デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第13号ではスヌーピーグッズ「ティッシュケース」が全4回で始まる。以前に挫折しているパンチニードルなので不安しかない、そして針で指まで刺しちゃいました。(画像はないので安心してください)
実際に作ってみて気づいたことなどをレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第13号はこんな感じ
第13号は7月26日(火)発売。
今号は前号よりも薄い約1.8cm。
開封
全員プレゼントの応募券(赤い三角)は表紙カバーの上の部分。
表紙のカバー、キットはダンボールに挟まっていて、下に本があるという梱包。
入っているべきものはちゃんと入っていた。
今号のキットの内容。プラス前号で入っていなかった「目打ち」が入っている。
そして白い紙が入っている。
「今号のキットに加えて、「目打ち」が入っていることをご確認くださいませ。」はい、ちゃんと入っていました。
早速始めていく。
その1.タペストリーの刺繍
今号では「ルーシーとたまご」を刺繍する。制作時間の目安は2時間半。前号のチャーリー・ブラウンは3時間だったので、前号よりは簡単なのかなと思いながら始めていく。
本の手順通りにバックステッチをして、次は髪の毛のサテンステッチ。
髪の毛が終わって、顔を刺していく…最初から気になっていたのだけれど、ルーシーの口の中どうなるんだ?
本では、ほぼ真っ黒。ほんとに??
出来上がりを見ても、やっぱり口の中ほぼ黒。
安心してほぼ黒く口の中を刺して、服に取り掛かる。
服、靴、たまごが終わって、ルーシーは終了。次は下のたまご。
たまごを刺して、
今号のタペストリー刺繍は無事終了。
タペストリーの刺繍完成
前号のチャーリー・ブラウンに比べてルーシーはサテンステッチが多いので、思ったよりも時間がかかった。ルーシーの口の中がほぼ黒っていうのには戸惑ったけれど、それでいいようなので様子を見ながら刺した。
今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。
だんだん埋まってきた。
スヌーピーグッズに取り掛かる。
その2.ティッシュケース①
本の制作時間のめやすは2時間。今号では以前に挫折したパンチニードルを使う。今回はループのほうが表になるようなので、以前のように手で刺繍して乗り越えるわけにはいかない。やるしかないと心を決めてやっていく。
スヌーピーのボディをパンチニードルでステッチ
フェルトに接着芯を貼って準備完了。パンチニードルを始める前にネットでいろいろコツなんかも調べた。練習はしていないけれど、初めていく。
まずは黒の縁取りをステッチする。これが表になる方。なんか変な感じがするもよくできているのかだめなのかもわからない。
赤で首輪を刺して、
白で中を埋めていくように刺す。あとは足の中。
一応できた。これでいいのか?
裏にボンドを塗って乾かして今号のパンチニードル部分は終了。頭が無いというシュールな出来上がり。頭は次号でやるらしい。
パンチニードルで指まで刺しちゃいました(画像なし)
ここにたどり着くまでに、実は何回もやり直している。最初の黒の縁取りもそうだし、ひどい時は白でボディの中を埋めている最中に黒い糸を引っ掛けてしまい、全部ほどいて最初からやり直したりもした。
もうやり直したくないと思い、白で中を埋めるときに、黒のループを指でおさえて引っかからないように緊張しながら刺していたら…
痛いっ!!!!
