平日の午後、新宿の京王百貨店で「最後尾」という看板を店員さんが持って、何に並んでいるのだろうと思ったら「薫るバターSabrina(サブリナ)」さんだった。
しばらく買い物をしてお店の前を通ると、”並ばずに購入きます”という店員さんの声にひかれて、1番人気だというお花の形をした「サブリナ」と2番人気のミニブーケのような形をした「ティックル」を思わず購入。
何の気なしに購入したけれど、並ぶくらい人気があるお菓子がどんな感じなのか大きさや味など紹介していく。
『薫るバターSabrina(サブリナ)』はどこにある?

「薫るバターSabrina(サブリナ)」は、GRAMERCY NEWYORK、FOUNDRY、AUDREY、Tartineなどのブランドを展開している(株)プレジィールが展開するブランドの1つ。
HPを確認すると2025年6月時点で、薫るバターSabrina(サブリナ)の店舗は以下の4店舗。公式オンラインショップはない。
- グランスタ東京店
- 阪神梅田本店
- 博多阪急店
- 京王新宿店
「薫るバターSabrina(サブリナ)」ブランド紹介はHPより引用させていただきます。
“薫るバター”をコンセプトに、フランス産バターを使った様々なスイーツが並ぶバター菓子専門店。
(株)プレジールHPより
今回は京王新宿店でタイミングよく並ばずに「サブリナ」と「ティックル」を購入。

「サブリナ」の詳細
購入したのは簡易パッケージの8枚入り1350円(税込)。

パッケージの正面は透明なので中身が見える。

側面。

裏には原材料名などが書いてある。

栄養成分表示など。サブリナのカロリーは1個当たり116kcal。

開封
開封してみるとこんな感じ。

一緒にしおりが入っていた。

アンヴェルセ?

「アンヴェルセ」
「サブリナ」しおりより
よく知られたパイの作り方には小麦粉などで作られた生地を延ばしながらバターを折り込んで作る方法があります。
ところが、更に美味しく作る方法にアンヴェルセという作り方があります。これは、バターで生地を包んで折り込んでいくという作り方のパイです。
フランス語で、逆という意味のこの製法により、更に香りと食感が優れたものになります。

花形が可愛らしい。

イラストの花とパイの形が同じ。

裏には個別に賞味期限が書いてある。購入時から約1ヶ月半先の賞味期限だった。

計測してみる
大きさは多少の個体差はあると思うが、直径8cm弱。

厚みも個体差があるとは思うが、約2.5cm。

アップにすると表面にはグラニュー糖が散りばめられている。

中央にはホワイトチョコとアーモンド。

裏側はこんな感じ。

生地にポツポツ穴があいている。

半分に割った断面。パイの層とチョコの量のバランスはこのくらい。

実食!
食べてみる。

生地はサクサクでバターの風味豊か。グラニュー糖のシャリッとした食感と甘みが加わってもそんなに甘くない。中央のチョコレートは口溶けなめらかで、アーモンドはキャラメリゼされていて香ばしく、歯ざわりが良いアクセントになっていて楽しい。
大部分を占めるパイの部分だけでも美味しいけれど、チョコとアーモンドと一緒に食べると3つの食感が楽しく、それぞれの風味が味わえて美味しさがグンと上がる。
一口で食べるには大きく、食べる時にパイ生地がポロポロ落ちるのでお皿を用意したほうがよい。
上のグラニュー糖の甘みとバターの風味豊かなサクサク生地、中央のチョコの滑らかさ、キャラメリゼされたナッツの香ばしさと食感は、1個で満足感を得られる味と大きさ。
見た目も可愛らしい花形、個別包装で賞味期間も約1ヶ月半と長めなのでお土産にも良さそう。
「ティックル」の詳細
購入したのは12個入り997円(税込)。

箱のデザインが素敵。

側面にはフランスの国旗と、

Un petit voyage en France=フランスへの小さな旅

底面には原材料名など。12個入りの内訳はチョコアーモンド×4個、マカダミアバニラ×8個。

栄養成分表示など。ティックルのカロリーは1個当たりチョコアーモンド29kcal、マカダミアバニラ30kcal。

開封
箱を開けると、

しおりが入っている。
TICKLE(ティックル)
「ティックル」しおりより
フランス産発酵バターでさっくりと焼き上げたラングドシャ
バニラクリームとマカダミアナッツ
チョコレートクリームとアーモンド

