キャンドゥの『マグネットピンキーパー』は使いやすい?クロバーのピンクッションと比べてみた

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磁石の力で針をピタッとくっつけて収納できるお裁縫道具マグネットピンキーパーを100均キャンドゥ(Can Do)で発見。愛用中のクロバー(Clover)のマグネットピンクッションは定価で2420円、110円のマグネットピンキーパーがどこまで使えるのか?実際に使ってレポしていく。

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キャンドゥの『マグネットピンキーパー』はどんな商品?

お裁縫する時に針を置くのに便利なマグネットピンキーパー。説明には「針がピタッとくっつく」「溝入りで針を掴みやすい」「裁縫箱に入れやすい大きさ」「針が飛び出さない安全ガード付」と書いてある。

注意事項など。

上から見るとこんな感じ。

中央に溝があって、

「針が飛び出さない安全ガード」は赤の矢印の部分。片側だけについている。

微妙に長方形で、長い辺は約5.8cm。

短い辺は約5.3cm。

まち針を置いてみるとこんな感じ。ちゃんとくっつく。

これってもしかしてクリップ置きにも良いのでは?クリップもピッタリくっつくけれど…

本体が軽いのでクリップを取る時に浮いちゃう。これは使いづらくて駄目だ。

使用中のマグネットピンクッションと比べてみる

どのくらい使いやすいか普段使っているクロバーのマグネットピンクッション(税込み定価2420円)と比べてみる。

並べてみるとこんな感じ。

重ねると大きさの違いがわかりやすい。

厚みはだいぶ違う。見た目通りクロバーの方が大きくて断然重い。

クロバーのマグネットピンクッションは、写真下側の薄いピンクの部分が外れて、

右の薄いピンクはフタなので、

まち針を置いたまま被せると、

カチッとフタが閉まる。

フタを開ければすぐにまち針が使えるスグレモノ。

いつもまち針をこのくらい置いている。数えてみたら62本だった。

同じ62本を置いてみるとこんな感じ。本体に接していない針は磁力が弱く針先が上を向いたりして危険だし、1本取るのが取りづらいのでこれは多すぎで駄目。

検証してみる

10本ならピタッとくっついて全然OK。マグネットのピンキーパー(ピンクッション)の良いところは、マグネットの上で針を放すと磁力でピタッと針をキャッチしてくれることなので、10本のまち針を1本ずつ10〜20cmくらい上から放してどうなるか試してみる。

1回目。1本はバウンドしてくっつかなかった。もう1本は本体にくっついているけれど、中央の溝に針先がきてるのでこれも危険。たまたまかもしれないので、もう一度試してみる。

2回目。今度は3本が本体の外に落ちてしまい、くっついている中の2本は本体からはみ出してしまった。

普段使っているクロバーでやってみると、安定の磁力で数回試しても針が吸い付くようにくっつく。そして中央の溝を針が渡るようにきれいに並んでくっつくので、針で指を刺す心配がなく掴みやすい。

クロバーは大きくて重いけれど、磁力が強くピタッと溝に渡るように並んで針がくっつき、その溝が深いので掴みやすい。110円と2420円(定価)の価格の差を考えれば、比べるのは酷かもしれない。

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キャンドゥの『マグネットピンキーパー』を使った感想とまとめ

良かったところ
  • 溝があるので針をつかみやすい
  • コンパクトで場所をとらない
  • 110円で購入できる
残念なところ
  • 針を多く置くと吸い付きが弱くなり使いづらい
  • 「針が飛び出さない安全ガード」はイマイチ機能しない

裁縫・手芸関係の道具は往々にして価格が高めなので、110円でマグネットピンキーパーが購入できるのはありがたい。

コンパクトで場所を取らないので、筆者はミシンのそばに置いて、ミシンをかける時に抜いたまち針を置くための専用まち針置きにしている。これが結構便利で、色違いの白も後日追加購入した。

今回のキャンドゥの「マグネットピンキーパー」は、ちょこっと縫い物をする時の針置きとして使うには良いと思う。マグネット式のピンクッションとしては、現在使用しているクロバーの方が断然使いやすいけれど、110円で使いようによっては便利に使えるありがたい商品だ。

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