【駅弁】『そば屋の天むす』は直球勝負！食べやすくて美味しくて見た目以上のボリュームに満足

改札の外に出るのは面倒だったので、夜ご飯は駅ナカで何か買って帰ろうかなと乗り換えの新宿駅でお店に入るとちょこんと最後の1つの『そば屋の天むす』に遭遇。これ食べてみたかったやつだ！と思わず購入。見た目ちょっと小さい感じがするので足りるのかな？と思ったけれど、食べてみると思った以上のボリュームで大満足。どんなお弁当なのか、食べてみた感想や詳細を紹介していく。

『そば屋の天むす』はどこで買える？

乗り換え時に改札を出なくても購入することができる駅ナカのお店は便利で時々利用するのだけれど、今回『そば屋の天むす』を購入したのはJR新宿駅南口改札内にある駅弁屋「頂」。

土曜日の夕方近くだったせいか、お弁当類は売り切れが多く諦めようかと思ったら、ちょこんと１つだけ『そば屋の天むす』が！ポップには”お惣菜とご一緒にいかがですか？”と書いてあって、中身の写真もある。

写真だと天むす５個とたくあんで税込800円。パッケージはそんなに大きい感じがしないので、ちょっと高い？？でもこれ食べてみたかったんだよな…棚には最後の1つ、お客さんもそこそこいるし迷っている時間はない！えいっと購入した。

ちなみに確実に『そば屋の天むす』を購入するには「ネットでエキナカ」で予約購入して店頭受け取りすることができる。受取店舗は東京駅改札内の「駅弁屋 踊」のみで、受け取りたい日の3日前15時までに予約購入する必要がある（2023年9月現在）。詳しくはネットでエキナカHPをチェックしてみてください。

そして製造者の駅弁の丸政HPをチェックしてみると小淵沢駅、甲府駅、茅野駅、伊勢丹新宿店、他で販売している。伊勢丹新宿店で購入できるって今回初めて知りました。また、常温ではなく冷凍でなら、楽天とヤフーでも購入できる。

『そば屋の天むす』の詳細

外からは中身は一切見えないパッケージ。買う時に中身の写真がポップにあったので、わかりやすかったけれど、なにも知らなかったら何個入っているのかもわからないシンプルすぎるパッケージ。

裏側には原材料名など。内容量は1人前で1包装あたり490kcal。

製造者は山梨県の株式会社「丸政」。駅弁の丸政HPには『そば屋の天むす』以外にも美味しそうなお弁当がたくさんあるので、気になる方はチェックしてみてください。

”電子レンジを使用する場合は、袋から容器を取り出し、蓋を外して温めてください。”加熱時間目安は家庭用500〜600Wで約60秒。常温で食べるつもりだったけれど、温めて食べることもできるのね。

『そば屋の天むす』の中身

袋をあけると中にはお箸とプラスチックのケースに入った天むすが登場。

天むすが5個とたくわん3個。同じ種類の天むす5個で直球勝負だ。

海老天と子持ちきくらげ。

たくあんは薄切りではなく、拍子切りっぽい感じ。

計測

個体差があるので、参考程度になってしまうが直径約5.5cm。

厚み約3.8cm。

重さ63g。

半分に切ってみる。

子持ちきくらげの混ぜご飯の上に海老天がのっていて、まわりには海苔が巻いてある。

『そば屋の天むす』の味は？

温め方が袋に書いてあったので、5個のうち2つを電子レンジ500Wで60秒（1分）温めて食べ比べることにする。

まずは常温のものを食べてみる。ご飯はしその味と風味で、きくらげの歯ざわりと魚卵のつぶつぶが良いアクセントになっていて美味しい。海老の天ぷらはむきえびのプリッとした食感と衣にも味が付いていてご飯と食べるのにちょうどよい。ご飯のしその味と風味で油っぽさを感じることもない。大きさ的にはひと口で食べるには大きいのでお箸で切って食べたけれど、まわりに巻いてある海苔も切れやすくて食べやすいのも好印象。

次に電子レンジ500Wで60秒温めたものを食べてみる。食べる前からしその香りがして食欲をそそる。味は常温とほぼ同じだけれど、常温と比べるとしその風味が増して、ご飯が柔らかくなった感じがする。ちょっと残念なのはまわりに巻いてある海苔が温めると箸で切れづらく食べにくいこと。

常温でも温めても美味しいけれど、しっかりとご飯の食感が楽しめて海苔が切れやすくお箸で食べやすかったので個人的には常温の方が好み。

天むす以外に入っているのはたくあん。薄切りではなくちょっと厚みのある拍子切りのような切り方なので、ポリポリ歯ごたえが良い。出汁っぽい味がきちんとして、しょっぱ過ぎず甘すぎず手抜きのない美味しい一品で箸休めにちょうどよい。

食べ終えた全体の感想

購入する時は天むす5個とたくあんで足りるかな？と思ったけれど、食べ終えると思いの外ボリュームがあって満足できた。混ぜご飯にも海老天の衣にも味がついていて、天むすだけで味が完成するように作られているのだと思う。しその風味と味、子持ちきくらげのプチプチ、海老天のプリッとした食感が楽しく最後まで美味しくいただける。唯一天むす以外に入っているたくあんも手抜きがなく、歯ごたえや味付けも良いアクセントになっていて良い。

感想とまとめ

『そば屋の天むす』の良いところなどをまとめると、

良いところは、小ぶりに思ったパッケージだけれど、ちゃんとボリュームがあって同じ天むすが5個入っていても風味・食感が楽しめて最後まで美味しく食べられるところ。そしてちょっと温めて食べたいときには袋から容器を取り出し、蓋を外せばそのまま電子レンジで温められるのも便利。

そして欲を言えば、天むすとたくあんプラスあと一品美味しいおかずが入っていたらとても嬉しい。ただし価格（税込800円）を上げなければ無理だったら、現状のままの方が良い。これ以上の価格帯になると選べるお弁当の数が格段に増えるので。

今回は新宿駅で偶然に最後の1個に出会った『そば屋の天むす』を購入して食べてみたけれど、思っていたよりもボリュームがあって美味しくいただくことができた。昨今の物価上昇でお弁当の値上がりが増えている中、税込800円の美味しいお弁当はありがたい。駅だけではなく伊勢丹新宿店でも販売されているようなので、機会があればチェックしてみたいと思う。

参考リンク：ネットでエキナカ、駅弁の丸政

■商品データ

※価格・商品の内容は2023年9月現在のものです。