皿うどんカップと聞いてあなたは何を思い出すだろう?数年前に発売された「ペヤング中華風そのまま皿うどん」だろうか?はたまた彗星のごとく現れて消えた「アルキメンデス」だろうか?
この商品も同じような常温調理のものかと思いきや、熱湯を注いで作るというのだ。それだとパリパリの揚げ麺がぐにゃぐにゃになってしまわないか?そんな不安を抱きながらも、セールになっていたので興味本位で購入してみた。
その結果は皿うどんというよりも、まったく別の食べ物だった!だが、リピートを即決させる驚くべき商品だった。
皿うどん 濃厚白湯カップの詳細
それでは皿うどんカップを詳しく見ていこう。パッケージではパリパリ揚げめんであることと、低カロリーであることを強調している。
上ぶたにも皿うどんの写真と181kcalの文字がある。
確かに成分表示でも181kcalと書かれている。
作り方を見ると1分で完成するようだ。
原材料には「皿うどん入りスープ」と書いてあった。スープ?皿うどんではないのか??製造者はうどんスープでお馴染みのヒガシマルが作っている。
KALDIオリジナル商品ということで、ロゴがしっかり入っていた。
なお、カルディオンラインストアでも現在セール中だ。
商品名 | 皿うどん 濃厚白湯カップ |
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購入店 | KALDI |
価格 | ¥116(税込)※3/1までのセール価格 |
内容量 | 42.3g(めん28g) |
1個当たりのカロリー | 181kcal |
皿うどんカップの作り方
作り方の順を追って作っていこう。まずはフタを剥がす。
中に入っている粉末スープと揚げめんを取り出す。
粉末スープ。
揚げめん。
どんな感じのめんなのか、皿に開けてみた。確かに皿うどんのパリパリめんだ。
粉末スープをカップに入れて…
内側の線まで熱湯を注ぐ。必要なお湯の目安は210mlだ。
タイマーを1分にセット。
お湯を注いだらすぐによくかき混ぜる。
1分たったら揚げめんをお好みで数回に分けて割り入れて完成。
皿うどんというより…
思ったよりも汁が多いような気がするが、これで本当に合っているのか?パッケージの写真と全然違う気がするのだが……ちょっと不安になる汁の量だ。
恐る恐る食べてみると……ウマい!
あっさりとした塩味で、ちゃんと出汁がきいている。さらにエビの風味が感じられて、丁度良い塩加減だ。あんかけになっているお陰でいつまでも温かいのも嬉しい限り。
ただ、皿うどんなのかと言われると、やはり「皿うどん入りスープ」というのが正しいと思う。スープのクルトンのような感じで揚げめんが入っているといえば分かりやすいかもしれない。
皿うどんを食べたいと思ってこれが出てきたら、スープだろと思わず突っ込みたくなる。しかしそのせいか、おかずスープとして食べれる。ボリュームも意外とあるので、ランチにこれとおにぎりなんかを食べたら大満足するだろう。
塩味なので何にでも合うし、和食に限らず中華との相性も抜群だ。とろみのついたスープなので、体も温まって寒い冬には持ってこいの商品だ。
皿うどんカップのまとめと感想
実は皿うどんのカップ麺と聞いて思い出したのが、かなり昔にボンカレーでお馴染みの大塚食品が出していた「アルキメンデス」だ。この商品はあんかけが常温で、揚げめんにそのままかけるというものだった。常温がゆえにあまり評判はよくなく、2年程度で販売をやめてしまったのだ。今なら防災備蓄品としていいのかもしれないが、そういった動きはどうやらないようだ。
話は脱線したが今回の「皿うどん濃厚白湯カップ」は、お湯を注ぐのでちゃんと温かい。待ち時間も1分という短さなのもいい。ただ、皿うどんというよりはカップスープだった。なので、皿うどんを食べたいと思って買った人は肩透かしを食らうだろう。
だがそれがいい。
スープとして食事のお供として食べたり、小腹が減った時に食べたりするのには丁度いい商品なのだ。麺をパリパリで食べたい人は、全て投入せずに少しずつ入れる必要がある。逆にパリパリでなくてよければ、袋からそのまま塊のまま投入しても大丈夫だ。中で自然と解けていくので問題なく食べれた。
今回はセール価格で購入できたが、定価で見かけたとしても購入するだろう。それぐらいこの商品にはいい意味で期待を裏切られた。
ちなみにカルディでもし売り切れていた場合は、製造元のヒガシマルでも同じような商品を作っているので、そちらを購入することもできる。