紙をめくるとこんな感じで入っている。

チョコアーモンド×4個、マカダミアバニラ×8個。

パッケージはそれぞれデザインが異なる。

裏側には1つずつの賞味期限が書いてある。購入時から約1ヶ月ちょっと先の賞味期限だった。

12個中の4個がチョコアーモンド。

計測してみる
大きさをはかってみる。まずはチョコアーモンド。個体差はあると思うが長さ約5.2cm。

一番厚い部分で約2cm。

チョコアーモンドには砕いだアーモンド。


12個中8個がマカダミアバニラ。

個体差はあると思うが長さ約5cm。

一番厚い部分で約2cm。

マカダミアバニラには砕いたマカダミアナッツ。


実食!
食べてみる。

【チョコアーモンド】
チョコの香りはそんなにしない。薄く繊細なラングドシャとチョコは口当たりが軽く、刻んでキャラメリゼされているアーモンドの香ばしさと歯ごたえが楽しい食感。ひと口でパクッと食べられるサイズで口溶けも良い。
【マカダミアバニラ】
バニラの香りがする。薄く繊細なラングドシャでなめらかなバニラクリーム。刻んであるマカダミアナッツが食感のアクセントになっている。こちらもひと口で食べられるサイズで、口溶けも良い。
中がどんな風になっているのだろうと半分食べてみると、薄く繊細なラングドシャは砕けてしまうので、ひと口でパクッとラングドシャ、ナッツ、チョコまたはクリームを楽しむのがおすすめ。
ひと口で食べられるのでお皿を用意する必要がないのが良い反面、口溶けもよくあっという間に食べ終わってしまうので、1個では満足感はあまり得られないかも。少しだけ甘いものを食べたい時に良いと思う。
可愛らしいブーケのような形、個別包装で賞味期間も約1ヶ月ちょっとと長めなのでお土産に良さそう。
まとめと感想

薫るバター Sabrinaの「サブリナ」と「ティックル」を食べてみたまとめ。
- バターの風味豊かな生地のサクサクとチョコ&アーモンドの食感が楽しく美味しい
- 可愛らしい花形のパイは見た目も華やか
- 1個で満足できる美味しさと量
- 1個あたり168円でコスパよく感じる
- 食べる時にポロポロするのでお皿を用意したほうがよい
- ひと口でラングドシャ、クリーム(チョコ)、ナッツが楽しめる
- ミニブーケのような可愛らしい形
- 少しだけ甘いものを食べたい時にはちょうどよい
- 1個当たり83円は妥当なのかもしれないがコスパが良いとは思わない
- お皿を用意しなくても気軽に食べられる
今回「サブリナ」と「ティックル」を食べてみて、
「ティックル」は、ひと口で食べられる大きさで、口溶けが良くあっという間に食べ終わってしまうので、少しだけ甘いものを食べたい時にはちょうど良いと思う。そして2種類のうち、チョコアーモンドの方がナッツが香ばしく美味しいと思ったけれど数が12個中4個と少ないのは残念。
見た目の華やかさ、1個食べた時の満足感、自分がもらって嬉しいのは「サブリナ」なので、どちらか1つお土産にするなら「サブリナ」を選ぶと思う。
どちらの商品も賞味期限が約1ヶ月〜1ヶ月半と長めで、個別包装にも賞味期限が書いてあるので安心。
そして2025年6月時点で店舗は4店舗のみ、公式のオンラインショップもないということを考えると、『薫るバターSabrina』さんの商品はお土産にしたら喜ばれそう。
普段は並んで購入することが多いのかもしれないけれど、今回購入した簡易パッケージの「サブリナ」はタイミングが良かったのか並ぶことなく購入できたので、近くを通る際にチェックしてみると案外あっさり購入できることもあるのかも。
参考リンク:株式会社プレジール
■商品データ
※価格は購入時のものです(2025年5月)
商品名 | サブリナ |
---|---|
価格 | 1350円(税込) |
製造者 | 株式会社プレジール |
購入店 | 京王新宿店 |
内容量 | 8個 |
1個当たりの価格 | 168円 |
1個当たりのカロリー | 116kcal |
1個当たりの栄養成分 | たんぱく質1.3g、脂質7.9g、 炭水化物9.7g、食塩相当量0.12g |
商品名 | ティックル |
---|---|
価格 | 997円(税込) |
製造者 | 株式会社プレジール |
購入店 | 京王新宿店 |
内容量 | 12個・チョコ×4、バニラ×8 |
1個当たりの価格 | 83円 |
1個当たりのカロリー | チョコ29kcal、バニラ30kcal |
1個当たりの栄養成分 | チョコアーモンド たんぱく質0.3g、脂質1.9g、 炭水化物2.9g、食塩相当量0.02g マカダミアバニラ たんぱく質0.3g、脂質2.3g、 炭水化物2.2g、食塩相当量0.02g |