シウマイでお馴染みの崎陽軒が節分にも進出していた!その名も「シウマイ恵方まん」なるものだ。どんなものなのか気になり早速購入してみた。電子レンジで簡単調理を売りにしているが、果たしてその味はどうなのか?蒸し器で調理したものと比較してみた。
シウマイ恵方まんはどこで売っている?
シウマイ恵方まんを入手する方法は2つある。
- 取り扱い店舗で購入
- 公式通販で購入
シウマイ恵方まんは常温タイプと冷凍タイプの2種類がある。どちらも2023年1月8日から予約・販売を受け付けていて、数量限定となっている。
常温タイプは2月1日~3日に神奈川・東京を中心とした約160店で販売される。期間内で16000個限定販売予定なので、確実に手に入れたいなら店頭で予約をおすすめする。
冷凍タイプのは1月8日から販売されている。こちらは崎陽軒の通信販売と一部ロードサイド店で購入できる。期間内で7000個限定予定なので、最終出荷は2月3日だがなくなり次第終了とのことだ。こちらも確実に入手したいのなら、早めの購入をおすすめする。
シウマイ恵方まんの詳細
ということで、節分にさきがけて購入した冷凍のシウマイ恵方まんのレビューをしていこう。外装には崎陽軒のキャラクターひょうちゃんが描かれている。
カロリーは1個当たり、217kcalだ。
原材料など。
商品名 | シウマイ恵方まん |
---|---|
購入店 | 崎陽軒 オンラインショップ |
価格 | ¥380(税込) |
内容量 | 1個 |
1個当たりのカロリー | 217kcal |
開封してみるとなぜか表が裏に
開封してみると、トレーに恵方まんが入っているが、なぜか裏向き。その理由は後ほど分かった。
表はシウマイ恵方まんという文字と、ひょうちゃんが刻印されている。
まんじゅうだが端まで皮で包まれてはいない。恵方巻らしく断面が見えるようになっている。
皮の端に線があるのは、ここで切断という目印なのか?
長さは約12.5cm。
幅は約4.5cm。
直径は約3.5cmだ。
電子レンジで調理
電子レンジで調理する場合は、開封してはいけない。袋に入れたまま、500Wなら1分40秒、600Wなら1分30秒を目安に温める。
加熱すると袋がこんな感じに膨らむ。しかしここですぐに開封してはならない。蒸気が抜けるまでじっと待つ必要がある。恐らくこの状態で蒸されているのだろう。
待つこと3分。袋が恵方まんに張り付く事態に!蒸気もだいぶ抜けたので開封してみる。
しかし表面が下向きに入っていたので、絵柄が無事剥がれずに済んだ。ちゃんと考えられている。
断面を見てみると崎陽軒のシウマイと同様に、ちゃんとグリンピースが入っているのが分かる。
さらに半分に切ってみると、たくさんグリンピースが入っていた。
恵方巻としては正しくないが、4つに切ってみる。意外とグリンピースが入っているのが分かる。
レンチンした味は?
食べてみると紛れもなく崎陽軒のシウマイだった。シウマイの名を冠しているだけあって、ちゃんと崎陽軒のシウマイの味がする。外の皮はもちもちしていて、シウマイまんのようだ。醤油をつけなくても食べれるしっかりとした味になっているが、醤油をつけると味が引き締まる。
ただ、食べ方によっては口の中の上側に皮が張り付く時がある。ふわふわというよりも、もっちりした皮の肉まんといった感じだ。
蒸し器で調理
蒸し器での調理は電子レンジのような気軽さはなく、袋から取り出して湯気が立った蒸し器に入れて約20分蒸さなければならない。
蒸した恵方まんはこんな感じだ。
半分に切ってみる。グリンピースが見当たらないが、ちゃんと中に練りこまれていた。
蒸した恵方まんの味は?
蒸し器で温めた恵方まんは、電子レンジ調理とは比べ物にならないぐらいうまい!絶対蒸し器で調理したほうがいい。別の商品なのではないかと思うぐらい全く違う。包丁を入れた時から柔らかさが違う。皮がもっちりなのに加えてフカフカだ。
さらに餡の部分もジューシーで美味しい。だからといって肉汁がしたたり落ちるなんてこともなく、手を汚さずに食べきることができた。グリンピースの食感もいいアクセントになっている。
蒸し器がない人でも鍋の中にすのこを置くタイプや、鍋にせいろを載せれば蒸し器になるタイプもあるので1つ持っておくと何かと便利でおすすめ。
シウマイ恵方まんのまとめと感想
シウマイ恵方まんを食べてよかったところと、いまいちだったところをまとめてみた。
良いところはなんといっても美味しいということ。電子レンジなら蒸気が抜ける時間も含め、約5分ぐらいで出来上がる手軽さもいい。肉まんと違ってロール状なので、どこを食べてもシウマイの餡が食べれて良かった。
イマイチなところとしては、クール便なので送料がそれなりにかかること。税込5400円以上購入すれば無料にはなる。
手軽に調理できるのはいいのだが、正直なところ蒸し器で調理したほうが断然美味しい。となると、完成までに最低20分はかかってしまうのが難点だ。
恵方巻を食べるようにかぶりつくには、でき立てだとヤケドしないよう注意が必要だ。また、これは筆者の食べ方の問題なのか、いわゆる口蓋の部分に皮がくっつくことがあった。そのため、口の中の水分が奪われるので飲み物を用意するといいかもしれない。
総評としては想像したよりも美味しい商品だった。ボリューム的にも満足いく品だ。
調理の注意点として電子レンジで調理する時は、袋が恵方まんにくっつかないよう、蒸気が抜けてきたらすぐ取り出すこと。蒸し器で調理する場合は、オーブンシートなどを敷いて蒸すと皮がくっつかなくて良い。
恵方巻として食べるのもいいが、普通に小腹が空いた時におやつや夜食として食べるのもいい。棒シウマイまんとして、コンビニ辺りで常に売ってくれたらいいのになと思える商品だった。