デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第96号は、スヌーピーグッズ「スマホスタンド①」(全2回)が始まる。屋根とフェルトに刺しゅうをして裁断するのだけれど、ハサミの重要さを実感。
刺しゅう時計は「帽子とバットとボール」。バットの持ち手や葉っぱは細かく、サテンステッチなどで中をきれいに刺すのに時間がかかった。
実際に作ってみて気づいたこと、あると便利なものなどレポする。
『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第96号はこんな感じ
第96号は9月30日(火)発売。

厚さ約1.3cm。

開封
表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号の内容とキット。

今号のキット。

今号のデータ
付属品 | 刺繍糸1種 プリント済みフェルト プリント済み布 布 |
---|---|
刺しゅう時計 | 帽子とバットとボール |
スヌーピーグッズ | スマホスタンド①(全2回) |
スヌーピーコラム | ウッドストックの巣に電話が あったって、知ってる?など |
早速始めていく。
「刺しゅう時計」の刺繍
今号は「帽子とバットとボール」。

制作時間のめやすは2時間。

帽子から刺していく。

バット・枝葉を刺していく。

まわりを刺し終えたら、

帽子の中を刺して、

バットの中を刺す前に念の為にガイドラインを引いた。

バットの持ち手は細かくて難しい…

赤でボールの縫い目、エメラルドグリーンで葉を刺して、

薄緑で葉を刺したら今号の出来上がり。

「刺しゅう時計」の刺繍完成
細かい部分のサテンステッチは、黒で刺した部分に被ってしまわないように加減するのが難しく思ったよりも時間がかかった。

今号で刺繍したのは全体の中の赤で囲った部分。

刺しゅう時計が始まって16回目。残りあと4号で完成の予定。

スヌーピーグッズに取りかかる。
スヌーピーグッズ『スマホスタンド①』
今号から「スマホスタンド①」(全2回)が始まる。フェルトと布に刺しゅうをしていく。

制作時間のめやすは2時間。

まずは屋根の文字をアウトラインステッチで刺していく。

あとはPとY。

文字を刺したら、

上下のラインを刺して、屋根の刺しゅうは出来上がり。

次にフェルトのスヌーピーを3本取りで刺していく。

3本取りで刺す部分が終わったら、

残りを2本取りで刺し、赤で首輪を刺してスヌーピーの刺しゅうは出来上がり。

フェルトを図案線で切る。ちょっと切りづらいので、よく切れるハサミを使うことをおすすめする。

切ったフェルト2枚を重ね、まわりを巻きかがりで縫い合わせたら、スヌーピーの出来上がり。

裏側はこんな感じ。

そして、本では型紙通りに赤と白の布を裁断するのだけれど、筆者は次号で裁断することにした。
スヌーピーグッズ『スマホスタンド①』完成
文字の刺しゅうは、今まで何度もしてきたせいかそんなに難しく感じなかった。スヌーピーの巻きかがりは、なるべく針目を揃えたかったので少し時間がかかった。
布は次号で裁断することにしたので、これで出来上がりとする。


屋根の文字やラインの刺しゅうは、だいぶ慣れてきたのかそんなに難しく感じなかった。

スヌーピーは、刺しゅうも巻きかがりもそれなりに満足な出来上がり。

実際に作ってみて気になったこと
ガイドラインを引いた
バットの中を縦方向にサテンステッチする時に、わかりやすいようにガイドラインを引いた。

フェルト裁断はハサミが重要
厚めのフェルトでちょっと切りづらく、まわりに図案線を残さないようきれいに切るには、細かい部分もよく切れる小回りのきくハサミを使うことをおすすめする。

スヌーピーはなるべくきれいに作った
スマホスタンドの出来上がりの写真を見ると、一番手前の目立つところに、今号で作ったスヌーピーがきている。
きっとスマホスタンドを使うたびに一番目にするであろうフェルトのスヌーピーは、なるべく丁寧にきれいに作ることを心がけた。

小物の作り方が載っている
スヌーピーのフェルトマスコットの作り方が載っていた。実物大の図案や作り方も写真付きであるので作ってみたい人にはわかりやすくて良いと思う。

必要なもの・あったら便利なもの
説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。
キット以外に必要なもの
- はさみ
- 定規
- 印付けペン
あったら便利なもの
よく切れる小さめのはさみ
今号のフェルトを切る作業には「よく切れる小さめのはさみ」があると便利。繊細な作業に適したはさみは「カットワーク用」「パッチワーク用」と呼ばれているものが多い。

筆者が使用したのは、クロバー「カットワークはさみ115(11.5cm)」希望小売価格1980円(税込)。価格は2025年10月のものです。

全長11.5cmで小回りがきき、先が細いので細かい作業にぴったり。

細い刃先は切れ味もよくシャープに切ることができる。

お手入れ方法など。

本革製の丈夫なカバーが一緒に入っている。

しっかりとしたカバーなので、鋭い刃先でも安心感がある。

刃先は鋭いので取り扱いには注意。

厚めの布もストレスなくサクッと切れる。

柄の部分は指を入れやすく、樹脂製なので軽いのも良い。

開閉もスムーズで快適に使える。

使用目的によっていろいろな種類がある「はさみ」。ただ布を切るだけなら何でも同じと侮るなかれ、繊細な作業に適したはさみを細かい作業で使ったら、その使いやすさに手放せなくなるほど違いがある。
今回紹介したのクロバーの商品以外にもいろいろな商品(価格、大きさ、性能、デザインなど)が販売されているので、はさみを選ぶ時の参考になればと思う。
『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第96号の感想
「刺しゅう時計」の「帽子とバットとボール」は、まわりの枝葉を含め、細かい部分のサテンステッチが難しかった。
今号から始まった「スマホスタンド」は、刺しゅうはそんなに難しく感じなかったけれど、スヌーピーを裁断して巻かがりで縫い合わせるのが少し時間がかかった。赤と白の布を製図どおりに裁断するのは次号に持ち越すことにした。
次号はスヌーピーグッズ「スマホスタンド②」(全2回)でスマホスタンドを完成させる。どんな感じになるのか楽しみ。
次号は10月14日(火)発売!


詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズHPを確認してください。