ループをおさえていた中指をグサッとパンチニードルの針で刺しちゃいました。
痛いのだけれど、最初に思ったのは「マズイこれ、白だから汚れちゃう!」ということ。ふうぅぅ…と一呼吸して、冷静に汚れないように、そしてほどけないように手を離してみるとやっぱり血が出てる。でも、作っていたものは汚れてなかったので一安心。血がとまるまで絆創膏はってすぐに作業再開。そうじゃないと作るの嫌すぎてやめちゃいそうなので。
パンチニードルで指を刺すとか普通はないのかもしれないけれど、実際刺しちゃったのでくれぐれもご注意くださいませ。
家の壁の刺しゅう
パンチニードルが終わっても、家の壁のアウトラインステッチがまだある。これが結構地味な作業で、写真は上2本のアウトラインステッチが終わったとろ。正面からみるとよくわからない感じ。
3本目のアウトラインステッチの途中。糸の出ている右側が刺したところで、左はまだ。
無事3本ともアウトラインステッチが終わった。思ったよりも時間がかかった。
ティッシュケース①完成
鬼門のパンチニードル。何度やり直してもなんかちょっと違う気がするけれど、きりがない。仕方がない、諦めよう…そう自分に言い聞かせて裏面にボンドを塗って終わらせた。
家の壁の3本のアウトラインステッチ。黒地に黒のステッチなので、少し隙間ができても大丈夫だったのかもしれないけれど、真面目に隙間なくステッチしたら結構時間がかかった。
実際に作ってみて気になったこと
第13号で実際に作ってみて気になったことをまとめる。今回タペストリーの刺繍は気になるところは特になかった。
1.前号入ってなかった「目打ち」は今号に入っていた
今号のキットに入れると手紙が入っていたので、入っているとは思ったけれど、本当に入っていた。ちょっとデアゴスティーニさんのキットには心配なところがあるので、とりあえずは入っていたので良かったとしよう。
2.パンチニードルに関する本の説明はイマイチ
前回挫折したパンチニードルなので、始める前にパンチニードルが入ってきた第5号の本と、今回の本をじっくり読んでみておおよそのやり方はわかるけれど、初心者の筆者にはわからないことがいくつかあった。
1の縫い目の幅は本に書かれていない。そんなことってある??ネットで調べると「針と太さと同じ程度のステッチ幅」と書いている記事があったので、こんな感じかな?とやるしかなかった。なので正解はわからないまま。
2の修復方法も本には書いていない。書いてあるのは「引っ掛けないように注意」だけ。注意しても外側の縁取りのラインのループを内側を埋めている最中に引っ掛けてしまい糸が飛び出てしまったら、どうしたらいいんだろう?修復方法はないのか?直せないのか?わからないからほどくしかない。縁取りの飛び出た部分まで全部ほどいてやり直した。
3も初心者としては加減がわからないので困った。ちなみに筆者は多分みっちり埋め(刺し)過ぎて、キットに入っていた白い糸が途中で足りなくなった。同じ糸を持っていたので良かったけれど、きっと埋め過ぎだったのだと思われる。本にはどの程度埋めるのに刺す必要があるのか書かれていないのでこれも正解がわからない。
あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類とあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
ハサミ
アイロン
アイロン台
竹串または楊枝
あると便利なもの
オーブンシート(クッキングシート)接着芯を貼る時にアイロンの汚れ防止になる
今号のデータ
付属品 |
刺繍糸3種 |
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タペストリー刺繍 | ルーシーとたまご |
スヌーピーグッズ |
ティッシュケース①(全4回) |
スヌーピーコラム |
スヌーピーの犬小屋掃除に |
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第13号のまとめと感想
実際に作り終えて第13号の良いところと残念なところをまとめてみた。
タペストリーの刺しゅうのルーシーは口の中が黒くてちょっとびっくりしたけれど、特に問題なく終わらせることができた。サテンステッチが前回のチャーリー・ブラウンよりも多いので少し時間がかかった。
パンチニードルのスヌーピーのボディは、何度やり直してもうまくいかなかった。とりあえずそれらしい形になったところで、仕方がない、もう諦めよう…と自分に言い聞かせ、ボンドを塗って終わらせた。
パンチニードルやっぱり苦手。やり方がよく分かっていないのだと思う。次号スヌーピーの頭の部分でまたパンチニードルを使うことになるので頭が痛い。残念なのはきれいに出来上がるかどうかというレベルではなく、最低限スヌーピーっぽい形になるかどうかと、針で指を刺さないように注意することで精一杯ということ。
次号のスヌーピーグッズは「ティッシュケース②」。今までは全2回で出来上がってきたが、これは全4回。鬼門のパンチニードルは次号も続く…
次号第14号は8月9日(火)発売!
詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。