【第3弾】『ZEN SWEETS』は『洋菓子工房ZEN』と同じ？買いに行ってみた

『しみこみホワイトショコラ』の味は？

まずは『しみこみホワイトショコラ』から見ていこう。原材料を見るとちゃんとホワイトチョコレートを使用している。製造加工は快善プロジェクトだ。

中身を全部出すとこれだけ入っていた。

チョコレートが溶けてくっついたのか、元々くっついているのかは分からないが一部塊になっていた。

重さはちゃんと100gあった。

大小あるがいちごは全部で27個入っていた。

半分に切ってみると分かるが、イチゴはフリーズドライのイチゴのようだ。

くっついていたイチゴも簡単に解れた。イチゴの甘い匂いがちゃんとする。手に持ってみると乾燥していて軽い。

歯ざわりはカリッというより、サクッという食感だ。お菓子の『しみチョココーン』のような食感だ。イチゴのツブツブまですごく分かり、噛んでいくうちに口の中でとろけていく。

甘酸っぱさもあり、しっかりイチゴの味がする。食べた後に口の中にイチゴのツブツブが残るのもあるが、ちゃんとイチゴを使っているという証拠だろう。

練乳ではなくちゃんとホワイトチョコの味がして、チョコとイチゴが口の中で混ざって美味しい。普通に美味しいお菓子だ。

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『モンブランカタラーナ』の味は？

次は『モンブランカタラーナ』を詳しく見ていこう。今まで何度か購入したZENの商品だが、唯一美味しいと思ったのが『プレミアムカタラーナ』だった。なので期待が持てる。

原材料を見ると、蒸し栗のペーストをちゃんと使用しているらしい。

容器の幅は約23cm。

取り出してみて高さを測ると、約2cmぐらいがカタラーナ部分で、トッピング部分は約1cmぐらいある。

栗もちゃんと乗っているモンブランだ。

断面はこんな感じ。カタラーナに栗のペーストがトッピングされている。今回は冷凍庫から出して20分後に食べてみた。

トッピングの栗はちゃんとした栗だった。カタラーナ部分はプリンのような味で、意外とあっさりしている。上の部分と一緒に食べないと、ぼんやりした味に感じる。

栗のペーストが使用されていて、ちゃんとモンブランだった。解凍してもモンブラン感がしっかり残っているのは好印象だ。できればもっと上のクリームが多いと嬉しい。

通常版と比較

『モンブランカタラーナ』はちゃんと美味しかったが、元々ある『プレミアムカタラーナ』と比べてみてどうなのか？調べてみる。

器は同じ容器に入っている『プレミアムカタラーナ』。こちらにはカラメルソースとカラメルクラッシュが付属する。

原材料の差は蒸し栗ペーストと栗が使用されているか否かだけだ。あとの部分はどちらも同じだった。

トッピングがない分、カロリーは『プレミアムカタラーナ』のほうが低いかと思ったら、303kcalに対し『モンブランカタラーナ』のカロリーは184kcalだった。

容器から取り出して高さを測ると約2.5cmだった。『モンブランカタラーナ』の土台よりも若干高さがある。

柔らかくなりすぎると溶け出すので、半解凍ぐらいで食べるのをおすすめする。

見た目的にはカタラーナ部分は同じに見える。

『プレミアムカタラーナ』は表面がキャラメリゼされているのに対し、『モンブランカタラーナ』には栗のペーストがトッピングされている。

今回はカラメルソースとカラメルクラッシュをかけずに比較してみようと思う。

カタラーナ部分はモンブランと同じようだが、上にカラメルの風味があるのでコクがあるように感じる。そういう意味では『プレミアムカタラーナ』のほうが、トッピングなしでも美味しく食べれる。

『モンブランカタラーナ』は深い味の部分が『プレミアムカタラーナ』のようにないので、上側のクリームが必須となる。そうなるとやはり、もっとクリーム部分が多いと嬉しい。

価格は『モンブランカタラーナ』のほうが216円高いが、その分栗のクリームがのっている。どちらか1つしか買えないのであれば、『プレミアムカタラーナ』をオススメする。

まとめと感想

いつもの『洋菓子工房ZEN』かと思ったら、『ZEN SWEETS』と名前が変わっていてびっくりした。しかし行ってみるとのぼりには以前と同じ『洋菓子工房ZEN』と書かれているし、販売者の住所は同じだった。つまり『洋菓子工房ZEN』＝『ZEN SWEETS』ということだ。

前回参加した時はまばらな人の入りだったが、今回は初回ほどではないものの人が並んでいた。開催する場所によるのかもしれない。

そして今回購入した3点はどれも当たりだった。そのうち1点は元々ZENの中では美味しい部類の『プレミアムカタラーナ』だし、もう1点も同じくカタラーナなので食べれるだろうとは思っていた。意外に良かったのが『しみこみホワイトショコラ』だ。これは普通に美味しいのでオススメだ。

以前は工場即売会なのに製造者が商品によって違うなど、ちぐはぐなところがまた魅力ともなっていたZENだが、今回購入した商品は全てZENが製造者だった。本格的に工場を稼動し始めたのか、表記だけそうしているのかは不明だが、以前とは変わっていた。

以前からお伝えしていることだが、怪しい怪しくないで言えば、怪しく見えるが別に怪しくないとしか言いようがない。商品のクオリティやコスパは、ぶっちゃけシャトレーゼのほうが美味しいしお得だ。

久しぶりにホームページを見に行ったら、ずいぶんとオシャレになっていた。そのせいか重い。阿部寛氏のホームページとは言わないが、もう少し軽くてもいい気がする。

……というか、ホームページをデザイナーに頼むように、チラシやブローシャもデザイナーに頼む気はないのだろうか？いや、そうじゃない。このZENっぽさが逆にいいんだ！

また購入したいと思う新商品があったら、参加するかもしれない。

■参考リンク：快善プロジェクト