスヌーピーの出来上がり。
ウッドストックを刺していく。
黒で外側を刺して、
黄色でウッドストックの中を刺したら、刺しゅう部分は出来上がり。
このあと型紙を作って布を裁断するのだけれど、次号に持ち越すことにした。理由は布がほつれやすく、裁断後すぐに縫い合わせたいから。刺しゅうしている最中に結構ほつれてきた。
『ピルケース①』完成
裁断は次号に持ち越したので、これで完成。
スヌーピーのサテンステッチが複雑で難しかった。仕上がりはイマイチ。
苦手なウッドストックだけれど、今回はスヌーピーの方が難しかった。
実際に作ってみて気になったこと
ガイドラインを引いた
太文字のアウトラインステッチや、
文字の中のサテンステッチ。
スヌーピーの帽子や服などのサテンステッチにガイドラインを引いた。
ピルケース布はほつれやすい
刺繍しているときに結構ほつれてきたので、次号で縫い合わせる前に布を裁断することにした。
「シリーズ延長決定」のお知らせが入っている
今号にはシリーズ延長のお知らせが入っていた。
全80号だったシリーズが100号まで延長されることになったようで、
毎号少しずつ進めるのがタペストリーから「刺しゅう時計」になって、オリジナルグッズは変わらず数号で完成させる感じ。
81号〜100号で作るのはこの「刺しゅう時計」。
内側にはデザインやサイズなど詳しく書いてある。
そうだよね、この時計作るならピッタリ収まるフレームが欲しいよなぁ…
必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- ハサミ
- アイロン
あったら便利なもの
フリクションのサインペン
今号のタペストリーで太字のガイドラインを引く時に使って、
最後にアイロンをかけて印を消した。
使用したのはパイロット「フリクションカラーズ」110円(税込)。
ただし、フリクションペンの発売元PILOT(パイロット)HPのQ&Aでは「布に使用しないでください」とはっきりと書いてあるので使用は自己責任でお願いします。
Q.フリクションを手芸に使いたいのですが、布に使用できますか?
A.フリクションシリーズは、紙に筆記することを目的とした製品です。布に使用すると「布の繊維で目詰まりを起こす」、「ペン先が傷つく」、「インキ出不良やインキ漏れが生じる」、「高温の熱を加えても消えなくなる」、「茶色いシミが残る」など、思わぬトラブルが起こる場合があるため、布へは使用しないでください。
PILOT HP Q&Aより
「こすると消えるカラーサインペン」そう、文房具のフリクションペン。
自然に印が消えるタイプのチャコペンもあるけれど、今回はフリクションのサインペンで印をつけアイロンで消した。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第75号の感想
タペストリーの刺しゅうはステッチ自体の難しさよりも、モチーフが大きいので刺す量が多く、出来上がりまでに時間がかかった。
今号から始まったピルケースの刺しゅうは、いつも苦手なウッドストックよりも、スヌーピーの方が図案が細かく複雑で難しかった。布がほつれやすいので裁断は次号まで持ち越すことにした。
全80号だったシリーズが100号まで延長となったお知らせには、ちょっと戸惑った。やっとゴールが近づいて来た(あと5号)と思っていたら、隔週刊で20号延長となると終わるのは今から約1年後、来年の11月末くらいって考えたらだいぶ先が長くなった…
次号はスヌーピーグッズ「ピルケース②」(全2回)でピルケースと小さなポーチを仕上げる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は12月24日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。