初めて食べたハロウィン限定黒シウマイまん＆かぼちゃまんが凄まじい破壊力だった

「シウマイまん」をあなたは知ってるだろうか？崎陽軒で売られているシウマイの餡をシウマイの皮ではなく、肉まんの皮で包んだ商品だ。「復刻シウマイ弁当」を引き取りに行った時、目を疑うような商品が置いてあった。それは「ハロウィン限定 黒シウマイまん＆かぼちゃまん」なるものだ。

「崎陽軒、やっちまったな…」正直そう思った。何でも便乗すればいいってもんじゃないだろう。これはけしからんと思い買ってしまった。だが食べて分かったのは、シウマイまんを今まで知らなかった自分がけしからんということだった。「シウマイまんうめぇぇぇ！」と思わず叫んだ、やつの恐るべき破壊力をレポしよう。

ハロウィン限定シウマイまんって？

ハロウィンと崎陽軒、どうやったらこの2つが交わるのかまったく想像つかない。ハロウィンにシウマイを食べたいという人もいるのだろうか？ハロウィンでなくても、シウマイはいつでも食べたいものなのではないか？あえて季節ものに乗っかる必要がない気がするが、崎陽軒は乗っかった。

原材料など。

成分表示など。

フタを開けた瞬間、あのシウマイの香りが漂ってきた！そして所狭しとシウマイまんが詰まっている。色は黒とオレンジ、見事にハロウィンカラーだ。

焼印もオバケとかぼちゃが押されている。かぼちゃまんがかぼちゃの焼印というわけではないらしい。味の違いは皮で見分けてくれということだ。

器から取り出すと各5個ずつ。全部で10個入っていた。焼印も5個ずつ分かれているのかと思ったら、オバケが3個でカボチャが7個だった。

切ってみると中にアレが

では詳しく見ていこう。シウマイまんの計測だ。かぼちゃまんとシウマイまん、サイズはどちらも同じなので片方だけで計測する。

直径は約4.5cm。

高さは約3.5cm。

かぼちゃまんの重さは20g。

シウマイまんの重さも同じ20gだ。

断面がどうなっているかカットしてみると、かぼちゃあんはこんな感じ。茶色っぽい餡が入っていた。

シウマイまんをカットしてみると、なんとグリンピースが2つ入っていた！崎陽軒のシウマイといえば、中にグリンピースが入っている。シウマイまんにももちろん入っていた。シウマイを名乗るからにはやはり同じではなくてはいけない。つまり、シウマイの皮が肉まんの皮に変わっただけという商品なのだ。

シウマイまんの破壊力

まずはかぼちゃまんから食べてみる。というか、シウマイまんの匂いが移ってしまってるぞ。かぼちゃと言われればかぼちゃ……か？商品名を知らずに食べたら、さつまいもや栗と勘違いしそうだ。そんなにかぼちゃの風味がするわけでもなく、ほんのり甘い餡だ。

お次はシウマイまん。

うめぇぇぇ！これはまぎれもなくシウマイだ！

シウマイをもちっとした肉まんの皮で包み、中にはあのシウマイが入っている。誰が考えたんだ、この組み合わせ。マリアージュなんていうレベルじゃない。シウマイという誰もが知る有名人を、肉まんの皮の深く優しい愛情が全てを包みこんでいる。

そして、2つが合わさったことでさらなる進化を遂げ、新たな商品として生まれ変わった。シウマイだけどシウマイではない、シウマイまんなのだ。これを食べずに生きて来た自分が情けない。シウマイとシウマイ弁当だけを食べて、崎陽軒を知った気になっていた。恐るべし、崎陽軒。

食べて思ったこと

ハロウィンなんかに便乗して、けしからんと思っていたシウマイまんだが、今回初めて食べたことでその考えを改めた。シウマイまんに出会えてよかったと。今まで知らなかったことが悔やまれる。こんなにうまいものを実は作っていたのかと。

シウマイの餡が肉まんのように食べれたら…、そんなことをファンなら一度は考えたことがあるだろう。それを実現したのが、このシウマイまんだ。一口サイズなため、次から次へと手が伸びる。あっという間になくなってしまった。

ただ、このシウマイまん、消費期限が当日となっている。1人で食べるには10個はちょっとと思うかもしれない。例えば昼食にシウマイまんを肉まんのように食べて、おやつにかぼちゃまんを食べたら、すぐになくなってしまうので安心だ。

店頭で売ってなかったら崎陽軒の通販で購入可能だ。興味がある人はぜひ食べてみて欲しい。ハロウィン限定版は10月31日までなので、食べたい方はお早めに！