昔から韓国即席麺でよく食べているのは、PALDO(パルド 八道)ビビン麺だ。そのビビン麺のカップ麺を発見したので今回購入した。袋麺のほうでは水で洗うが、カップ麺はどうするのだろうか?説明を見たところそのまま食べるらしい。温かいままで食べたことがない麺だが、果たして美味しいのだろうか?ちょっと心配になりながらも食べてみることにした。
ビビン麺のカップ版だと?
何度も好きで食べているパルドビビン麺だが、カップ版は初めてだ。「韓国広場」でも売っていたのだが、「イエスマート」だと日本語の表記があったのでこちらで購入した。
フタは袋麺と同じ写真だ。この青が売り場でもよく目立つので、言葉が分からなくてもすぐ見つけられていい。
ハングルはまったく分からないので、グーグル先生に登場してもらう。すると「フラワービビン」なる謎の表記が。フラワービビンってなんだ?
リンゴの絵に何か書かれている。よし、グーグル先生よろしくお願いします。
リンゴ濃縮果汁が入っているらしい。スパイシーな甘酸っぱい口当たりは別美。別美って何だ?とにかく美味しいということだろう、きっと。
お湯を流すための穴は、箸で開けてね的なものと判断。日本のとは違い、自分で穴を開ける必要がある。
意外と大きいカップだ。温かいまま食べるのだから、キュウリとか入れるのはどうしても躊躇ってしまう。
恐らく原材料だが、ハングルだけなのでさっぱり分からない。
作り方がイラストつきで書いてある。これなら読めなくても何となく分かるぞ。
一応翻訳してみると、お湯を注いで2分30秒待ってから、穴を開けてお湯を捨てるといった感じか。ん?袋麺だと水で洗うが、こっちには「レシピとは異なり、冷たい水で洗い流したいとき!麺が白くなることがあります」と書いてある。いつもここからのギャグみたいだな。洗うのか?洗わないのか?どっちなんだい?
というわけで、日本語の表記のほうを確認してみる。え?日本語と韓国語の調理方法が違うぞ。
■日本語での調理方法
- 蓋を開け、液状スープを取り出し
- 麺の上沸騰したお湯(100℃)を内側線まで入れてください
- 蓋をしめて3分待ってください
- 蓋の3空穴から好みにより水を捨て液状スープを入れてよくかき混ぜてお召し上がりください
韓国語では2分30秒だが、日本語では3分待つことになっている。どっちなんだ??水洗いについては、まるで触れられていない。ただ、どっちも麺を洗うと白くなることがあるが、気にすんな的なスタンスだ。
悩ましいがとりあえず今回は、日本語表記に従って3分待ち、水洗いはしないで食べてみることにした。
調理開始
それでは調理開始だ。カップのフタをめくるとソースが入っているので取り出す。
他にかやくなどは入っていない。このソースはなんて書いてあるのか翻訳してみる。
八道NEWビビーム面って、必殺技みたいだな。ビビンスープともあるので何となく察することに。
容器が大きいわりに、お湯を入れる位置は意外と下のほうだ。下のほうに麺のかけらがボロボロある。お湯を流す時に落ちなければいいが…。
今回はソースが固かったので、フタの上で温めた。3分たったので穴を開ける。イラストにあるように箸で開けてみよう。
うまく開いた。残り2つも全部開けていく。
3分たったのでお湯を捨てていく。というか、容器が熱い!お湯を捨てる穴は大きいのに思ったより出ないぞ。嫌な予感は的中だ、麺のかけらがボロボロ落ちていく!
穴が大きすぎるのか、麺のかけらが多いのか、よく分からないがシンクにはボロボロと麺の残骸が。
調理方法には「好みにより水を捨て」とあったが、とりあえず限りなく全部捨ててみた。
ソースを投入。黒っぽいが大丈夫なのだろうか。
あれ、ソースが絡みにくい。いつもは水洗いしているから絡んでいたのかもしれない。ということは、カップで作る時はお湯を全部捨ててしまわないほうがいいのだろう。
辛いがウマい!
温かいビビン麺を食べるのは初めてだ。どんな味がするのか食べてみる。具は一切入れていない。海苔みたいなものは、ソースに含まれているものだ。
温かいビビン麺も冷たいのと同じように辛い。辛いがウマい。ただ、辛いのが苦手な人や子どもは多分無理な辛さだ。口の中はいつまでもヒリヒリするし、口のまわりもヒリヒリする。だが、また食べたくなる辛さなのだ。
お湯をあまり残さなかったせいか、ソースの量が少なく感じた。とはいえ沢山残し過ぎるとソースが薄まってしまうので、そこらへんの加減が難しいところだ。
ちなみに購入したイエスマートでは、韓国インスタントラーメンの辛さ表があった。
今回のパルド ビビン麺は「ちょっと辛い」レベルだ。しかし、日本だと多分辛口に分類される辛さだ。辛いものが苦手な人にはちょっとオススメできない。
近所に売っている店がない場合は、ネットでも購入できるぞ。
袋麺との違いは?
『PALDO ビビン麺カップ』の良いところとイマイチなところをまとめた。
良いところは手軽にビビン麺が食べれるところだ。袋麺の場合は、鍋でお湯を沸かして煮た後、水で洗い流さないとならない。カップ麺の場合は、カップにお湯を注いでからお湯を捨てればいいだけだ。ちょっと食べたいなという時には、カップ麺のほうがいいだろう。
イマイチなところは、お湯を捨てる時に容器が熱くなることだ。マジで熱いのでヤケドに注意して欲しい。それと調理時間のブレが日本語と韓国語である。韓国語では2分30秒とあったが、日本語では3分と書かれていた。正解はどちらなのか?よく分からない。
袋麺は茹でた後に水で洗うが、温かいまま食べるビビン麺はこれはこれでありなのかもしれない。だが、やっぱり冷やしたビビン麺のほうが美味しいと思った。何か具を入れるとしたら、やっぱり千切りにしたキュウリとか貝割れ大根とか、細いタイプのものがよく絡まって美味しいと思う。
参考リンク:PALDO
■商品データ
商品名 | PALDO ビビン麺カップ |
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価格 | 158円(税別) |
購入店 | イエスマート |
メーカー | PALDO |
内容量 | 115g |
1食あたりのカロリー | 465kcal |
1食あたりの栄養成分 | たんぱく質8g、脂質18g、 炭水化物68g、食塩相当量3.02g |
辛さレベル |