【実践連載】「スヌーピー刺しゅう」第50号:アップリケのフェルト裁断はハサミが重要!

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デアゴスティーニ(DeAGOSTINI)の隔週刊「刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ」第50号はスヌーピーグッズ「メジャーケース①」(全2回)が始まる。今号ではスヌーピーの刺繍をしてケース裏面を作るのだけれど、布が白なのですでに汚れが心配。

タペストリーは「スヌーピーとカボチャ」。アップリケは細かいパーツが多く、フェルトの裁断も縫うのも複雑で時間がかかった。

実際に作ってみて気づいたこと、あると便利な道具などレポする。

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『刺繍で楽しむスヌーピー&フレンズ』第50号はこんな感じ

第50号は12月26日(火)発売。

厚さ約1.4cm。

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開封

表紙のカバー、ダンボールの間にキット、下に本があるという梱包。

今号のキットに入っているべきもの。

今号のキットの内容。

今号のデータ

付属品 刺繍糸1種
プリント済みフェルト
フェルト 黒・黄
プリント済み布
接着芯
タペストリー刺繍 スヌーピーとカボチャ
スヌーピーグッズ メジャーケース①(全2回)
スヌーピーコラム ライナスが信じている「カボ
チャ大王」のこと知ってる?など

早速始めていく。

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その1.タペストリーの刺繍

今号は「スヌーピーとカボチャ」。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ50号より

制作時間のめやすは2時間。細かいパーツのアップリケなので時間がかかりそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ50号より

オレンジのフェルトの細い部分をボンドで補強してカットしたら、目と口の型紙を作る。

パーツが細かいので、型紙を切る前にどの部分かわかるように書いておくことにした。

型紙を切って、

それぞれの色のフェルトに型紙をセロハンテープ貼り付けてカットしていく。

カットしたら、タペストリーに貼っていく。裏表などややこしいので貼る直前まで型紙はつけておくことにした。

タペストリーに黒と黄色のフェルトを貼り、たてまつりで縫いつける。

次にカボチャを縫いつける。

カボチャの中のラインをバックステッチ。

スヌーピーとカボチャの影を刺したら、

最後に首輪を刺してできあがり。

タペストリーの刺繍が完成

アップリケのパーツが細かく複雑なので、フェルトの裁断、たてまつりで縫いつけるのも時間がかかった。

今号で刺繍したのはタペストリー全体の中の赤で囲った部分。

秋のタペストリーが始まって12回目。

スヌーピーグッズに取りかかる。

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その2.スヌーピーグッズ『メジャーケース①』

今号の「メジャーケース①」ではケースの背面を作る。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ50号より

制作時間のめやすは1時間半。布が白なので刺繍はしやすそう。

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ50号より

接着芯を型紙どおりに裁断し、布の裏側の所定の位置に貼る。

本には書いていないが、刺繍枠を使うことにした。

2本どりで刺繍をしていき、

まわりを刺したら、

細かいところは1本どりで刺して、

首輪を刺したら刺繍は完成。

この後、縫い代をつけて布を切りアイロンで出来上がりで折り、縫って背面の形に仕上げるのだけれど、この工程は次号で組み立てる前にすることにしたので、今号はここまでとする。

次に耳の型紙を作る。本来は1つの型紙をセロハンテープでフェルトに貼り付け裁断して…を繰り返し同じものを4つ用意するのだけれど、一度に裁断したかったので型紙を4つ作った。

2枚を重ねてまわりを巻きかがりで縫い合わせる。

両耳分(2つ)縫い合わせたら、今回の出来上がり。

『メジャーケース①』完成

型紙を作り接着芯を正確な位置に貼るのが少しやっかいだけれど、刺繍は特に難しい部分はなかった。ケースの形にするのは、ピシッときれいな形に整えたらすぐに組み立てたいので次号に持ち越すことにした。

