『飲むMOW(モウ)バニラ』をアイスクリームと食べ比べてみて分かった違い5つ

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あの『MOW(モウ)』が飲み物になったという。5月16日から全国で数量限定販売だ。普通に考えればシェイクはアイスを飲み物にしたバージョンだ。ありえないことではない。だが、『飲むMOW(モウ)バニラ』は冷凍で販売されているわけではない。いったいどういうことなのだろうか?気になったので購入してみた。

せっかくなのでアイスクリームの『MOW(モウ)バニラ』と比べてみよう。それも味の比較だけではなく、成分や原材料も一覧表にして徹底比較した実食レポをお届けだ!

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MOWが飲める!?

パッケージからアイスクリームの『MOW』だと分かる。再現度はなかなかの高さだ。数量限定とあるので、定番商品として発売されたわけではないようだ。要冷蔵ではあるが、冷凍ではない。つまり、牛乳とかと同じ扱いだ。

裏面には『MOW』が20周年を迎えたということが書いてある。気付けばそんな前から発売されていたのか。ちなみに容器を移し変えれば、電子レンジで温めることもできる。ホットMOWなんていうのも美味しそうだ。

裏面には乳飲料と記載されている。

『飲むMOW(モウ)バニラ』のカロリーは1本(240ml)あたり157kcalだ。5月16日に発売されたものが、8月末日まで賞味期限がある。思っていたよりも日持ちがする。

アイスのイメージと同じ青色のフタ。

それを外すとまばゆいばかりの金色が!高級感がちょっとある。

『飲むMOW(モウ)バニラ』はどこに売っている?

公式の発表によると、全国で数量限定販売されている。コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで購入が可能だが、人気商品なためか売り切れていたりする。

今のところネットでの通販は見当たらないようなので、入手したい場合は何店舗かハシゴするか、日を改めて店舗を覗いてみるといいかもしれない。

アイスのMOWは通販もあった。まとめて買うにはいいかもしれない。

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『飲むMOW(モウ)』の味は?

付属のストローを差してそのまま飲めるようになっているが、これでは中身がどうなっているのか分からない。

そこで、グラスに全てあけてみた。ぱっと見は牛乳にしか見えない。

香りはそんなにしないが、一口飲んでみるとサラっとしたバニラフレーバーの牛乳のようだ。いや、牛乳よりもっとサラサラしている。例えるなら、低脂肪乳にバニラエッセンスを入れて、砂糖を加えて混ぜたような味だ。ただ、想像していたよりもコクがないし、甘さも控えめだ。

サラっとしているので飲みやすい。この感じは…銭湯で飲むフルーツ牛乳を思い出す。これがMOWと言われると、正直食べ比べてみないとよく分からないので、本家アイスと比べてみよう。

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『MOW(モウ)バニラ』と味の違いは?

というわけで、本家の『MOWバニラ』と食べ比べてみよう。国産生クリーム使用というのは、『飲むMOW』にも書いてあった。

アイスクリームのMOWの中身と比べてみよう。

色はアイスのほうが若干黄みがかっている気がする。

アイスをスプーンですくって『飲むMOW』と重ねて色の違いを見ようと思ったが、う~ん分からない。

アイスの内側の色と比べると違いが分かりやすかった。明らかにアイスのほうが黄色い

アイスとドリンクを食べ比べてみると、圧倒的アイスのほうが濃厚だった。となると、ドリンクはMOWを名乗ってはいるものの別物なのか?

そこで、アイスを食べながらドリンクを飲んでみることにした。すると、フレーバーは間違いなく一緒だと感じた。つまり、『飲むMOW』は薄味の『MOWバニラ』ということになる。

『飲むMOW』は確かにMOWだが、そのまんまの『MOWバニラ』ではないというのが結論だ。

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『MOW(モウ)バニラ』と成分・原材料を比較

濃厚さの違いがあるということは、成分や原材料が違う可能性がある。詳しく見ていこう。

『MOWバニラ』の原材料と、

栄養成分も比べてみよう。

それぞれの成分と原材料を分かりやすく一覧表で作成した。

成分の比較

  飲むMOW MOWバニラ
種類別名称 乳飲料 アイスクリーム
無脂乳固形分 4.7% 9.0%
乳脂肪分 1.6% 8.0%
卵脂肪分 記載なし 0.7%
内容量 240ml 140ml
カロリー 157kcal 225kcal
たんぱく質 4.2g 4.3g
脂質 4.2g 10.2g
炭水化物 25.6g 28.9g
食塩相当量 0.13g 0.12g

