【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第28号:ミニバッグの持ち手作りはちょっと難しいかも

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第28号はスヌーピーグッズ「ミニバッグ②」。バッグの持ち手作りは少し繊細さが求められる工程があり、タペストリーは複雑な形の中をうめるチェーンステッチとウッドストック様がいる…実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第28号はこんな感じ

第28号は2月21日(火)発売。

厚さ約2cm。

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開封

表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。

入っているべきものはちゃんと入っていた。

今号のキットの内容。

早速始めていく。

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その1.タペストリーの刺繍

今号では「スヌーピーと錨」を刺繍する。制作時間のめやすは3時間。前号も3時間だったので、同じくらいかなと思うけれど、ウッドストックとチェーンステッチが結構あるので時間かかりそう。

まずはスヌーピーを刺繍していく。

スヌーピーがおわったら、

ウッドストックを刺して、

錨のまわりを刺していく。

錨の周りを刺し終わった。

帽子と襟のサテンステッチ、首輪を赤で刺して、

ウッドストックをサテンステッチして、

錨をチェーンステッチしていく。

完成。

タペストリーの刺繍完成

ウッドストックの目も苦手だけれど、錨の形がちょっと複雑なのでチェーンステッチが難しかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

夏のタペストリーが始まって今号で9回目。四つ角のモチーフが完成した。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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その2.スヌーピーグッズ『ミニバッグ②』

本の制作時間のめやすは2時間。今号ではバッグ正面の表布と持ち手を作る。

本では手縫いで作っていくのだけれど、筆者はミシンを使うことにした。

まずは製図通りに布を裁断。

バッグ本体を縫う。

縫い代を赤い方にアイロンでたおして、ステッチして終了。

ステッチもミシン。

裏はこんな感じ。

次に持ち手を作る。本の指示通り布をアイロンで折る。杉綾テープはコンパクトにたたまれて入ってくるのでそのままだとグチャグチャなので、裁断前に要アイロン。

テープをアイロンで整えると平らになって、この後の作業がやりやすい。

布に杉綾テープを重ねる。本のアドバイスでは「テープの裏にボンド少量を点でつけ、仮どめしておくとずれずに縫いやすくなります。」となっているのだけれど、

筆者は「ボンド少量を点でつけ…」が面倒だったので、しつけをした。ミシンで縫っていく。

今号はこれで終了。

布側はこんな感じ。

テープ側。テープがちゃんと縫いとめられていることが大切。

『ミニバッグ②』完成

出来上がりはこんな感じ。

ミシンで縫ったので、今号はサクッと終わりました。

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実際に作ってみて気になったこと

今号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。

1.タペストリーのチェーンステッチは難しく感じた

以前の帆船の中をうめるチェーンステッチは面積が多く量が多い上に、曲がらないようにするのが難しかったけれど、

第26号のタペストリー刺繍

今号は錨の尖っている部分など複雑な形をうめていくのが難しく感じた。おまけにウッドストックもあったので、思ったよりも時間がかかった。

2.ミニバッグの杉綾テープは裁断前にアイロンがけをおすすめする

持ち手は布を幅2.2cmに折って、約2cmの杉綾テープを重ねて縫う。つまり布の両脇から0.1cm内側に綾テープを重ねるのだけれど、折りぐせのついたテープではきれいに重ねられないので、

裁断する前にアイロンで整えて真っ直ぐにしておくことをおすすめする。

3.ミニバッグの持ち手づくりは難しい部分あり

杉綾テープと布を重ねて布端から0.2cmを2本どりのランニングステッチで縫うのは、考えただけでもきれいにできる気がしなかったので、ミシンで縫った。

難しい部分なので、ずれないようにボンドで仮どめすると縫いやすいとアドバイスに書いてある。

筆者は「ボンド少量を点でつけ…」が面倒だったので、しつけをした。

さらに難しいのはここから先のランニングステッチで縫うところ。

本のアドバイスでも「裏まで縫えているか確認しながら、表を見て縫うようにしましょう。」と書いてあるように難しい部分。布とテープが重なって厚みがあって縫いにくく、表(布側)を見ながら布端から0.2cmを縫うということは、裏のテープの端だと0.1cmのところをできれば表の縫い目もきれいにしたいという結構繊細な作業。

筆者はミシンで縫ったので、裏のテープがきちんと縫いとめられていることだけ確認すればよかった。手縫いは持ち手2本の両端つまり、34cmの直線4本を裏のテープまで縫えていることと、表側の縫い目も気にしながら縫うのでちょっと大変だと思う。

裏(テープ側)
表(布側)
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あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ハサミ
  • アイロン
  • 定規

あると便利なもの

  • 印付けペン→布に印を付ける
  • まち針→布を縫い合わせる時に使う
  • ボンド・しつけ糸→持ち手を縫う時にずれないように使う

今号のデータ

付属品

刺繍糸1種
布(生成り)
布(赤)
杉綾テープ

タペストリー刺繍

スヌーピーと錨

スヌーピーグッズ

ミニバッグ②
(全4回)

スヌーピーコラム

スヌーピーが「ビーグル・
スカウト」のリーダーって
知ってる?
など

 

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第28号のまとめと感想

実際に作り終えて今号の良いところとイマイチなところをまとめてみた。

良いところ
  • 刺繍の説明は詳しく書かれている
イマイチなところ
  • 裁縫に関する説明は刺繍に比べると少ない

タペストリーの刺繍は錨の複雑な形の中をチェーンステッチするのが少し難しく、ウッドストックもいたので時間がかかった。

ミニバッグはミシンを使ったこともあり、サクッとあっさり完成した。ただ、本の通りに手縫いの場合は持ち手作りに少し手を焼くかもしれない。

次号のミニバッグ③では正面のスヌーピーのアップリケをするようなので楽しみ。

次号は3月7日(火)発売!

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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