ローソンストア100で懐かしのソフト麺を発見！小川屋『ソフトスパゲティ』はどこで買えるのか調べてみた

ソフト麺といえば、学校給食を思い出す人も多いと思う。うどんのような見た目なのに、なぜかミートソースがかかっていたあのソフト麺だ。大人になってまた食べたいとは思っていなかったが、今回ローソンストア100で発見した小川屋『ソフトスパゲティ』を見た瞬間、迷わず購入していた。思い出補正とは恐ろしいものだ。

今回『ソフトスパゲティ トマトルー付』と『ソフトスパゲティ ペペロンチーノソース付』の2種類を購入。味の感想はもちろん、作り方を写真付きで紹介！

さらにメーカーとローソンに問い合わせて、いつどこに売っているのかも調査した。

昭和レトロなソフト麺

ある日ローソンストア100に立ち寄ると、入り口にキャンペーンのポスターが貼られていた。「レトロなメニュー大集合！懐かしグルメで献立応援」というレトロメニューフェアが開催されていた。

どうやら8月30日から9月12日までのフェアで、お弁当や菓子パンなど昭和レトロな商品が販売されている。詳しくはローソンストア100のホームページで確認して欲しい。

店に入るとフェアのポップと共に置かれていた、『ソフトスパゲティ』2種類。スパゲッティーではなくスパゲティという表記が、よりレトロ感があっていい。こんな商品があったのかと驚くと同時に、2つの味を迷わず購入していた。思い出というやつは財布の紐を緩めがちだ。

小川屋『ソフトスパゲティ』の詳細

というわけで、購入した商品を詳しく見ていこう。まずはトマトルー付から。パッケージからしてレトロな雰囲気が漂う。しかもナポリタン味ではなく、トマトルー付だ。

裏面も透明なので、袋を開けてから原材料などを撮影することに。

商品名は『ソフトスパゲッティートマト』と書かれているが、表のパッケージでは「スパゲティ」表記だ。粉末トマトルー付ゆでスパゲティという名称から想像するに、やはりソフト麺であることは間違いない。

栄養成分。1人前のカロリーは198kcalだ。意外とヘルシー。

電子レンジでも調理ができる。今回は具を入れたいので、フライパン調理で作っていく。

中にはソフト麺とトマトルーが入っている。具は別途用意する必要がある。

レトロなパッケージのトマトルー。ん？何か書いてあるぞ。

使用方法に「スパゲティ、マカロニ、チキンライスに…ふりかけて、まぜ合わせるだけでO.K.」とある。色々なものに使うことができる優れものだ。

ソフト麺は想像していたよりも細めな麺だ。給食のはもっとうどんっぽかった気がするが、ソフト麺も進化しているのかもしれない。

もう1種類はペペロンチーノ味。最近のソフト麺はこんな味まであるのか。どんな味なのか興味が湧いてきた。

裏面。こちらも開封して表記を見ていこう。

正式商品名は『ソフトスパゲッティーペペロンチーノ』だ。同じく粉末ソース付ゆでスパゲッティとある。

ペペロンチーノの1人前カロリーは185kcalだ。トマト味よりもさらに低い。

こちらも電子レンジ調理可能。

ペペロンチーノ味はソースにイラストもなく、ただ“ペペロン”と書かれている。

こちらもトマトルー同様に、ごはんに混ぜるとガーリックライスになったりしたら面白い。

麺はトマト味と同じソフト麺と思われる。

見比べてみても麺の違いは分からない。恐らく同じソフト麺を使用している。

小川屋『ソフトスパゲティ』はどこに売っている？

今回ローソンストア100で入手したが、フェア終了後も売っているのか知りたかったので、直接問い合わせてみた。さらにもう1種類ある『ソフトスパゲティ バターしょうゆ味』についても聞いてみた。

今回のフェア限定の商品ではなく、通常販売する商品だということが分かった。パッケージやソフト麺というレトロさから、今回のフェアのポップをつけていたということだった。ただし、取り扱いのない店舗もあるので要注意。また、販売終了日は未定なので、いつ入手できなくなるかもしれない。

ここでは簡潔にまとめているが、実際は非常に丁寧な対応をしてくれた担当者様、ありがとうございました！

ローソンストア100で販売されるのは分かった。では、他のスーパーなどで売っていないか、今度はメーカーに問い合わせてみることに。

記事では簡潔にまとめているが、小川屋さんの担当者の方も、丁寧な対応をしてくれてありがとうございました！

なんと、関東で入手できるのはローソンストア100のみだった。長崎の物産展や特産品を売る店舗でも、販売予定が今のところないそうだ。

つまり、バターしょうゆ味は関東では入手できず、通販で購入するしかない。小川屋さんの通販で購入可能だ。また近所のローソンストア100で売っていない場合も、通販で購入できるのでどうぞ！