ほとんどの項目においてアイスのほうが数値が高い。ドリンクのほうが多いのは食塩相当量ぐらいだった。脂肪分が多い=濃厚と感じる理由だと改めて分かった。

また、アイスには卵脂肪分が入っているので、色が黄みがかっていたのだとこれで判明した。

原材料の比較

飲むMOW MOWバニラ
乳製品
(国内製造又はオーストラリア製造又はその他)
乳製品
(国内製造、オーストラリア製造)
水あめ 水あめ
砂糖混合果糖ぶどう糖液糖 砂糖
カラメルシロップ
(砂糖、水あめ)
カラメルシロップ
(砂糖、水あめ)
香料 香料
(一部に卵・乳成分を含む)
加糖卵黄
(卵黄、砂糖)

ドリンクは乳製品の内訳が結局全世界が当てはまるような書き方をしているのに対し、アイスはきっぱりと国内とオーストラリア製造と言いきっている。

さらにドリンクは砂糖混合果糖ぶどう糖液糖が入っていて、アイスは砂糖と言いきっている。そしてドリンクには加糖卵黄が入っていないことが分かった。

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『飲むMOW』とアイスクリームの違いまとめ

アイスクリームとドリンクの違いをまとめると5つあった。

  1. 濃厚さが違う
  2. 原材料が違う
  3. カロリーが違う
  4. 値段が違う
  5. 内容量が違う

一番の違いは濃厚さだ。つまり原材料が違うから濃厚さが違う。しかし、フレーバーは同じだと感じた。恐らく風味づけに使用されているカラメルシロップの成分が一緒なのだろう。なので風味は同じに感じる。

原材料が違うので成分も変わり、カロリーは『飲むMOW』のほうが低い。『飲むMOW』が157kcalで『MOWバニラ』が225kcalだ。

購入店舗によって値段は変わるが、今回入手した価格は『飲むMOW』のほうが高い。『飲むMOW』が194円(税込)なのに対し、『MOWバニラ』は127円(税込)で購入できた。

内容量は『飲むMOW』のほうが多い。『飲むMOW』が240mlで『MOWバニラ』が140mlだ。

以上をまとめると『飲むMOW』はアイスよりも薄味だが、量は多く入っていてカロリーは控えめ。しかし値段がアイスよりも高いということになる。

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結局のところ

『飲むMOW(バニラ)』の良いところとイマイチなところをまとめた。

良いところ
  • MOWのフレーバーは再現されている
  • サラっと飲める
イマイチなところ
  • アイスの濃厚さはない

良いところはMOWのフレーバーは再現されていることと、暑い日でもサラっと飲める飲みやすさだ。アイスクリームのような清涼感はないが、甘ったるくもないので後味がスッキリする。

イマイチなところは濃厚さがないということだ。MOWと言えばやはりあの濃厚さだ。しかし『飲むMOW』はまるでラクトアイスみたいな薄味さだ。アイスのMOWが好きな人が飲むには物足りないだろうし、厳密に言えば再現されていないと感じるだろう。

マクドナルドあたりとコラボして、普通に『MOWシェイク』を出したほうが、よっぽど本当の『飲むMOW』だ。しかし、手軽にMOWを味わえるという意味ではアリだし、今度は銭湯気分で飲むためにリピートしようと思う。

参考リンク:MOW

■商品データ

商品名 飲むMOW(モウ)Vanilla(バニラ)
価格 194円(税込)
メーカー 森永乳業
購入店 NewDays
内容量 240ml
1本あたりのカロリー 157kcal
1袋あたりの栄養成分 たんぱく質4.2g、脂質4.2g、
炭水化物25.6g、食塩相当量0.13g
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