耳は内側と外側の形が微妙に違うのがややこしく、きちんと合わせたつもりでも巻きかがりをするとどちらがどちらなのかよくわからない出来上がりになってしまった。

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実際に作ってみて気になったこと

1.フェルトをきれいに切るにはハサミが重要

今号ではフェルトを細かく切る作業が多く、小回りのきく切れ味の良いハサミを使わないときれいに切るのが難しい。

筆者は細かい作業にぴったりのクロバー「カットワークはさみ 115」を使った。詳しくは「あったら便利なもの」に記載しています。

2.フェルトの細かいパーツは印をつけておくと安心

黒と黄色のフェルトのパーツは小さく微妙に形が違うので、型紙を切る前にわかるように印をつけておくとタペストリーに貼る時に迷わないのでおすすめ。

3.メジャーケースは可愛いデザインだけれど…

メジャーケースはスヌーピーの顔型なので大部分が白。汚れやすいので気をつけて作業していてふと思った。

ケースが出来上がったとして、メジャーを使う時に飛び出た耳は邪魔になりそうだし、真っ白で汚れやすいのに洗えない。道具としてはどうなんだろう、可愛いのだけどねぇ…

刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ49号より
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必要なもの・あったら便利なもの

説明の中にさらっと出てくる用具類やあったら便利なもの。

キット以外に必要なもの

  • ボンド
  • アイロン
  • 定規
  • 印付けペン
  • セロハンテープ
  • ハサミ
  • まち針

あったら便利なもの

よく切れる小さめのはさみ

今号のフェルトを切る作業には「よく切れる小さめのはさみ」があると便利。繊細な作業に適したはさみは「カットワーク用」「パッチワーク用」と呼ばれているものが多い。

筆者が使用したのは、クロバー「カットワークはさみ115(11.5cm)」希望小売価格1980円(税込)。

全長11.5cmで小回りがきき、先が細いので細かい作業にぴったり。

細い刃先は切れ味もよくシャープに切ることができる。

お手入れ方法など。

本革製の丈夫なカバーが一緒に入っている。

しっかりとしたカバーなので、鋭い刃先でも安心感がある。

刃先は鋭いので取り扱いには注意。

厚めの布もストレスなくサクッと切れる。

柄の部分は指を入れやすく、樹脂製なので軽いのも良い。

開閉もスムーズで快適に使える。

使用目的によっていろいろな種類のある「はさみ」。ただ布を切るだけなら何でも同じと侮るなかれ、繊細な作業に適したはさみを細かい作業で使ったら、その使いやすさに手放せなくなるほど違いがある。

今回紹介したのクロバーの商品以外にもいろいろな商品(価格、大きさ、性能、デザインなど)が販売されているので、はさみを選ぶ時の参考になればと思う。

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『刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ』第50号の感想

今号のタペストリーは、刺繍はとくに難しい部分はなかったけれど、型紙を作ってフェルトを裁断し、細かいパーツを間違えないように配置し、縫い付けるアップリケは時間がかかった。

今号から始まった「メジャーケース①」は、型紙を作って接着芯を正確な位置に貼り付けるのが少しやっかいだったが、刺繍は特に難しいところはなかった。フェルトの耳は、内外側の微妙な形の違いがあまりわからないような出来上がりになってしまったので、次号で組み立てる時にどんな感じになるのか少し気がかり。背面の布は前述の通り、次号で裁断して形にすることにした。

次号はスヌーピーグッズ「メジャーケース②」(全2回)でメジャーケースが出来上がる。どんな感じになるのか、うまく形にできればよいのだけれど。

次号は1月9日(火)発売!

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【番外編】今後のラインラップ一覧が更新された!

今年に入ってラインナップ一覧をチェックしてみると更新されていた。といっても2月までのラインナップ。2月って、もう来月です。昨年7月に更新後、12月21日の時点では更新されていなかったので、12月末に更新したのなら約半年更新してなかったわけで、ここはドーンと半年分くらいは更新してくれるのかと思っただけに肩透かし感は否めない。

とりあえず、1月は次号で「メジャーケース」が完成したら、1号で「スヌーピーのブローチ」を作り、2月に2号で「ペンスタンド」を作るということがわかったので良しとしよう。さらなる更新に期待したい。

詳しく知りたい方はデアゴスティーニの刺しゅうで楽しむスヌーピー&フレンズ公式HPを確認してください。

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