いざ調理開始！

電子レンジでも簡単調理できるが、今回は具を入れたいのでフライパンで調理することにする。トマト味もペペロンチーノ味も材料は共通のピーマン、玉ねぎ、ウィンナーで作ってみる。

①フライパンにサラダ油（大さじ1）を入れて熱し、野菜とウィンナーを炒める

②次に麺を加えて①の具と炒める（目安2～3分）

麺をよくほぐす

③火を弱火にして、ソースを投入

こちらはペペロンチーノソースを投入したところ。

トマトルーを投入したところ。

④よく混ぜ合わせる

ペペロンチーノはこんな感じ。

トマトはこんな感じになった。

ペペロンチーノをお皿に盛り付けて完成。

トマト味もお皿に盛り付けて完成。

具は全く一緒だが、ソースの色が違うせいか、焼そばとナポリタンに見える。果たしてどんな味なのか？

なお、公式で紹介されていた調理動画もあるのでどうぞ！

小川屋『ソフトスパゲティ』を実食

まずはペペロンチーノから食べてみる。パスタというよりも、焼そばのような仕上がりだ。だが、ソースを入れている時にはニンニクの風味がしたので、味はペペロンチーノなはず。

麺はソフト麺だけあって柔らかい。塩とニンニクの味がしっかりと麺についていて美味しい。だからといって、ニンニク臭が強くはないので安心して食べれる。ちょっとピリ辛だが、辛いのが苦手な人でも食べれそうな辛さだ。

ウィンナーの歯ざわりがソフト麺と歯応えの違いがあっていい。焦げ気味な仕上がりになってしまったが、意外と歯ざわりの違いを生んで良いかもしれない。

塩焼きそばみたいな感じなので、もしかしたら豚バラとか入れても美味しいかもしれないと思った。

お次はトマト味を実食する。これまた焦げ気味な仕上がりだが、ペペロンを食べた後だと、この焦げがいい仕事をするのを知っている。

こちらは甘めのケチャップ味。麺の色があのルーを入れただけで、しっかり赤くなっているのは驚きだ。ソフトな歯ざわりが洋食屋やお弁当の付け合せのナポリタンを彷彿とさせる。これは冷めても美味しいはず。

ウィンナーと一緒に食べるとより美味しさが増す。あとやっぱり麺についた焦げ目が歯応えの違いを生んでいい。しっかりとした味なので、調味料を追加する必要もないが、試しにパルメザンチーズをかけてみた。するとやっぱりコクと風味が増して美味しくなった。

ペペロンチーノの方が味がするが、塩分相当量を見てみるとトマト味のほうが多かった。どちらの味も捨てがたい美味しさだ。

普及祈願

小川屋『ソフトスパゲティ』の良いところとイマイチなところをまとめた。

良いところは簡単に調理できるということと、常温保存可能な上、賞味期限も長い。防災食として備蓄するのもありだ。

今回は具を入れたが、付け合せにするなら逆に具を入れずに作るのもいい。お弁当にレンチンして入れるという使い方もできる。量も少なすぎず多すぎず、昼食に食べたりするのによい量だ。早速ローソンストア100でリピートした。

イマイチなところとして、販売店舗が限られているということと、フライパンで調理をする場合はコツがいる。まず、麺がソフト麺だけあってすぐにはほぐれない。だからといって水を加えると、ソースの味が薄まる危険性がある。

ではどうするのか？それは最初に入れた油を絡めるといい。大さじ1の油は量が多いのではと思ったが、麺をほぐす意味でも必要だったのだ。さらに注意点として、麺をほぐす時は弱火にしてほぐすということ。調子に乗って中火～強火で炒めていると、まず今回のように焦げるので注意。

だが、逆に麺に焦げ目をあえてつけて、カリカリの歯応えを作りたいという場合は、強めの火でほぐしていくといい。

具は何を入れても美味しいとは思うが、水気の多いものは避けたほうがいい。ソースの味が薄まってしまうので。肉系はハムやベーコンよりもとにかくウィンナーが美味しいと思う。お好きな具を入れて楽しんでみて欲しい。

今後、色んな店舗で販売されることを祈願すると同時に、今回の問い合わせに快く応じてくれた、ローソンさんと小川屋さんに改めて感謝します。担当者の方々ありがとうございました！

参考リンク：小川屋、ローソンストア100

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